【パニグレ】外伝:極夜再臨のシナリオ感想

パニグレ

モブ顔が好きかもしれない。みかるくです。

今日もいつものまったりプレイ日記。

公開からだいぶ経ってるので大丈夫な気はしますが、外伝の極夜再臨とか、ロゼッタの幕間とか(微妙に境界条約についても)色々とネタバレです。

未プレイの方はご注意ください。

 

さよなら雪景色

ようやく8月が終わり、早いこと酷暑が過ぎ去ってくれるのを願う日々ですが。

いや~……相変わらず溜め息が出てしまう。

やっぱりパニグレは、映像ひとつとっても美しいゲームですね。

特に雪景色がよかった。このうだるような暑さの中、北極圏を舞台にした極寒の様相を楽しめるだけでも嬉しい計らいでした。

 

このメニュー画面、過去最高に好きだ。

 

毎度の如くイベント開催の度に褒め殺ししてますが、今回は私個人の好みのど真ん中ストレート過ぎて、開いた瞬間にスマホ取り落しそうになりました。

悩ましい……パニグレって字を省いたイベントコンテンツのページを画像配布とかしてくれないんでしょうか。

スマホのホーム画面にしたい。フォトショで加工しようかな。

 

顔良過ぎ万国博覧会

極夜再臨は、北極航路連合へ出処不明のバイオニックが襲来したことが話の発端でした。

予告からして、ロゼッタの故郷が深刻らしい状況がほのめかされていたんですけど、パニグレ恒例の「出てくる人達みんな顔が良すぎる問題」も同時に襲来してました。

シナリオの主役であるロゼッタはもちろんのこと……

 

強迫性障害の気があり。みんな大好きゲロイン指揮官こと、シーモンさん。

 

エルフか妖精さんでいらっしゃる? 色素の薄そうなキラキラ構造体、エステバンさん。

 

北極航路連合、船長総代表であらせられるシュテッセンさん。

ヤンキーみたいな眉毛と感じの悪い睥睨を思わせる表情の割りに、登場序盤から「ヒィ!」はポイントが高かったです。

 

恐らく地球上で最もどうでもいい情報ですが、今回のシナリオは私の中で「シュテッセンかわいい」の概念が爆誕する内容でした。

しばらくは引きずりそうです。

ビビリ散らかした「ヒィ!」からの、膝の震えを抑えて懸命に踏ん張るおじさん。

 

そもそも、ネクタイスタイルにファー付きコートがあざと過ぎるんですよ。

コワクナイヨ! 腕のBOSSポッケ何? 缶コーヒー奢ったげるヨ!

などと出会い頭から食い気味の熱量で思ったんですけど、もしかしなくても私だけかもしれない。モブ専とか言われても言い逃れできない

 

いや、自分でロゼッタって呼びましたやん。

 

狙ってやってんのか(かわいい)

 

パニグレ。それはおじさんがかわいいゲーム。

この根っからの悪人にはなり切れない感というか、いまいち煮え切らない必死の態度がいいキャラしてました。

これは後になって改心しちゃう人の態度かな。

改心した後に「ちょっと遅かったか。まあ、分相応だな……」とか苦笑しながら呆気なく戦死して、見る者に爪痕を残すタイプのモブの匂いがするな。

 

と腹を括りながらプレイしてたんですが、結果的にはちゃんと生き残ってくれた。

生き残るどころか、土壇場でゲロ量産機と化したシーモンに代わって現場の指揮を頑張ったり、バイオニックとの戦いを納めようと責任と罪を告解しながら泣き出してしまったり。

人情味のある苦労人おじさんとしての頭角を現していて、ビックリするくらい好きになってしまいました。

私が過去最高に滾った脇役キャラと言っても過言じゃない。

 

書くだけ書いてスッキリしました。

どう考えてもおっさんに文字数割き過ぎですが、話を戻します。

エステバンに負けじとふわふわ妖精さんを誇るショタ枠にして、ロゼッタの故郷における良心、イヴァン。

凍てつく闇の頃の立ち絵もよかったですが、今回さらにあざとい少年感がアップしていて、眩しくて目が潰れるかと思いました。後光が差している。

 

シークレットでのナナミも、これまでにない表情差分と感情の発露があってめちゃくちゃ印象深かった。

クマちゃん好きなのかな。クリスマス塗装クマパンツだったし

あと、私の勘違いかもしれませんが指揮官との別れを示唆するような余韻を残してシクレが終わったのが、何だろうちょっとあの……

え? 何なの? どこにも行かないで?

今後、謎に包まれたナナミの背景に迫るシナリオが登場したらいいですね。すごく楽しみです。

 

誰も彼も魅力的なキャラクター群だったんですが、主人公以外の指揮官が曖昧だったこともあり、個人的にはシーモンの登場が嬉しかったです。

予告の時点で、立ち絵を伴った華々しい登場で私は小躍りしてました。

 

彼の服の胸元にあしらわれているロゴは、ファウンス士官学校の紋章らしい。

 

空中庭園の指揮官って、みんなシーモンと同じ制服だったりするのかな?

いまだ主人公指揮官のビジュアルは腕や背中だけだったりと、見せないエロさを徹底 アバター的なぼかされ方をしているので、そういう意味でもシーモンの存在は興味深い。

そして、何よりも……

 

顔が良すぎる。歩くグッドデザイン賞。

 

「その顔で微笑むんじゃねえ」「顔だけで意識海に偏差が生じる」って思いましたが、細かな表情差分までありがとうございます。

私の記憶が正しければ、今までのパニグレは女性の泣きぼくろ常習犯だったと思いますが、ついに男性キャラにまでセクスィ泣きぼくろ担当が実装された事実。動揺を禁じ得ません。

 

空中庭園の訓練はどうか知りませんが、何の問題もない。

顔が満点なので。

 

航路連合の罪過と狂気

書き出しから「顔がいい」とか「綺麗」とかしか言ってない気がしますが。

今回のシナリオは、北極航路連合に秘められた暗鬱な歴史とその昇華がテーマでした。

静謐な雪の中で人類の過ちを追っていく内容であり、悲しみが悲しみのまま終わる。

今まで語られてきたシナリオ中でも、割りとフェティシズムを感じるレベルのえげつなさだった。

 

「無難な範囲内でちょっと暗い」

「ギリギリ薄明かりを保っている」

という程度のシリアスゲーだった気がするパニグレが、ついに堂々たる闇部分をメインシナリオ上でもおっ広げてきた、という感覚でした。(幕間はいつでも暗いけど)

特に各イベントコンテンツをプレイすることで、インブルリアの身に起こった悲劇や、ロゼッタの出自が断片的に紐解かれていくシステムが堪らなかった。

 

言わば、夢魔の挽歌はインブルリアの幕間。

背景デザインも含め大好きです。

 

ただ、何でしょうね……

パニグレのお家芸であるチャラチャラしたギャルゲ風広告から入った方々って、本当にこの乗りで大丈夫なのか? という懸念はさらに深まることとなりました。

 

どうかご新規様がヒートショックで突然死しませんように。

生き延びて下さいますように。

私はナナミと一緒に祈っています(ご新規様のパニグレ継続を)

 

首席指揮官のご活躍

九龍夜航辺りから、急激に自我を獲得しつつあるパニグレ指揮官。

メインシナリオ序盤なんかほぼ空気だったのに

今回のシナリオでも光っていました。大変素晴らしかった。

 

何が素晴らしかったって、先に地上で作戦展開していたらしい空中庭園陣、エステバンとシーモンの会話から、主人公指揮官が士官学校首席として周知されていることが明かされた点です。

ずっと曖昧だった指揮官同士の相関や、主人公の客観的評価が描かれる喜びよ……

いいぞ! エリート主人公!

「またオレ何かやっちゃいました?」って言って!(うちわを振る)

 

噂の彼はロゼッタから直々に指名を受け、北極航路連合救済へと馳せ参じる。

例え慣れ親しんだグレイレイヴン隊を率いずとも、彼ならば滞りなく任務を遂行できるのだ!

士官学校首席、いざ参る!

墜落する!(デジャヴ)

 

凍てつく闇でもそうでしたが、この指揮官、航路連合のテリトリーには普通に着陸できない呪いがかかってるんですかね。

雪の上で30分以上……。

思わず「低体温症」や「脳震盪」で検索してしまいました。結構リスクがありそうだった。

 

気を取り直して、航路連合のお偉いさん、シュテッセンと面会。

再三に渡って航路連合を脅かしてきたバイオニックの襲撃「潮」が、なぜだかこれまでとは違って、深刻な猛威を奮っているっぽい状況を説明されます。

指揮官は地上の先行部隊やディアンナ率いる守林人と協力して、バイオニックに占領されたエリアを奪還することになるのですが……

散々聞かされた首席の話、私も聞きたい。

 

救援要請したのに(死人が出ないようにナナミが介入したことで)空中庭園からは、負傷兵ばかりが降り立つ状況だったようですし。

気が立ってるだろう航路連合に「ご安心下さい! パネェ奴来ますから! 首席さん来ちゃいますから!」みたいな宥め方とかしてたんですかね。

シーモンが同じ指揮官としての憧憬と期待も込めて、首席の話をしまくってたりしたらほっこりするけどなぁ。

 

そして、後に裏切ったエステバンちゃんへの対応も、さすが首席の一言でした。

一切の躊躇がないや。

会ったばかりの浅い関係とはいえ、この冷徹な判断の早さが私は好きです。

 

というか、この指揮官……境界条約でもホロウちゃんに不意打ちタックルを決めて銃口まで突き付けるチェックメイト野郎なんですが。

不意打ちで右に出る者がほぼいなさそうというか、特定条件下に限り、構造体よりも反応速度が早そうな気がする。

一体どうなっているんだ。これが首席の実力か。

 

ところで「ワイヤーロープ射出」ではなく「突撃」を選ぶと、不意打ち失敗パターンも見ることができます。

首席だって人間だもの  みつを

 

基本的にメンタルが不安定そうだったシーモンや、熱い感情移入を見せた登場人物達との対比もあるんですかね。

いかなる状況にも、主人公指揮官の軸はブレることを知らず。

極端に同情的な迷いを見せない姿勢が、粛々とした軍人然としていてとってもよかったです。

 

お茶目な守林人

今回のシナリオでは、凍てつく闇であんまりいちゃつけなかった守林人各位とも交流が持てました。

亜人型構造体の剛力で、よしよしされるタマゴロボ。ハゲちゃう。

 

極地機兵は九龍環城でも操作できましたけど、勝利ポーズまで用意されていてビックリしたのが記憶に新しいです。

ついに「かわいい機械」として公式公認の地位を確立した(?)ようで、私は大変嬉しく思います。

よくぞ言ってくれました、麗しのディアンナさん。

極地機兵たんを推せ!

 

そして、ディアンナさんの茶目っ気に負けず劣らず。

我らがロゼッタさんも、初登場時よりだいぶ砕けたキャラが印象的でした。

彼女は亜人型構造体ですが、機体が人型から乖離していると意識海が不安定になるとして、亜人型に関する技術は空中庭園では禁止されてるらしいですね。

そんな訳で、ロゼッタ本来の機体は空中庭園側だと用意できない様子。

 

人型機体を与えられて、ちょっと寂しそうなロゼッタ。

 

めちゃくちゃ食い付くロゼッタ。

 

元気なロゼッタ(かわいい)

 

ありがとう、いい機体です。

急な横スクロール脳トレゲーが始まって、ガンガン敵に頭突きしてましたが。憧れの亜人型を操作できる喜びは計り知れません。

 

ロゼッタの幕間では、無理やり構造体にされてしまったような経緯が描かれてる訳ですけど。

今現在の彼女は、亜人型という形態に対して嫌悪感がなさそうなのがよかったです。

今や守林人としての誇りとか、仲間と共に森を駆ける喜びもあるのかな。

いつか亜人型構造体がそのままプレイアブルキャラとして実装されることを、心待ちにしてますよ!

 

人型ロゼッタも大好きだけどね!!

 

北極航路連合の理念と苦い歴史

かわいいかわいいばっかり言ってますが、本編はシリアスです。

バイオニックが「インブルリア」の名を口にしたことで、一行は北極航路連合が抱える凄惨な過去を紐解いていくことになる。

パニシング収束後の世界をリードするため、戦争を目的に兵器として開発されたのがインブルリアとバイオニック。

この辺の話は、かなり興味深く読み進めました。

 

(上記画像は凍てつく闇シナリオより)

パニシングは地形や気象条件等にも左右されるようですが、緯度が上がるにつれて濃度は下がる特質もあるみたいなので。

高緯度に位置していた北極航路連合は、地理的有利から他の地域に比べてパニシング被害に対する経験則が少なかった。

そのため、世界を取り巻いているパンデミックをも軽視してしまった……という事情もあったのかな?

 

それに「世界が大混乱に陥ってる内に、兵器作っちゃおうぜ!」っていう思想になったとしても、何だか頷ける理屈ではあります。

こういう事態が現実に起こったら、各国とも技術と余裕さえあれば、どさくさ紛れに核開発とかやり始めそうな気がしますもんね。人間は愚かなので

 

一方で、これまでのシナリオで登場した九龍では「地球は二度と復興しない」という前提に基づいた理念がありました。

華胥の演算ありき(?)とはいえ、航路連合とはまったく真逆に見える方針です。

北極航路連合と九龍連合体。

同じように地球上に残り、港を持つ沿岸部?の組織でありながら、それぞれの土地柄も起因して異なる思想が生まれたのか……などと色々と妄想が捗りました。

個人的には、この差異がとってもおもしろかったです。

 

守林人が「罪人」の代名詞となった経緯や、研究者の子孫以外に改造された者がいることについても、説明してもらえた。

この部分、凍てつく闇では曖昧な感じだったのでようやく腑に落ちました。

 

とにもかくにも、公には死んだことになっていたインブルリアが実は幽閉されていた!

バイオニックが組織立って運び出していたエネルギータンクも、インブルリアの起動に使われる手筈では!? ということで事態は大騒ぎに。

一行は手がかりを求め、ロゼッタ達亜人型構造体も改造された研究棟へ向かう。

すると、インブルリアの暴走を鎮めたというコードが、巨鯨型のバイオニック、ドレークの鳴き声であることが判明。

 

正直、ロゼッタの急な意識安定化は、凍てつく闇シナリオで最大の謎でした。

これがただのご都合主義じゃなかったらしいことがわかって、とてもスッキリです。スッキリはしたんですが……

 

航路連合、大事な情報を周知徹底していない。

基本的に隠蔽体質なのでしょうが、インブルリアや亜人型構造体を危険視しながらも、彼女達を人間の支配下に置くための危機管理と情報管理はずさんである。

もう! 支配するなら、ちゃんとしなくちゃ!

空中庭園だって逆元装置で支配してるし!

 

そして、渦中のドレークの声は、幸運にもイヴァンが再生器に収めていたのである!

イヴァン、首ごと奪われなくてよかった。

 

構造体の筋力って人間の20倍とかでしたっけ?

パニグレが子供の生首をふっ飛ばすようなゲームではないだろうことは、何となくわかってはいるつもりなんですけど……。

いや、パニグレならやりかねないか? どうだろう……。

 

エステバンは分別のあるいい子かも、と思ってしまったシーンでした。

それだけに、和解の可能性を最期まで夢見たりしてたんだけどなぁ。

 

満を持してのインブルリア

負傷したまま姿を消したエステバン。その循環液を追って、出処不明だったバイオニックを増産していたらしい洞窟へ。

インブルリアの機体を借りたエステバンに、指揮官とロゼッタは対峙します。

 

エステバンもまた、元々はディアンナのような守林人と同じく研究者一族であり、航路連合からの逃走兵。

どうにか逃げ延びた先で、パニシングに取り巻かれた世界を生き残るため、やむなく空中庭園の構造体になった……という過去が明らかになります。

 

まったく関係ない画像が入り込みましたが、プレイ当時の私のフラッシュバックを再現したためです。

深刻なシーンだったのに……うっ頭が……

 

断言しますが、インブルリアの機体は美しいです。(※異形好きの独断と偏見による意見)

私個人に言わせれば、本シナリオの登場キャラの中でも抜群にビジュアルがいい。

我らがロゼッタにすら匹敵する、顔良過ぎ万国博覧会のMVPであらせられます。

 

怪物染みた下半身と相反するような、粛然たる祈りのシルエット。

このアンバランスさが大変素晴らしいのです。

 

軌道異合体もそうだそうだと言っています。

 

ラミアの思惑とは?

ここでようやくラミアちゃんと指揮官が相まみえたので、やっと直接会えたな~と思いました。

加えて、予告では昇格者達が「ラミアさんどこ行った?」と言ってた気がするので。

他の昇格者やルナの指令とは無関係に、今回の騒動へ独自に加担している様子だったのが興味深かった。

 

彼女もまた「異形」と称される存在です。

亜人型構造体として、北極航路連合と何かしらの因縁があったりするんでしょうか。

 

う~ん、かつて北極航路連合はインブルリアの暴走を食い止めるために、艦船の他、ドレークのような巨鯨を投入したそうですし……

インブルリアを制御できる鍵であるドレークも、巨鯨を模したものです。

そして、ドレークは侵蝕体となってしまったロゼッタの意識海に作用。パニシングを調整したように見えないこともない。

 

ここで個人的に気になったのが、ラミアもまた、パニシング濃度を自在に操る能力を持っているという点です。

これは共通項……と呼べるのか……?

やはりラミアという昇格者が生まれた経緯には、北極航路連合やバイオニックに関連する何かがあるのでは?

カムイにも魚類女呼ばわりされてたし?

 

などと、勝手な妄想は広がりますが、クジラって魚類じゃなくて哺乳類だな。

全然関係ないかもしれないので、いつかラミアの背景も明かされていくことに期待しています。

 

全てを「過去」にする

さて。バイオニックはインブルリアの子機として開発されたものであり……

守林人の機体フレームもインブルリアの応用。

これまで航路連合を幾度となく悩ませてきた「潮」も、バイオニックを統率することのできるインブルリアが根源。

 

北極航路連合を取り巻くあらゆる問題は、インブルリアという過去を起点としている! 彼女を完全に葬らなくては! という話の流れなんですが。

元を辿れば、北極航路連合が彼女のような被害者を生み出したことが全ての原因。

自由を願うインブルリアや、復讐心に燃えるエステバンの暴挙も致し方ない感じがしてしまいましたね。

 

意識海にいたインブルリアの精神も、連合への嫌悪感に満ちていた。

 

 

守林人としての不遇と悲劇も知るロゼッタ。

しかし、彼女には故郷を愛する心がある。

幕間で語られていたように、他の子供達と無邪気に遊んだ記憶だったり、育ての親として見守ってくれたおじいちゃんとの思い出が大きいからでしょうか。

 

けれど、そのおじいちゃんが、かつて航路連合武装作戦隊の隊長として助けた難民の中にインブルリアがいて……

難民は航路連合の理念に基づき、亜人型構造体の実験体にされてしまった、というやり切れない経緯もある。

 

 

ヒョードルを始めとして、ロゼッタとインブルリア両者に散りばめられたこの因縁。

皮肉でもあり、美しくもありました。

心優しかったインブルリアが願いを込めて名付けた通り、ロゼッタは困難に立ち向かう人になったんですね。

 

(´・ω:;.:…

 

シークレットや夢魔の挽歌のテキストを読む限りでは、インブルリアにも、救いと解放がもたらされたような描写だったんですが。

夢魔の挽歌、図鑑で全シナリオを読ませてくれて本当に感謝しかない。

夢魔の挽歌も本編だった。

心底思いますが、パニグレというゲームはテキストが上手いのです。

寂寞と余韻を残す絶妙なシナリオでした。最高だった。

 

ロゼッタサービスタイム!

戦いの衝撃で崩れ行く洞窟。逃げ遅れ、指揮官はロゼッタに庇われる。

あとはもうサービスタイムです。

極寒の中で意識を失わないようにするためか、北極航路連合の危機に際して、ロゼッタがわざわざ主人公指揮官を指名した理由が語られたのですが。

どこか幼気で素敵だったなぁ。

 

それは逆元装置による精神操作が……!

 

いや、みんなマインドビーコンで安定化されていて……!!

 

……………。

 

ガチャを引く力を得た。

 

ありがとうございます。

ほんとのこと言うと、ロゼッタは凍てつく闇で登場した当時からずっと気になっていたロボ娘キャラだったので。

彼女がプレイアブルキャラになることも知らず、パニグレ用のツイッターアカウントを作ってもいなかった時代のツイート。

あの頃の自分に伝えたい。

やっと会えたよ!!! と伝えたい。

 

約束された滅亡(!?)

さぁ~て! 次回のパニグレは!?

 

すごい。バッドエンド確定シナリオにしか見えない。

極夜再臨でスポットが当てられた北極航路連合とは、正反対の思想体系にも思える九龍が主役。

 

曲様が九龍環城へ籠城するに至った経緯や、華胥が万世銘という答えを演算する背景が見えてくるんでしょうか……。

しかも、パニグレ初のショタ系構造体、常羽くんとも出会えちゃう。

めちゃくちゃ楽しみです。

 

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