ブログタイトルが長過ぎるので修復したいです。みかるくです。
当記事はゲーム本編のプレイ日記につき、ネタバレが含まれます。未プレイの方はご注意ください。
いざ『檻』の世界へ
前回の日記内容は、ママへの疑いが9割でした。
怪しげなママに促され、螺旋階段を上ると、本作のリリース前から公開されていたムービーが流れます。
……うん。壮大なOPムービーが流れたはずなんですが、風景が好き過ぎて建造物のスクショしか残ってない。キレイダナー
youtubeにも上がってるし、まあ良しとしましょう。
ここからすごい物語始まっちゃうぞ! というわくわく感を煽ってくる内容です。
少女が喋れないことを知ってから見ると、ムービー中に差し挟まれる台詞の内、どの声が少女のものなのかが気になってきますね。
「ここはケージっていう場所なの?」とか、クライマックスの叫びは少女の声なんでしょうか。
画質という『檻』
ムービーが終わるや否や、意味ありげなスチルが。
そして、砂塵吹き捲くフィールドへ。
ほんとに建造物ばっかり撮ってるな。不動産のサイトか?
しかし、それもそのはずなんです。このとき画面前の私は何をしてたかというと、ムービーとの画質差に、思わず難しい顔してます。
いやいや、低画質仕様でも充分に綺麗なんですよ? まったく問題なく綺麗ではあるんですけど……
↑ムービー。
↑私の操作画面。
少女は声を失ってますが、私は画質を失っているようですね。取り戻してよママ
これはもちろん、ゲームのOP詐欺とかじゃなくて、私が自分のスマホ性能に合わせた画質設定にしてる所為だと思います。
ここで改めて書きますが、今後も当ブログでのニーアリィンカネは「低画質」でのレビュー内容が続く予定です。
最近のスマホとか、性能の良いスマホをお使いの場合は、もっと美麗な操作画面で楽しめるはず(多分)なので。その点だけご容赦ください。
繰り返すようですが、低画質でも充分綺麗だよ!!
ここでようやく「ガチャ」
さて。ゲーム開始から、シャレオツなクレジットタイトル、少女の目覚めからママとの出会い、OPムービー……と進んできましたが。
ここまで進むと、画面右下の四角マークからメニューを開けます。
そこから事前登録ジェムなどを受け取って、みんな大好き合法ギャンブルガチャを引けるようになるのです。
「ようやく」とは銘打ってみたものの、スマホゲー慣れしたユーザー向けに、ちゃんと序盤の方でガチャだけ引ける仕様になっている訳ですね。
しかし、リセマラガチ勢の皆さんは、ここまでの流れを何十回、何十時間と操作することになるのか……。
OPムービーのクライマックスの叫びは、リセマラという輪廻を繰り返すガチ勢のCVだったのかもしれません。
斜に構え過ぎてピシャの斜塔状態ですが、パースが狂ったように歪み散らかした心を持つ私相手でも、ママは優しく導いてくれます。
「目に砂が入っちゃう」だって……「気をつけて」だってさ……ママ優しい……ミルキーはママの味……。
でも、そうやってチヤホヤ甘やかして、どうせストーリー終盤くらいでいきなり敵になったりするんでしょ?(ピサの斜塔)(ダリの時計)
「こいつは何を言ってもダメだ」と察したのか、 割りとふわふわ~っとした解説で、彫像を調べるように促されます。
極力説明を省くタイプなのか、あえて省くことで何かを隠しているのかはわかりませんが、とにかく調べてみると……
荒野の三人:「杖の少年」
「物語」の始まり始まり。
プロローグでも登場した2Dの操作画面、再びです。
西部劇を思わせる景色に、童話のような朗読が重なります。これが非常に美しい。
この画面だけで、ゲーム本編が全て進んでしまっても遜色ないくらいのクオリティーだと思います。Steam等では、こういう横スクロールゲーをよく見かけますよね。
さておき。登場人物の少年は何かに追われているのか、不安げな模様です。
やがてふたりは、寂れた町に辿り着きます。
出た出た、不穏な気配がプンプンするぞ!
あらゆる物語において「屯する」なんて描写をされている輩がいい奴だった試しがありません。しかも、場所は食堂前。コンビニ前で屯してる輩だって、大体がチンピラと相場が決まってますからね(偏見)
「お前 王族か」と「深い怒気の籠もった声」で聞いてくる賞金稼ぎ。
少年は俯いて何も答えることができません。
うわぁ~早く逃げた方が良いよ、育ちの良さそうな少年よ~!
なんか知らんけど怒ってるみたいだし! 身包み全部剥がされちゃうよ~~! と思って見てましたが。
ごめん、思ったより怒ってたわ。
そんなナチュラルに撃つんだ? もしかして、ふたりは賞金首だったのか? 町中でいきなり発砲するってよっぽどのことに思えるんですが……。
いずれにしても、口ごもってしまった少年の様子と「育ちの良さそうな」という描写からしても、彼は本当に王族だったのかもしれません。
ここまでの流れを整理すると、恐らく王族であろう少年が何かに追われるように不安げに荒野を旅していて、付き人は寡黙な男1人だけ。寂れた町の賞金稼ぎは王族に対して、なぜだか深い怒りを持っていた――
となると、作中において王族は民衆に恨まれるような悪政をしてしまっていて、クーデターか何かを起こされた過去があるのかな?
それで、少年は没落した王家から逃げ延びていた生き残りだったとか?
極々短い寸劇の中で、軽く国1つくらい滅んでる可能性を示唆してる気がしますね。
うおおお待ってたぜ、これがニーアシナリオ!!!(?!)
満を持してママ参上
「さあ、次の話を見に行こうぜ!」みたいな読後感で、勝手に自己完結してたのですが。
ちょっと待て、と言わんばかりにママの注釈が入ります。
恐らく、リィンカネ全編を通して果たしていくのだろう、目的が明言されました。
明言されたけど、うーん。まあ、賞金稼ぎは取り憑かれる前からロクな輩じゃなかったんだよ。だって、食堂前で屯してたし(ド偏見)
そもそも「正しい姿に戻す」って何……? 話の流れからして、ふたりが撃ち殺されて終わる結末を覆さないといけない感じなんでしょうけど。
彼等の命が助かる展開って、本当に正しい物語なの?
ママが怪し過ぎるよ
はじめてのばとる!
あれよあれよという内に、物語の展開は巻き戻され――
バトル画面へと切り替わりました。
どうやら、私に選択の余地はないようだ。これこそ物語が歪められた瞬間である。
ちなみに、本作のバトルはオートモードが基本みたいです。
何も操作をしなくても、キャラは勝手に攻撃をしますし、敵も勝手に攻撃をしてきます。
画面右下にパーティメンバーが表示されてます。
それぞれのボタンのメーターが溜まったら、タップすることでスキルを放ったりもできるっぽいですが。
ある程度までシナリオを進めると、これらのスキル使用も、オートに切り替えできるようになります。
ニーアはシリーズを通してアクションゲーだったはずなので、自分でキャラを操作して戦いたいプレイヤー層からすると、ちょっと物足りない仕様でもあるかもしれません。
とはいえ、スマホゲーなので。
手頃にプレイできるという意味では、ありなんじゃないでしょうか。
物語は終幕へ
勝手に攻撃して、勝手に勝利してくれたふたり。
やはり、王族は滅んだと見るのが妥当なのかもしれません。
しかし、いくらチンピラの代名詞よろしく屯してた上に「鳥に取り憑かれた」などというオヤジギャグみたいな輩だったとはいえ、彼にも撃ち殺すだけの理由があった可能性とかは1ミクロンもないんでしょうか。
これで「人類史の汚点として名を連ねるトンデモ悪政王子」とか「民衆という民衆を虐殺していた独裁政権国家の王子」とかだったらどうしよう。
改めて思いますが、本当にこれが正しい物語の姿なのか。
ところで、一章のマップへやってきた際に表示されたスチルは、恐らく寡黙な男と少年を表したものだろうと思いますが。
これが少年のモノローグだとするなら、王族という血筋に生まれてしまったがために、争いに巻き込まれた王子の台詞……とも読み取れそうです。
彼等は加害者か、あるいは、被害者か。
「物語」は、ふたりが町を出る決心をしたところで終幕となります。
ただいま世界
何はともあれ、こうして、彫像が持っていた武器は少女の手に授けられました。
少女の目的は、声を始めとする「失われたもの」を取り戻すこと……だと思うのですが(多分)
なぜ見ず知らずの人の物語を修復することと、少女のそれがイコールで結び付くのか。黒い敵とは何なのか。記憶とは。正しい物語の姿とは。
シナリオ設定はわからない部分が尽きませんけど、操作性に関しては、大体の流れが何となく掴めました。
今後も少女は『檻』に点在する彫像を調べて回り、様々な物語に触れていくことになるのでしょう。
普段は3D操作によって、不思議な『檻』の内部を散策。
「物語」を進めるときは、影絵風の2D横スクロールを操作……という2段構えなのかな? 1度で2度おいしい仕様ですね。
とはいえ、ニーアシリーズは、多彩な操作性を一作品に詰め込む「欲張り闇鍋セット」みたいな作風が十八番だと思いますので。
そのうち、いきなりシューティングゲームやらリズムゲーやらが始まるかもしれないし、今から覚悟決めとかないとなぁ……と腹を括りました。
シューティングゲー、苦手です。
大部分がイメージできてたのかもしれませんけど、首は横に振りました。
なんたって、まだまだストーリーの内容は断片的ですし……
ママが1番怪しいですからね。
お話の続きはこちら。
おまけ
指示された操作を、ことごとく無視してみるのはゲーマーあるあるだと思いますが。
例の如く彫像をスルーして進もうとしたら、こんな台詞がありました。
既に少女の脳は、『白い敵』に取り憑かれていたのだった……。
(※重なって写っちゃっただけです)
コメント