どうも、け。 です。
Ver2.0で実装された凝縮アタッカー「カルロッタ」の解説をしていきます。
この記事でカルロッタのことをよく知って、宝石を気持ち良く叩き割れるお紳士・お淑女を目指していきましょう。
超火力アタッカー「カルロッタ」解説!性能盛り盛りお嬢様で初心者にもおすすめ!
カルロッタの簡単な紹介
カルロッタは凝縮属性の拳銃キャラクターで、近・中距離の戦闘を得意とするアタッカーです。
攻撃の多くが自動で敵を狙ってくれますし、敵に向かって急接近することができるので、キャラクターと敵の位置取りを気にすることなく安定してダメージを稼ぐのが得意です。
また、敵の動きを強制的に止める能力を持っているので、安全に立ち回る時間を稼ぐこともできます。
操作自体は非常に簡単で扱いやすく、拳銃キャラクターでありながらパリィもできるので鳴潮を始めたばかりの初心者の方にもおすすめできるアタッカーだと思います。(狙ってパリィを取るのは少し難しめかも?)
カルロッタの特徴として、攻撃の多くが共鳴スキルダメージ扱いとなっています。
そのため共鳴スキルダメージアップを大量に獲得できる音骸セット「フロステッド・ハート」とのシナジーが高く、また共鳴スキルダメージブーストができる「折枝」などのキャラクターと相性が良いですね。
共鳴解放がとても強力なキャラクター
カルロッタの最も強力な攻撃手段は共鳴解放です。
共鳴解放発動後、カルロッタは自己強化状態に入り、通常攻撃ボタン(もしくは共鳴解放ボタン)が特殊な攻撃方法に変化します。
マスケットを4回撃ったあと、締めの一撃でさらに大ダメージを狙うことができます。
共鳴解放は元々の倍率が高いですが、共鳴回路のゲージがMAXになると共鳴解放の倍率が1.8倍になる「幕を開く者」という自己バフを自動で獲得します。
なので、共鳴回路のゲージをMAXにしてから共鳴解放を撃つことを意識するようにしてください。
この自己バフ「幕を開く者」は共鳴解放を発動するまではキャラクター交代や時間経過で消えることはありません。
ただし、共鳴解放中にキャラクター交代をすると「幕を開く者」が消えてしまうので、共鳴解放を発動したら撃ち切るまでキャラクター交代をしないようにしましょう。
カルロッタは共鳴スキルや共鳴回路のゲージがMAXになったときに発動できる特殊重撃も強力ですが、火力を伸ばしていく上では共鳴解放を回すことが最も重要です。
共鳴解放をコンスタントに発動できるように、カルロッタで共鳴効率を120%前後確保したり、折枝や秧秧といった共鳴エネルギーサポートができるキャラクターをパーティに採用するようにしましょう。
集団戦がやや苦手
カルロッタはボスなどの単体相手には強力なアタッカーですが、攻撃範囲はあまり広くなく集団戦をやや苦手としています。
固い敵が複数登場する場面ではカルロッタ1人では敵を処理しきれないので、集団戦が求められるコンテンツではパーティに範囲攻撃を得意とするキャラクターを入れておくことをおすすめします。
カルロッタの基本的な動き
カルロッタのスキル説明は「鳴潮語」がたくさんで非常にややこしいですが、要約すると「共鳴回路のゲージをMAXまで溜めて、特殊重撃を撃って共鳴解放をぶっ放す」です。
共鳴回路は通常攻撃・重撃・共鳴スキル・変奏スキルなどで溜めることができますが、カルロッタの通常攻撃と重撃は弱くはないですが強くもありません。
なので、基本的には共鳴スキルと変奏スキルで共鳴回路のゲージを溜めていきます。
カルロッタのスキルローテーション
カルロッタのスキルローテーションはこんな感じです。
無凸カルロッタの場合、カルロッタで戦い始める前に、あらかじめ共鳴スキルを2回撃っておかないと共鳴回路のゲージをMAXにするのに苦労します。
通常攻撃や普通の重撃で溜めることもできますが、時間がかかるのでパーティバフが消えてしまいます。
そのため、ローテーションを開始する前にカルロッタで共鳴スキルを2回撃っておきましょう。
(実演 03:49~)
カルロッタの細かいテクニック
カルロッタの攻撃のいくつかはカルロッタの攻撃が継続中にキャラクター交代をしても、カルロッタが攻撃をそのまま続けてくれます。
鳴潮ユーザーの間で「クイックスワップ」「スワップキャンセル」と呼ばれているテクニックですね。
共鳴スキルの2回目の直後にキャラクター交代をすると、次のキャラクターが地上にいる状態でカルロッタが攻撃を継続してくれます。
このとき、カルロッタは共鳴回路のゲージも溜めてくれるので、初動のローテーションをスムーズに行うためにおすすめのテクニックです。
キャラクター交代が遅いと次のキャラクターが空中にいる状態になってしまう点は注意してください。
難しく感じるようであれば共鳴スキル2回目のあとに空中攻撃まで入力してしまって大丈夫です。
また、カルロッタの適性音骸である「フロステッド・ハート」のメイン音骸の「ゼノコロッサス」は空中で発動できる上に、発動したあとは他のキャラクターに交代しても攻撃を継続してくれます。
共鳴回路のゲージがMAXのときに使える特殊重撃も、キャラクター交代をしても攻撃を継続してくれます。
ただ、そのまま共鳴解放に繋げることがほとんどなので、カルロッタ+長離のようなクイックスワップを重視したパーティのとき以外ではあまり使わないかもしれません。
実用性はありますが、共鳴解放を温存するしたい場面や、おしゃれなローテーションを構築したい人向けですね。
カルロッタの細かい仕様について(知らなくても問題ない)
スキルローテーションを抑えておけばこれから説明する内容は知らなくてもカルロッタを問題なく使えますが、一応カルロッタの細かい仕様について解説します。
カルロッタの共鳴回路のゲージの真ん中の宝石ですが、これは「特殊重撃が撃てるかどうか」を教えてくれています。(特殊重撃には22秒のクールタイムがある)
宝石が赤く光っていると「特殊重撃が撃てるよ」ということなので、赤く光っているときに特殊重撃を使いましょう。
基本的に意識しなくて良いですが、散華・ヴェリーナのようにローテーションが早いパーティの場合、ゲージがMAXになっているのに宝石が赤く光っていないことがあります。(たまに)
続いて「モルダブルプリズム」ですが、カルロッタの横に表示されるマークのことですね。
通常攻撃2段目、重撃、共鳴スキル1回目、変奏スキル、回避成功などで獲得でき、これを通常攻撃や共鳴スキル2回目などで消費することで共鳴回路のゲージが溜められる……のですが、特に意識しなくてもスキルローテーションを参考に戦っていれば問題ありません。
「モルダブルプリズム」を消費するマスケット攻撃には、敵の攻撃をパリィする能力付与されることは一応頭に入れておいても良いかもしれませんね。
カルロッタのスキル優先度
カルロッタのスキル優先度はこんな感じです。
カルロッタの最も強力な攻撃手段は共鳴解放なので、共鳴解放にしっかり投資しましょう。
固有スキルは2段目の「芸術至上」が特に重要で、「解離」効果を敵に付与する手段が増えます。
カルロッタは「解離」状態の敵の防御力18%無視する能力を持っているので、必ず開放するようにしましょう。
共鳴スキルは使用頻度が高く、倍率も優秀なのでこちらも優先的に上げておきましょう。
共鳴回路はゲージを消費する特殊重撃の倍率に影響します。
使用頻度は高くありませんが、優秀な攻撃手段なので次点で投資したいですね。
基本攻撃は、カルロッタは通常攻撃・重撃を使わないので立ち回ることもできるのであまり投資しなくても良いですが、使う場面がまったくないわけではないので余裕があるときに上げておきたいですね。
ステータスボーナスは確実にキャラクターのステータスを上昇させることができるので、共鳴解放・固有スキル・共鳴スキル・共鳴回路を伸ばしたあとに開放するようにしましょう。
全て開放すると10%程度の火力上昇が見込めます。
カルロッタの武器
カルロッタの武器についてですが、各武器のダメージ計算式上での比較はこんな感じです。
各攻撃タイプの「最大火力」を比較したもので、ローテーションは考慮していない点に注意してください。
モチーフ武器である「ラストダンス」が非常に強力で、恒常星5拳銃「不変の湖煙」に対して共鳴スキルダメージ扱いの攻撃は20%前後の差をつけています。
実際に逆境深塔の真ん中で戦って試した感じでも、18秒差……と相応の差が開いていますね。
カルロッタを強く使いたい場合は武器ガチャで「ラストダンス」を引きましょう。
ただ、恒常星5拳銃も基礎攻撃力が高くクリティカルが確保できる優秀な武器です。
また、共鳴効率が確保できるので、音骸のサブステータスで共鳴効率が確保できていない場合は、武器スキルについている共鳴効率に助けられることもあります。
限定武器ガチャまで引く余裕がない人は、恒常武器ガチャやユニオンレベル45達成の報酬で「不変の湖煙」を獲得しましょう。
星4武器は調律ランク5であったとしても恒常星5拳銃「不変の湖煙」に届きません。
有償の先駆ラジオで入手できる「迸る雷霆」の調律ランク5で、ようやく共鳴スキル扱いのダメージだけ「不変の湖煙」に並ぶくらいで、他の攻撃タイプのダメージは劣ります。
基本的には「星4武器は星5武器までの繋ぎ」として考えてください。
鳴潮は継続的に遊んでいれば武器ガチャを回す機会は結構あるゲームなので、もどかしさを感じる部分はあるかもしれませんが、根気強くガチャのリソースを溜めていきましょう。
ただ、これは「逆境深塔」のような高難易度コンテンツの攻略を意識した場合のお話なので、探索や日課消化などの普段使いでは星4武器でも問題ないのでご安心ください。
カルロッタの音骸セット
カルロッタの音骸セットは「フロステッド・ハート」がおすすめです。
凝縮ダメージアップが獲得できる音骸セットには「夜にこびり付く白霜」もありますが、カルロッタにとって「フロステッド・ハート」と「夜にこびり付く白霜」には20%前後の火力差があります。
「火力20%前後の差」はサブステータスに相当な差がないと埋まらないですし、カルロッタは通常攻撃・重撃を積極的には使わないので「白霜」セットの5セット効果を発動させづらいです。
今からカルロッタの装備を揃える人は「フロステッド・ハート」、すでに「白霜」セットを揃えている人もできる限り「フロステッド・ハート」に乗り換えることをおすすめします。
「フロステッド・ハート」のメイン音骸はコスト4音骸「ゼノコロッサス」がおすすめです。
スキルローテーションところでも解説しましたが、キャラクター交代の直前に音骸スキルを使うのがいいですね。
カルロッタの音骸ステータス
カルロッタの音骸ステータスはこんな感じです。
コスト3音骸はモチーフ武器「ラストダンス」恒常星5拳銃「不変の湖煙」のどちらの場合でも1か所は攻撃力%にしても問題ありません。
ただ、攻撃力%を2か所にすると通常攻撃・重撃・終奏スキル・音骸スキルのダメージが大きく低下するので、攻撃力%にするのは1か所までにしておきましょう。
サブステータスはクリティカル・クリティカルダメージが最優先で、次点で攻撃力%・共鳴効率・共鳴スキルダメージがおすすめです。
共鳴効率は5か所すべてにつける必要はありませんが、120%前後……つまり、サブステータスで2~3か所あるとカルロッタの共鳴解放の発動が安定します。
ただ、恒常星5拳銃「不変の湖煙」を装備する場合やサブアタッカーに秧秧・折枝を採用する場合は1~2か所でも十分です。
カルロッタのキャラ凸について
カルロッタのキャラ凸についてですが、僕がキャラ凸しない勢なので一般人ラインの1凸と2凸だけ解説というか「こんな感じなのかな」という見解を述べておきます。
1凸
1凸は解離状態の敵に対してクリティカル12.5%で、これはおおよそ火力8~9%前後のアップです。
また、共鳴スキルによる共鳴回路のゲージ増加量が増えます。
これはどういうことかというとローテーションの最初と最後に共鳴スキル使わなくてもゲージがMAXにできるということですね。
つまり初動が楽になるのと、共鳴解放中に敵の足止めとして共鳴スキル1回目を撃ち込むという運用ができるようになるので、立ち回りがより楽になります。
共鳴解放中に共鳴スキルを使うとそのあとに共鳴回路のゲージが溜められないので、無凸カルロッタの場合は足止め用に共鳴スキルが使いづらいんですよね。(共鳴解放中は「モルダブルプリズム」の獲得ができないため)
順当に火力が上がる上に「立ち回りの変化」が生まれる凸なので、とても優秀な1凸だと思います。
2凸
2凸は共鳴解放の最終段の倍率が2.26倍になります。
倍率のみの比較ですが、スキルローテーション全体での総倍率から見ると20%前後の倍率上昇です。
こちらもとても強力な凸効果ですね。
カルロッタのPT編成(相性の良いキャラ)
カルロッタのPT編成です。
カルロッタを最も強く使えるキャラクターは、凝縮ダメージブースト・共鳴スキルダメージブーストができる「折枝」です。
折枝は共鳴解放をコンスタントに発動したいカルロッタに共鳴エネルギーを配れる点も優れていますね。
また、カルロッタ同様に敵に近づく必要がないため、ローテーションが安定するという強みもあります。
ただ、カルロッタ自身が自己完結したキャラクターなのもあって、折枝以外と組んでも強く使えます。
「散華」は最速の協奏効率を誇る上に瞬間火力も高く、「月を窺う軽雲」や完凸効果で攻撃力%バフもできるのでおすすめの選択肢です。
また、「秧秧」は散華にはやや火力が劣り出場時間も少し長めではあるものの、終奏スキルでカルロッタへの共鳴エネルギーを配ることができ、集敵・範囲攻撃もできるのでおすすめです。
ダブルアタッカー編成もおすすめで、長離や相里要といった比較的キャラクター交代の自由が利くアタッカーとカルロッタを組ませるのも面白いと思います。
僕はまだ育てられていないのですが、共鳴スキルダメージブーストができるアタッカーの「灯灯」とカルロッタを一緒に使っている人も多いみたいですね。
カルロッタは自由度が高いキャラクターなので、お手持ちのキャラクターと組ませてみて自分好みのパーティを作るのも良いと思います。
パーティの3人目は音骸セット「喧騒に隠す回光」を装備したヴェリーナ、白芷、ショアキーパーなどのヒーラー・サポーターがおすすめです。
メイン音骸は「鳴鐘の亀」「フェイタルエラー」のどちらでも大丈夫です。
(「亀」はダメージ軽減が優秀で、「フェイタルエラー」はキャラクターが行動中にも発動できてパーティ全体にバフできるのが強み)
モチーフ武器・折枝・キャラ凸優先するのは?
最後にカルロッタを強くしたい人がモチーフ武器「ラストダンス」、折枝、キャラ凸のどれを優先するか……についてお話してきます。
カルロッタを強く使いたい人がまず優先するのはモチーフ武器「ラストダンス」です。
折枝は優秀なサポーターですが、「ラストダンス」を装備した方が明確にカルロッタの強さを感じられると思います。
あくまで僕の環境でのお話ですが、「不変の湖煙」+折枝よりも「ラストダンス」+散華の方がカルロッタをパーティ単位で強く使えました。
「ラストダンス」を手に入れたら折枝かカルロッタのキャラ凸か……ですが、個人的にはカルロッタ1凸の方がいいと思います。
僕のカルロッタは無凸ですが、1凸のクリティカル12.5%と「立ち回りの改善」は羨ましい効果ですね。
カルロッタ1凸・2凸までであればストアで「余波珊瑚」を使ってできるので、ガチャではなく「余波珊瑚」で凸を目指したいですね。
もちろんカルロッタは無凸時点でとても強いんですけども。
折枝はいた方がいいのは事実ですが、カルロッタのために無理に引きに行くほどではないかな?と今のところ感じています。
ただ、折枝は今汐のパーティでも強いサポーターですし、そもそも折枝自体が非常に優秀なサポーターなので、「手持ちの充実」を考えるのであれば折枝を引くのも良い選択肢だと思います。
カルロッタは初心者にもおすすめの強力なアタッカー!
というわけで、カルロッタの解説でした。
単体戦において非常に強力なアタッカーだと感じています。
その反面、集団戦をやや苦手とするので、戦う敵を選ぶかパーティ単位での補完が必要となりますね。
パリィも取れる近・中距離アタッカーで、とりあえず「共鳴回路のゲージをMAXまで溜めて、特殊重撃を撃って共鳴解放をぶっ放す」ということだけ抑えておけば強く使えてしまうので、鳴潮を始めたばかりの初心者の方にもおすすめのアタッカーです。
リナシータのストーリーに触れてカルロッタが気になった方はお迎えしてみてはいかがでしょうか。
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