どうも、け。です。
ストーカーで戦闘狂でヘリコプターな「ツバキ」の「キャラクターとしての紹介」と「使い方の解説」をしていこうと思います。
この記事でツバキちゃんのことをよく知って、重ための女の子の感情に押し潰されないように対策していきましょう。
「キャラクターとしての紹介」にはストーリーのネタバレが含まれるのでご注意ください。(Ver1.4最新まで)
「ツバキ」のストーリーからキャラ性能まで全部解説! リナシータが来る前にツバキちゃんのこと全部知っておきたい人へ(キャラクター考察/評価・性能解説/スキル優先度/武器・音骸/PT編成)
ツバキのキャラクターとしての紹介(ネタバレ注意)
まず、ツバキのキャラクターとしての紹介です。
ツバキを簡潔に言い表すと……みなさんご存じの通り「ストーカーで戦闘狂」です。
鳴潮のメインストーリーの序盤の時点で漂泊者のことをストーキングしている様子がちらちらと映っていて、
「この子、もしかして漂泊者のこと好きなのかな? ふふ、可愛いなあ」と僕たちを油断させておいて、実際に目があったら「こんにちは」もなしに襲いかかってきました。
身の危険を感じさせる言動と、漂泊者に対する重たい感情がたくさんのお紳士たちに、そして明らかに布面積足りてないビジュアルが肋骨警察の方々に突き刺さり、Ver1.0からプレイアブルキャラとしての実装が期待されていましたね。
キャラクターPVでも「病院が来い」という感じの危険……を通り越してホラーな女の子としてが描かれていますし、
「大切なもの」の1つが自分の体から生み出した植物を掘って作った漂泊者人形なんていう……
「僕のお顔をお食べ」のアンパンマンを見て育った子供が泣いちゃう狂気的執着心を見せつけてきています。
ツバキが漂泊者に執着する理由ですが、意外にも単純明快で「好き好き大好き超愛してる」からという理由がキャラクターストーリーで描かれています。
メインストーリーで「黒海岸」は、漂泊者が過去に設立した組織であることが判明しましたね。
とある村で暮らしていたツバキは、村が残像の襲撃にあったとき「黒海岸」に命を救われて、そのことがきっかけで漂泊者のストーカー……ではなく、「黒海岸」の一員となります。
しかし、世界を救うことを目的として活動する「黒海岸」ですが、どう頑張っても世界が救う方法が見つかりませんでした。
そのため、漂泊者は自分の記憶を抹消し、自分にまつわる記録の多くを消去し、自分自身が「変数」となって各地を放浪し、世界を救う術を探すという手段を取ることにしました。
そうなると困るのが漂泊者のことを「好き好き大好き超愛してる」なツバキです。
当然ながら、ツバキにとって漂泊者が自分の元からいなくなるというのは受け入れられない現実でした。
ただでさえ「オーバークロック(=力の暴走)」しやすかったツバキは、漂泊者を失ったことでより不安定になって、このままでは身も心も壊れてしまいかねない状態になってしまっていました。
そのため、ツバキは記憶を失うことで「漂泊者との再会」に備えることにしました。
どうしてツバキは記憶を失うという決断をしたのか……ですが、ツバキは「感情」が共鳴能力に大きな影響を与えるためです。(共鳴者全般に言える可能性はある)
ツバキのキャラクターストーリーで、様々な世界の可能性……つまり、パラレルワールド?のツバキを見ることができますが、あるときは心優しそうな女の子として現れ、
あるときは僕たちがよく知っている戦闘狂のツバキとして現れ、
そして、あるときはオーバークロックして命を落としてしまった様子が描かれています。
見た目の印象でしかありませんが、心優しそうなツバキはあまり強そうには見えず、一方でオーバークロックして命を落としたツバキは明らかに共鳴能力を使いこなせてはいません。
このツバキの「力の大きさ」は、ツバキが暮らしていた村の生き残りの数に反比例していて、心優しそうなツバキの世界では「みんな無事だった」ようですが、戦闘狂のツバキの世界では「助けられた人もいたけど、全員は助からなかった」みたいです。
そして、オーバークロックして命を落としたツバキの世界では、漂泊者が首を振っていることから「誰も助からなかった」のでしょう。
つまり、「助けられなかった」という後悔がツバキの共鳴能力を大きくしている……と想像できます。
ツバキは冷酷な少女として描かれていますが、元々は人の命を軽んじない心優しい女の子だったのかもしれませんね。
感情が力の暴走に関わってしまうツバキにとって「漂泊者がいなくなる」という現実は致命的で、そのせいで力のコントロールができなくなりボロボロになっていくツバキでしたが、一方で漂泊者との再会を強く望んでいました。
漂泊者と再会したときに再び一緒に戦えるように、自分の力を暴走させる感情の元……「記憶」を捨てることをツバキは選択しました。
記憶を失ったあとのツバキは本能のままに生きる獣のような少女となっていましたが、ツバキが望んだ通り漂泊者との再会を果たします。
お互いに記憶を失った状態での再会ですが、「今回」もツバキは漂泊者に強い興味を持ち、みなさんご存じの通りストーリー序盤から漂泊者を追いかけ回しています。
あくまでツバキの主観として語られていることですが、ツバキと漂泊者は敵であれ味方であれ他人であれ、必ず出会う運命にあるようです。
記憶が失われた程度ではその運命が狂うことはないようで、なんていうかツバキは魂の形がストーカーなんだな……じゃなくて、漂泊者のことが本当に大好きなんだな♡ということが分かりますね。
気になる「謎」としては、ツバキの出自に関することがほとんど不明であることです。
ツバキは今州の人間ではないようですが、漂泊者と出会うきっかけとなった村で暮らすようになったころにはすでに「共鳴者」だったようです。
そして、ツバキの共鳴能力は人為的に発現させられた可能性が示唆されていますが、ツバキは村に訪れる前の過去のことを覚えていない様子でした。
異なる世界線のツバキの話を含めての情報なので、「今回」の世界でも同じことが言えるのかは不明ですが、ツバキは黒海岸のメンバーとなる前から謎多き少女であったことが察せられますね。
ツバキの出自については、もしかすると今後のストーリーで語られるかもしれません。
あと、これはちょっと失礼な疑問だとは思うのですが……
漂泊者と最初に出会ってからそれなりに色々あったあとに漂泊者は自分の記憶を消して黒海岸を去ることになって、それからずいぶんと時間が経ってから漂泊者とツバキは再会したわけですが
ツバキちゃんっていったい何歳なんでしょうka
ひぇ
ツバキのキャラクター性能
そんなツバキは消滅属性のメインアタッカーで、通常攻撃を主力に戦うキャラクターです。
このぐるぐるも
このヒップドロップ?も通常攻撃ダメージ扱いの攻撃ですね。
バフを無視したスキル倍率のみでの比較ですが、このようにツバキの出す火力の70%程度が通常攻撃ダメージ扱いの攻撃となっています。
そのため、通常攻撃ダメージブーストができる「散華」との相性が良いですね。
散華は初心者イベントで無料配布される星4キャラクターで、とても優秀なサブアタッカー・サポーターです。
その散華と組んでおけばとりあえず間違いはないので、ツバキPTの1枠は散華にしておきましょう。
攻撃範囲が広く、瞬間火力も高い
ツバキは共鳴スキル使用後の「赤ツバキ」モードの攻撃範囲が広く、対集団戦もこなせる性能をしています。
一方で通常モードの「白ツバキ」は小回りの利く攻撃性能なので、単体ボス戦をそつなくこなせます。
ツバキは対集団戦と単体戦のどちらにも対応できるキャラクターと言えますね。
さらに協奏エネルギーMAXのときに使用できる強化共鳴スキル「一日花」の倍率が非常に高く、瞬間火力にも優れています。
協奏エネルギーというのはHPバーの左横にある丸いアイコンで、変奏スキル・終奏スキルといった「キャラクター交代スキル」に使用するエネルギーのことですね。
ツバキはこの「キャラクター交代スキルに必要なエネルギー」を自分のために使って戦い続ける……というVer1.4現在では唯一の戦闘デザインとなっています。
「一日花」のあとのツバキは強力な強化状態に入ることができます。
この「一日花」からの強化状態がツバキの火力のピークですが、強化状態以外のときの火力もそこそこ高いので「息切れ」しづらく継戦能力は高めです。
こんな感じにツバキは対集団戦も単体戦もできて、瞬間火力を出せて継戦能力も高めなので、普段使いから高難易度まで戦える器用なアタッカーと言えるでしょう。
操作がとても簡単
ツバキは攻撃のヒット数がとても多いので、ボタン連打が多くて大変そう……と思われるかもしれませんが、ご安心ください。
ツバキの通常攻撃はボタンを長押ししていれば次の攻撃に勝手に派生してくれますし、ぐるぐる攻撃も維持してくれるという
腱鞘炎になりがちないつも勉強を頑張ってる学生のみなさん、お仕事を頑張ってるパパとママに優しい設計となっています。
なので、「ボタン入力」という点だけで見ればツバキの操作はとっても簡単です。
また、通常攻撃のぐるぐるには固有スキルの効果である程度の中断耐性(仰け反りづらさ)があるので、敵の攻撃を受けながら戦い続けることもできます。
さらにぐるぐるにはパリィの判定があるので、パリィが取りやすいのもツバキの良いところですね。
ただ、ツバキにはダメージを軽減する要素がありませんし、鳴潮の敵の攻撃はちゃんと痛いので、回避が必要な場面ではしっかり回避しましょう。
変奏スキルでの入場はほぼ必須
ツバキは変奏スキルで入場することで「赤い椿・蕾」という固有スタックを獲得できるようになります。
この「蕾」のスタック数はHPバーの上で確認できますが、協奏エネルギーMAXのときに発動できる「一日花」のあとの強化状態のスキル倍率の上昇値は、「蕾」のスタック数が多いほどアップします。
最大10スタックで倍率100%アップ……つまり火力2倍です。
そのため、ツバキは変奏スキルから戦い始めるのはほぼ必須です。
パーティに協奏エネルギーを溜めるのが得意なキャラクターを入れて、ツバキが変奏スキルを発動しやすい環境を作るようにしましょう。
もし、変奏スキルを発動せず「蕾」を溜められなかった場合、強化状態のときのスキル倍率アップが50%に半減してしまいます。
倍率50%アップでも十分強いですが、メインアタッカーのツバキの強化状態のときの火力が25%低下する……と考えるとその損失の大きさが伝わるかと思います。
さいわいにもツバキの相棒である「散華」が協奏エネルギーを溜めるのがとても得意なキャラクターなので、「散華で協奏エネルギーをMAXにして、ツバキに交代する」ということだけを意識しておけば問題ありません。
「一日花」のあとの強化状態は通常攻撃と共鳴スキルが大幅に強化されます。
なので、
というのがツバキの基本的な動きとなります。
強化状態は15秒経過、もしくは敵を一定回数攻撃すると効果が終了します。
注意点としてはキャラクター交代をすると即座に強化状態が消えてしまうので、「一日花」のあとは強化状態を使い切るまではキャラクター交代をしない方が良いでしょう。
「赤ツバキ」はモードチェンジ
ツバキは共鳴スキル使用で俗に「赤ツバキ」と呼ばれているモードに変身することができます。
「赤ツバキ」は攻撃範囲に優れていて対集団戦を得意とする一方で、移動がしづらいという仕様になっていて、動き回るボスを苦手としています。
これはよくある勘違いなのですが、「赤ツバキ」の状態は普段の「白ツバキ」と比べてスキル倍率が優れているわけではありません。
「敵を殴り続けられるなら赤ツバキの方が白ツバキより若干強いかも…?」くらいで、回避攻撃に関しては「白ツバキ」の方が倍率が高いので、回避を多用する単体ボス戦の場合は「白ツバキ」の方が優れていることもあります。
プレイスタイルや状況にもよりますが「白ツバキ」でも戦う場面も多いので、スキルレベルへの投資は「赤ツバキ」の火力が上がる共鳴スキルだけでなく、「白ツバキ」の火力が上がる基本攻撃手段にもした方が良いでしょう。
プレイヤースキルの介入が少ない
ツバキは「プレイヤースキル」の介入が少ないキャラクターです。
というのも、ツバキには「クイックスワップ」と呼ばれるテクニックが使えるスキルが多いとは言えず、また「一日花」後の強化状態はキャラクター交代をすると効果が消えてしまいます。
そのため、ツバキはクイックスワップを活用しづらい「プレイヤースキル」の介入が少ないキャラクターです。
裏を返すと、ツバキを使う上で難しい知識やテクニックをあまり必要としないということです。
ツバキはとても優秀な配布キャラクター散華との相性が良いので、初心者の人にもおすすめできるアタッカーだと思います。
ツバキの基本的な動き
先ほども簡単に解説しましたが、ツバキの基本的な動きはこんな感じです。
変奏スキルで入場しないと「蕾」のスタックが溜められないので、散華のような協奏エネルギーを溜めるのが早いキャラクターをパーティに1人以上入れて変奏スキルからスタートしましょう。
基本的に通常攻撃ボタンを長押ししっぱなしで良いですが、ときどき長押しが反映されないことがあるので、共鳴スキルや共鳴解放を撃ったあとは念のため通常攻撃ボタンを連打しておいた方が良いかもしれません。
①の段階では、ツバキは「白ツバキ」の通常攻撃や、共鳴スキルで「赤ツバキ」になって戦って協奏エネルギーと固有スタックを溜めます。
共鳴スキルの「赤ツバキ」と通常の「白ツバキ」のどちらで戦うか……ですが、両方で戦います。
というのも、ツバキは共鳴スキルの発動で協奏エネルギーが「7」獲得できます。
そのため、クールタイムごとに共鳴スキルを発動した方が協奏エネルギーを多く回収でき、素早く「一日花」を発動できるようになります。
対集団戦は攻撃範囲の広い「赤ツバキ」の方が戦いやすく、動き回るボスの場合は小回りの利く「白ツバキ」の方が戦いやすいので状況にもよるのですが、共鳴スキルをできるだけ頻繁に発動した方が協奏エネルギー獲得が素早くできることは頭に入れておきましょう。
協奏エネルギーがMAXになると協奏エネルギーを消費して強化共鳴スキル「一日花」を発動できるようになります。
「一日花」発動時に固有スタック「蕾」を消費し、通常攻撃と共鳴スキルが大幅に強化される②の段階に入ります。
②では①のときと動きは変わらず、赤ツバキもしくは白ツバキで戦って、協奏エネルギーがMAXになったらキャラクター交代をして終奏スキルを発動する……というのがツバキの動きの流れです。
共鳴解放の使いどころですが、共鳴解放には火力を出すだけでなく「協奏エネルギーを獲得する」という目的でも活用できるので①の段階で使うのが無難だと思います。
ゲーム内時間が止まる系の共鳴解放で、共鳴解放を使うことがPTバフの持続時間やクリアタイムのロスにはならないのでその点はご安心ください。
パーティ単位での動きとしては、難しいことをしないのであれば一般的なローテーションで問題ありません。
ヒーラーでパーティ全体にバフをかけて、散華の通常攻撃ダメージブーストをツバキに乗せる……という基本の流れですね。
ツバキのあとはヒーラーに戻してバフをかけ直す時間になりますが、敵を倒し切れそうならツバキで戦い続けても良いですし、ツバキ→散華→ツバキという感じに繋げても良いです。
ただ、ヒーラー→散華→ツバキ→散華→ツバキのようにローテーションを回しても「一日花」のクールタイム25秒に引っかかるので、その点は注意してください。
散華の終奏スキルが途中で切れる問題
実際にツバキを動かしていると気づくと思いますが、ツバキは戦っている時間が長めのキャラクターで、②の段階……つまり、強化状態の途中で散華の終奏スキルのバフ、共鳴効率セット(月を窺う軽雲)の攻撃力22.5%などのパーティバフが途切れやすいです。
図で表すとこんな感じですね。
パーティバフが途切れるのが気になる場合、こんな感じに①の段階で固有スタックと協奏エネルギーがある程度(半分~75%)溜まったのを確認してから散華に戻して、改めて散華で協奏エネルギーを溜めてダメージブーストをツバキに乗せる……というふうにすると「一日花」から②の強化状態でパーティバフが途切れずに戦うことができます。
ただ、僕が試した限りではローテーションが複雑になるわりにはたいして強くもないですし安定感もしない(はっきり言って微妙だった)ので、②の途中でパーティバフが途切れてしまうことはあまり気にしなくても良さそうです。
それよりも①の段階で共鳴スキルをこまめに発動したり、敵の攻撃をしっかり回避して回避成功の協奏エネルギー「10」を回収して、準備段階で協奏エネルギーが溜まる速度を上げることを意識した方が良いと思います。
「一日花」のクールタイムは25秒
先ほども少し「一日花のクールタイム25秒」について触れましたが、ツバキの強力な攻撃手段であり、強化状態に入るために必要な「一日花」はクールタイムが25秒と長いです。
「一日花」はツバキの攻撃の中で最も倍率が高く、また通常攻撃ダメージ扱いの攻撃のため通常攻撃を重視するツバキのステータスを乗せやすいです。
ただ、クールタイムが長いという理由から連発することはできず、協奏エネルギーを頑張ってMAXにしても「一日花」がクールタイムで発動できない……という状況が生まれます。
また、ツバキが強化状態になれるのは「一日花」の使用後なので、「一日花」がクールタイムの間は強化状態になれません。
強化状態以外のツバキもそこそこ強いですが、ツバキが「最も火力が高い状態」になれる時間は限られている……ということですね。
「一日花」がクールタイムなのにツバキの協奏エネルギーがMAXになってしまうとクールタイムが空けるのを待つ必要があり、待っている時間だけPTバフの持続時間を無駄に消費してしまうので、パーティ単位で「一日花」のクールタイムを意識してローテーションを組む必要があります。
ただ、散華やヴェリーナのような協奏エネルギー獲得スピードが特別早いキャラクターをパーティに採用したとしても、1~2秒程度「一日花」のクールタイムを待つ状況がときどきあるくらいで、そこまで大きな火力の損失に繋がるケースは僕が試した限りでは見つかりませんでした。
なので、厳密なタイムアタックに挑戦している人以外はあまり気にしなくても良さそうです。
それにだいたいの場面ではツバキで強化状態を使い切ったらヒーラーに戻して、1からまたローテーションを開始すればいい感じになるように設計されています。
「ツバキで無理に戦い続けようとしても『一日花』のクールタイムに引っかかっちゃうから、ヒーラーとか散華のバフをかけ直す時間を作った方がいいよ」ということだけ抑えていただければそれで大丈夫です。
ツバキのスキル優先度
ツバキのスキル優先度はこんな感じです。
共鳴スキル版の通常攻撃(赤ツバキ)は共鳴スキルのレベルに依存します。
そして、普通のツバキの通常攻撃(白ツバキ)は基本攻撃手段のレベルに依存します。
赤ツバキだけで戦い続けることもできますが、「基本的な動き」で解説した通り、ツバキの協奏エネルギー獲得スピードを優先する戦い方をする場合は、赤ツバキと白ツバキを共鳴スキルのクールタイムごとに切り替えながら戦うことになります。
そのため、共鳴スキルと基本攻撃手段の両方のスキルレベルを上げておくのが無難だと思います。
強化共鳴スキル「一日花」のスキルレベルは共鳴回路のスキルレベルに依存します。
「一日花」は通常攻撃ダメージ扱いなので散華の通常攻撃ダメージブーストももちろん乗って火力を伸ばしやすいのでこちらにもしっかり投資したいですね。
固有スキルはコストが安めで効果も大きいのでどちらも解放しておきましょう。
共鳴解放は通常攻撃ダメージ扱いではないため、散華の通常攻撃ダメージブーストが乗りませんし、ツバキが優先的に確保する通常攻撃ダメージアップも乗りません。
ただ、倍率はとても高いので次点で投資したいきたいです。
ステータスボーナスは主力の攻撃と比べるとやや優先度は落ちますが、全て開放すると10%前後の火力アップが期待できるのでこちらもしっかり開放しておきましょう。
こんな感じに、ツバキはスキルの育成がちょっと大変です。
たいていのキャラクターがレベルを上げる必要のあるスキルが2~3つなので、4つ上げるツバキは「重たい女の子」と言えます。
ツバキのおすすめ武器
アタッカーであるツバキは火力が出せる攻撃的な武器を装備しましょう。
モチーフ武器である「春裁ち」は最大で通常攻撃ダメージ70%を確保できるので、ツバキにとって非常に強力な武器です。
限定武器ガチャを回す余裕がある人は「春裁ち」を入手しましょう。
恒常星5武器である「千古の湖水」もとても優秀なので、武器ガチャを回す余裕がない人はユニオンレベル45達成や恒常武器ガチャで「千古の湖水」を手に入れましょう。
また、長離のモチーフ武器「赫く燃ゆる流光」も同様に優秀です。
ツバキは共鳴スキル扱いの攻撃を持っていませんが、武器のステータスと武器スキルの攻撃力12%は活用できます。
ただ、武器ステータスがクリティカルダメージなので、ステータスボーナスがクリティカルダメージのツバキにとっては「春裁ち」や「千古の湖水」よりもクリティカルステータスのバランスが悪くなりやすく、期待値的に考えると「千古の湖水」よりも若干劣る性能となっています。
星4武器はガチャなどで手に入る「決死の一人戦」「永遠を砕く重力崩壊」、イベント武器「心の錨」、ラジオ武器「万象変遷」が選択肢に挙がります。
ただし、鳴潮はゲームを続けていると星5武器が自然と手に入るゲームなので、星4武器は星5武器までの「繋ぎ」の立ち位置です。
星4武器の中で試行錯誤して育成リソースを無駄に消費してしまうのはもったいないので、限定武器ガチャを回す予定のない人でも「千古の湖水」を目標にユニオンレベル45達成や恒常武器ガチャの天井をコツコツ目指しましょう。
ツバキのおすすめ音骸セット
ツバキの音骸は消滅ダメージセット(二度と輝かない沈日)がおすすめです。
メイン音骸は「無妄者」と「無冠者」がありますが、こちらに関してはどちらでも良いです。
「無妄者」の音骸スキルはツバキでキャラクター交代する前に発動しておけば、ツバキが退場したあとも攻撃を継続してくれます。
なので、使いどころが分かりやすく扱いやすいのが特徴ですね。
「無冠者」の音骸スキルは発動した瞬間に消滅ダメージ12%のバフを獲得できます。
消滅ダメージ12%のバフで、ツバキの火力がおおよそ3.5~4%前後アップするので悪くない効果です。
なのですが、音骸スキルの攻撃自体はあまり強くなくて、ときどきどこかにすっ飛んでいく挙動を取るので、「無冠者」の音骸スキルは回避などでキャンセルしてバフ目的の運用がおすすめです。
ただ、回避でキャンセルすると回避モーションのせいでツバキが攻撃できない時間が少し生まれます。
また、ツバキが空中に放り出されるので、空中で発動できる共鳴スキルがクールタイムだと空中に対空している時間もまたロスになりやすいです。
もちろん神経質になるほど大きなロスではないのですが、1秒を気にする上級者はキャラクター交代で「無冠者」の音骸スキルをキャンセルするというテクニックを活用しています。
散華からツバキに交代する直前にツバキをちょっとだけ出して「無冠者」の音骸スキルだけ発動してすぐにキャラクター交代をするという感じの動きをするのですが、ローテーションが普通よりもちょっと複雑になります。
「え、何か大変そう……」って感じた方は「無妄者」がおすすめです。
ちなみに僕は難しいこと考えたくないおじいちゃん……僕がもしツバキちゃんの面接を受けたら「短絡的」とか「容量が悪い」って言われちゃう感じなので、「無妄者」を使ってます。
攻撃力%セット「絶えない余韻」
ツバキがモチーフ武器「春裁ち」のような通常攻撃ダメージアップを大量に獲得できる武器を装備している場合は、
攻撃力%セットである「絶えない余韻」も選択肢に挙がります。
消滅ダメージセットと比較してもほぼ互角かちょっと劣る程度です。
ただ、わざわざ「絶えない余韻」の音骸セットをツバキのために用意するメリットはないので、「他のキャラクターで揃えていたら使い回す」くらいのおすすめ度合いです。
基本的には消滅ダメージセット(沈日)を厳選しましょう。
ツバキのおすすめ音骸ステータス
ツバキのおすすめの音骸ステータスはこんな感じです。
ダメージ計算の表を見てもらえると分かりやすいですが、
基本的にコスト3音骸は消滅ダメージがおすすめです。
モチーフ武器「春裁ち」を装備する場合はコスト3音骸を攻撃力%にしても良いですが、攻撃力%が増えるごとに共鳴解放・終奏スキル・音骸スキルの火力が低下していきます。
「春裁ち」を装備する場合でも、コスト3音骸で攻撃力%を選ぶのは1か所にしておいた方が良さそうですね。
コスト44111のクリティカル特化も「春裁ち」を装備する場合は悪くはないですが、同じく共鳴解放・終奏スキル・音骸スキルの火力が低下するので、総合的に見るとコスト43311の方が強いです。
どうしてもコスト3音骸の厳選が上手く行かなかったときの「妥協」と考えましょう。
サブステータスはクリティカル・クリティカルダメージを最優先に確保し、次点で攻撃力%と通常攻撃ダメージアップを確保してください。
共鳴効率は厳選して確保する必要はありません。
ツバキの共鳴解放は火力が高く、協奏エネルギーを溜めるためにも重要ではありますが、クールタイムが25秒と他のキャラクターよりも長く設定されているので、共鳴効率をたくさん確保してもクールタイムに引っかかりやすいです。
ツバキのおすすめ凸
一般人ラインの1凸と2凸だけ見ておきましょう。
鳴潮は基本的に凸よりもモチーフ武器の確保が最優先なので、まずは「春裁ち」の入手を優先しましょう。
1凸
変奏スキルにクリティカルダメージ28%の自己バフが追加されます。
元のステータスにもよりますが、おおよそ火力10%前後アップですね。
また、強化共鳴スキルである「一日花」が敵の攻撃で中断されなくなります。
2凸
強化共鳴スキルである「一日花」の倍率が2.2倍になります。
ローテーションのスキル倍率のみで比較した場合、おおよそ火力20%前後アップです。(通常攻撃ダメージのバフが乗るから実際はもう少し伸びそう)
優秀な凸効果なので、ストアの珊瑚でツバキの凸素材が購入できる人は目指しても良いかもしれませんね。
ツバキのPT編成
ここまでツバキの相棒を「散華」であることを前提としてお話してきましたが、基本的には「散華かそれ以外か」というくらいに散華が優秀です。
ツバキ・散華・ヒーラーという編成がおすすめです。
消滅ダメージブーストができる丹瑾も試してみましたが、
僕の人力測定によるとおおよそ10%程度のPT単位での火力低下となりました。
丹瑾は「代用」の範囲には収まりますが、散華は全ての人が配布キャラクターとして入手できるので、散華を選ばない選択肢はないと思います。
散華の装備ですが、散華が無凸~4凸の場合の武器は「行進オーバーチュア」、散華が5凸~完凸の場合は5凸効果により追加の協奏エネルギー獲得ができるので「千古の湖水」など火力が出る武器がおすすめです。
音骸セットは「月を窺う軽雲」を装備してもらって、ツバキに攻撃力22.5%のバフをかけてあげられるようにしましょう。
ヒーラーはショアキーパーもしくはヴェリーナがおすすめです。(人手が足りてないてきは白芷でもOK)
操作が簡単でPTが組みやすい優等生なアタッカー
というわけで、ツバキの解説でした。
Ver1.0にお披露目されたキャラクターでしたが、待望の実装でしたね。
ツバキの強さ的な話ですが、かなり強い方なんじゃないかなと思います。
その上で対集団戦、単体ボス戦のどちらもできて、普段使いもできる性能なのが良いですね。
配布キャラクターである散華と相性の良いキャラクターなので初心者の人やツバキのために鳴潮に復帰した人でもパーティを組みやすいのもおすすめポイントの1つです。
この記事を見てツバキちゃんに興味を持った人はぜひツバキちゃんをお迎えして、彼女の重たい感情を感じてあげてくださいね。
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