【鳴潮】サブアタッカーの音骸セットはサポート?火力? おすすめは「軽雲」だけどPTやキャラによっては火力セットでもOK コスパを考えると共鳴効率セットを1人分用意しておきたいね

鳴潮

どうも、け。です。

散華や秧秧みたいな「サブアタッカー・サポーター」の音骸を共鳴効率セットにするか属性ダメージセットにするか悩みますよね。

サブアタッカー・サポーターにはしっかり火力が出せるキャラクターもいますが、主な役割はメインアタッカーをサポートすることです。

そのため、僕はサポートができる共鳴効率セットである「月を窺う軽雲」にすることが多いのですが、火力が出せる属性ダメージセットにしている人もいると思います。

実際のところ共鳴効率セットと属性ダメージセットはどちらが良いのでしょうか?

気になったので、主にダメージ計算で検証してみました。

 

サブアタッカーの音骸セットはサポート?火力? おすすめは「軽雲」だけどPTやキャラによっては火力セットでもOK コスパを考えると共鳴効率セットを1人分用意しておきたいね【鳴潮】

Ver1.3現在、鳴潮の音骸セットにはサポート用とアタッカー用の2種類があります。

サポート用の音骸セットには、共鳴効率セットの「月を窺う軽雲」と、回復効果セットの「喧噪に隠す回光」があります。

共鳴効率セット(月を窺う軽雲)は終奏スキルキャラ交代スキルを発動したとき、次に出場するキャラクターに攻撃力22.5%アップのサポートができます。※終奏スキル:キャラ交代スキル

また、メイン音骸もサポート向けのものになっています。

一方で、自分自身を強化するステータスは共鳴効率+10%だけなので自分の火力を伸ばすことはできません。

回復効果セット(喧噪に隠す回光)は基本的にはHP回復ができるキャラクター専用でヴェリーナやショアキーパーなどが装備することになります。

 

アタッカー用の音骸セットには、各属性ダメージアップを獲得できる属性ダメージセット、攻撃力%アップと終奏スキルダメージアップを獲得できる「絶えない余韻」セットがあります。

属性によってセット効果の発動条件は異なりますが、どのセットも2セット効果と5セット効果の合計で属性ダメージ40%アップが獲得できるようになっています。

攻撃力%セットの「絶えない余韻」は汎用性はありますがフィールドに長く留まるアタッカー向けのセットで、出場時間が短いサブアタッカーにはやや不向きです。

 

共鳴効率セット(軽雲)と属性ダメージセットをダメージ計算で比較

散華・秧秧などの「火力も出せるけどメインアタッカーをサポートするのが仕事」のサブアタッカー・サポーターは、共鳴効率セットでアタッカーをサポートするか、属性ダメージセットで自身の火力を伸ばすかを選択する必要があります。

ダメージ計算で共鳴効率セット(軽雲)と属性ダメージセットを比較してみようと思います。

 

サンプルはサブアタッカーは散華・秧秧・丹瑾、サポート対象のメインアタッカーは長離・アンコ・相里要で、星4キャラクターは完凸、星5アタッカーは無凸とします。

装備などの条件は以下の通りです。

音骸厳選はクリティカル・クリティカルダメージを最優先に確保しつつ攻撃力%・ダメージアップを数か所確保できたと想定しています。

また、武器は星5武器で計算しています。

星4武器を装備する場合は基礎攻撃力が低くなるので、攻撃力%の恩恵がやや小さくなりますが、計算結果に大きな乖離は生まれません。(1~2%程度の変化)

 

パーティはメインアタッカー/サブアタッカー/ヒーラーという編成です。

ヒーラーにヴェリーナとショアキーパーのどちらを採用するかで攻撃力%バフの価値がいくらか変わりますが、今回はヴェリーナを採用した場合で計算しています。

パーティにショアキーパーを採用する場合はバフで獲得できる攻撃力%がヴェリーナと比べて少なくなるので、共鳴効率セットで獲得できるパーティバフの価値が微差ではありますが高くなります。(0.5~0.7%前後の差)

 

アタッカーを1.1倍前後強くするか、サブアタッカーを1.2倍前後強くするか

では、計算結果を見ていきます。

サブアタッカーが共鳴効率セットを選択した場合、共鳴効率セットの攻撃力22.5%とメイン音骸「無情のサギ」「鳴鐘の亀」の音骸スキルのサポートで、アタッカーの火力を11~12.5%前後伸ばすことができます

 

一方で、サブアタッカーが属性ダメージセットを装備した場合サブアタッカーの火力が15~25%前後伸ばせます

調律ランク5の星4武器から調律ランク1の星5武器に乗り換えると火力15~20%前後のアップなので、それくらいの差と考えると体感できるくらいの大きな火力アップです。

ちなみに数値にぶれがあるのは丹瑾とか秧秧のような凸効果などでダメージアップ効果を大量に獲得できるキャラクターは属性ダメージセットの恩恵がやや小さくなるためです。

逆にダメージアップ系のステータスをあまり持っていないキャラクターは伸びが良くなります。

吟霖をサブアタッカーの枠組みに入れていいのか微妙なラインですが、吟霖はダメージアップ系のステータスを多く持っていないので共鳴効率セットと属性ダメージセットの火力差が25%前後あります。

 

さて、これらのダメージ計算の結果を踏まえると、「サブアタッカーが共鳴効率セットと属性ダメージセットのどちらを装備するか」という選択は、

『共鳴効率セットでアタッカーの火力を11~12.5%前後伸ばすか、それとも属性ダメージセットでサブアタッカーの火力を15~25%前後伸ばすか』

という選択に置き換えることができます。

 

基本的には共鳴効率セットがおすすめ

サブアタッカーには共鳴効率セットと属性ダメージセットのどちらがおすすめか……という話ですが、個人的な意見としては「どちらでもいいけど無難な選択は共鳴効率セット」だと考えています。

火力アップの数値だけ見たら「属性ダメージセットの方が数字が大きい!」となりますが、パーティ単位での火力を考えると最も火力を出しているのはメインアタッカーです

 

例えば、アンコ・散華というパーティで、メインアタッカーのアンコが「90」、サブアタッカーの散華が「10」の火力を出すとします。

散華が共鳴効率セットを装備すればアンコの火力は「99」になり、パーティ全体の火力は「109」となります。

一方で、散華が属性ダメージセットを装備した場合はアンコの火力は「90」のまま、散華の火力が「12」になります。

パーティ全体では「102」なので、共鳴効率セットのときよりもパーティ単位での火力は落ちてしまいました

 

ただ、サブアタッカーの火力の割合が高い場合は状況が異なります。

例えば、メインアタッカーの消滅漂泊者が「70」、サブアタッカーの丹瑾が「30」の火力を出すパーティがあるとします。

この場合、丹瑾が共鳴効率セットを装備する場合のパーティ全体の火力は「107」

丹瑾が属性ダメージセットを装備する場合のパーティ全体の火力は「106」と大きな差がありません。

こういうケースでは「どちらでもいい」と言えますね。

 

メインアタッカーとサブアタッカーがどれくらい火力を出しているか……はパーティ編成にも寄りますし、キャラクターの育成状況や凸状況、どれくらいクイックスワップのテクニックをローテーションに組み込んでいるか人によって異なるので「絶対にこれ」とは言うことは難しいです。

ただ、メインアタッカーとサブアタッカーがはっきりしているパーティではサブアタッカーに共鳴効率セットを装備してもらうのが良いと思います。

 

共鳴効率セットは使い回せるのも強み

僕がサブアタッカーに共鳴効率セットを装備してもらうのが「無難」だと考える理由ですが、同じ音骸セット2人分厳選するのが大変というのが理由のもう1つです。

パーティ編成やキャラクターによっては、サブアタッカーが同属性のメインアタッカーをサポートする……という状況が生まれます。

サブアタッカーに属性ダメージセットを装備させたい場合、同じ音骸セットを2つ用意しないといけません

一方で、共鳴効率セットはコスト3の「●●属性ダメージ」以外の3か所は複数のキャラクターで使い回すことができます

そのため、1人分の共鳴効率セットを用意してしまえば、他のサブアタッカーを使うときは「●●属性ダメージ」を2つ用意するだけで済みますね。

コストパフォーマンスの観点でも、「サブアタッカーには共鳴効率セット」をおすすめしたいです。

 

ダブルアタッカー編成の場合は属性ダメージセットを2人分用意したい

一方で、長離・アンコのようなダブルアタッカー編成を組む場合は両方とも属性ダメージセットの方が良いと思います。

長離は終奏スキルで焦熱ダメージブーストができるのでアンコのサポートができますが、長離自身もしっかり火力を出せるメインアタッカーです。

僕の人力シミュレーションでは正確なダメージの比率は算出することはできませんが、長離が「20」でアンコ「80」ということは絶対にないので、長離とアンコの両方に焦熱属性ダメージのセットを用意してあげたいですね。

音骸セットを2人分用意するのは大変ですけども……。

 

「普段使い」なら属性ダメージセットも十分あり

というわけで、「サブアタッカーには共鳴効率セットと属性ダメージセットのどちらが良いの」というお話でした。

今回のお話はサブアタッカー→メインアタッカーというローテーションを行う「ちゃんとした戦闘」の場合のお話です。

探索や音骸集めといった目の前の敵を倒す「普段使い」に関してはサブアタッカー1人の火力で倒し切れてしまうこともあるので、属性ダメージセットで「確殺ライン」を上げるというのも十分ありな選択肢だと思います。

この記事がキャラクターの育成やコンテンツの攻略の参考になっていただけていたら嬉しいです。

コメント

  1. 匿名 より:

    以前予告のあった音骸プリセット機能も1.4の次とかのそう遠くない未来に来るでしょうし
    率ダメついてる汎用性高いものを1種類につき1個ずつ作っておくといいかもしれませんね
    率ダメだけならそんなに地獄の厳選でもないですし(?)

    まぁ2.0とかそういう大型アプデのタイミングで新しいセット効果やボス音骸がモリッと追加される可能性もあるので
    現状微妙なセット効果やボス音骸の厳選は程々にしておくのが無難そうではありますが
    (余韻とか雷ボス音骸とか)

    • け。(しゃかもと) け。(しゃかもと) より:

      コメントありがとうございます!
      プリセットは早く来て欲しいですよね~。
      おっしゃる通り予告はされているみたいなので、気を長くして待とうと思います。
      率ダメはぎりぎり地獄の入り口なので、頑張りたいところです。
      チュナァ…が足りなくてなかなか各セット揃えられていませんががががが。

      余韻は終奏スキルつよつよなアタッカーが実装されたら面白そうですが、現状はアボミネーションが使いやすい以外のメリットがないですからね~。
      ボス音骸は気動もお猿さん以外の選択肢が……早く欲しいです。

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