【原神】行秋（ユクアキ）の個人的な評価

どうも、け。です。

意外なことに、わりと読書します。

短パンが強いゲームにおける水元素の短パン、行秋の個人的な評価をしていきます。

ゲームの進行や手持ちの変化で評価が変わると思うので、その都度加筆・修正をしていきます。

（現在世界ランク8、完凸）

各キャラクターの個人的な評価

行秋の個人的な評価

武器：片手剣　元素：水　突破ステータス：攻撃力％

控えから非常に高いダメージを出せるサブアタッカー・サポーターです。

総倍率が高い元素爆発が非常に魅力的なキャラクターで、元素スキルによるダメージ軽減・中断耐性上昇もとても優秀です。

元素スキルのクールタイムが21秒、元素爆発はエネルギー80組なので元素エネルギー効率を上げることが重要なキャラクターです。

控えにいながら継続的に水元素を付着できるキャラクターとして極めて優秀なキャラクターで、多くのアタッカーと噛み合う性能から星5キャラクターを含めた全キャラクターで見ても最上位の評価を受けています。

攻撃面、防御面のどちらも優秀であり、数多くのアタッカーのサポーターとして適しているキャラクターであるため、育成が強く推奨される星4キャラクターの1人です。

 

天賦の評価

おすすめの天賦優先度は元素爆発＞元素スキル＞＞＞＞通常攻撃です。

基本的に元素爆発が最優先ですが、元素スキルのダメージもとても高いので上げていきたいです。

通常攻撃・重撃

使いません。

元素スキル

2連撃の水攻撃のあと、「雨すだれの剣」をまとい3回（1凸で4回）まで中断耐性アップ（ハイパーアーマー的なもの）とダメージ軽減します。

「雨すだれの剣」はキャラクターを交代しても継続し、ダメージ軽減はシールドにも適用されるため、ノエルや鍾離、ディオナのようなシールドサポーターがパーティにいるときにも有効です。

 

クールタイムが21秒と長すぎるため、元素粒子発生の手段としては劣悪です。

元素粒子生成自体は5個と多いので、「祭礼の剣」や「西風剣」を装備することで元素エネルギー面を解決しましょう。

また、倍率がLv11時点で682％と他キャラの元素爆発並みの倍率なので、元素爆発のあとにこちらも天賦上げたいです。

固有天賦「水生みの要訣」により、効果時間終了時、剣が壊れたときにHPを少し回復してくれます。

ヒーラーとして見るのは無理がありますが、こちらも多少の耐久面向上に役立ってくれます。

 

元素爆発

出場キャラクターの通常攻撃と「連動」して剣の追撃が発生します。

元素爆発の総倍率が高いだけでなく、汎用性が高く優秀な水元素関連の元素反応を起こす手段としても優れています。

さらに元素爆発中は元素スキルの「雨すだれの剣」と同等の中断耐性アップ・ダメージ軽減が出場キャラクターに付与されます。

クールタイム20秒に対して継続時間15秒（2凸で18秒）と継続性にも優れていますが、元素エネルギー80と重たい元素爆発です。

この極めて優秀な元素爆発を確実にループできるようにするため、行秋は多めに元素チャージ効率を確保するようにしましょう。

 

注意点として、多くのキャラクターの元素爆発のダメージが発動時のステータス依存に対し、行秋の元素爆発はリアルタイムのステータスを参照します。

そのため、例えばベネットの元素爆発の上で行秋の元素爆発を発動をしても、行秋が控えに戻ってしまうとベネットの元素爆発の攻撃力アップの恩恵を受けられません。

（パーティに殴り役がいない場合、行秋自身がベネットの元素爆発エリアの上で通常攻撃を振ることで元素爆発のダメージを上昇させる……ということはできます）

 

固有天賦「虚実の筆」

無条件で水元素ダメージ+20％を獲得できます。

これは突破ステータスが元素ダメージ関連のキャラクターがLv70突破時に得られるものとほぼ同等の数値……と妙な優遇をされています。

 

命ノ星座

基本性能が極めて高いキャラクターでありながら、命ノ星座も全キャラで見ても最上位の性能をしています。

特に第2重と第6重が優秀ですが、無凸時点で十分すぎる高性能キャラクターなので、命ノ星座が低くても行秋を育てても問題ありません。

第1重

元素スキルの雨すだれの剣が1本増え、防御回数+1とHP回復量がやや上昇します。

第2重

元素爆発の継続時間が15秒→18秒になり、水元素耐性－15％のデバフを獲得します。シンプルに強力です。

第4重

元素爆発中、元素スキルが＋50％のダメージアップを獲得します。

元素スキルの倍率も高いので、結構嬉しい強化要素です。

第6重

極めて優秀な命ノ星座です。

元素爆発の剣の本数が2本→3本→2本→3本…から2本→3本→5本→2本→3本→5本…になります。

総倍率が大きく伸びるだけでなく、ヒット数増加により元素付着頻度も増加します。（元素付着クールタイムの2.5秒/3ヒットの「3ヒット」を超えるため）

さらに5本の強化状態の元素爆発が敵に命中すると、元素エネルギーを3回復……つまり、元素エネルギーのリチャージが発生します。

攻撃し続けられればだいたい4～5回セットは元素爆発を回せるので、元素エネルギー12～15が回収できます。

 

あらゆるパーティが行秋を必要としている

継続的に水元素を付着できる元素爆発がとにかく優秀です。

行秋は蒸発・凍結・開花といった原神の強いパーティで重要な元素反応の下地を作れるキャラクターです。

「出場キャラクターで通常攻撃を振る」という簡単な動作で敵に水元素付着ができるため、多くのアタッカーとの組み合わせに適性があります。

継続的な水元素付着だけでなく、さらに中断耐性アップ・ダメージ軽減まで持っているため、行秋の元素爆発は星4キャラクターでありながら全キャラトップクラスの「極めて優秀」な性能です。

 

元素爆発を確実にループさせられるようにしたい

行秋の強さの9割は元素爆発です。

2凸以上の行秋はクールタイム20秒のうちの18秒の間……つまり、ほぼ常時、通常攻撃に連動する総倍率の高い追撃、中断耐性アップ、ダメージ軽減40％前後を獲得できます。

この強力かつ凶悪な元素爆発を常に発動した状態にすることは、行秋を運用する上で最も重要視すべきです。

そのため、「祭礼の剣」元素スキル連打で元素粒子を大量に回収するのが行秋の基本的な運用となります。

もし、「祭礼の剣」を所持していない場合は「西風剣」もおすすめです。

 

星5キャラクターの夜蘭との比較

行秋の元素爆発は星5キャラクターの夜蘭と非常によく似ています。

どちらも通常攻撃に連動して追撃を行う水元素攻撃で、継続的な水元素付着を得意とします。

元素爆発そのものの火力は夜蘭の方が高いです（同程度の装備で夜蘭の方が1.2〜1.3倍ダメージが出る）。ただ、夜蘭は行秋よりも元素チャージ効率を必要とし、攻撃力％バフの恩恵を受けられないため実際には「やや高い」くらいです。

一方で、水元素付着能力は行秋の方が優れています。ヒット数がやや多く、敵に密着したときの水元素付着もあるためです。胡桃や宵宮で「確実に」蒸発を狙いたい場合は行秋の方が良いです。

夜蘭と行秋を一緒に使うのも非常に強い

Ver3.0ごろのアップデートで、水元素共鳴の効果がHP＋25％に変更されました。

そのため、行秋と夜蘭を一緒に使うのも強力な組み合わせになりました。

HP％バフで行秋の火力は上がりませんが、夜蘭や胡桃のようなHPが火力に直結するキャラクターのサポートができます。

 

おすすめの聖遺物・武器

元素爆発をループさせられるだけの元素チャージ効率を確保するのが一番に優先されます。

パーティの編成にもよりますが、行秋単独での元素爆発ループを考えるのであれば最低でも「祭礼の剣」＋元素チャージ効率200％は確保しておきたいです。

「祭礼の剣」がない場合は元素チャージ効率250％くらいあると安定します。

また、行秋は火力が出せるキャラクターでもあるため、元素チャージ効率を確保した上で攻撃力％・会心率・会心ダメージのステータスも重視していきたいです。

元素熟知ステータスは特定のパーティ以外ではあまり重要ではないため、装備で確保する必要はありません。

 

おすすめの聖遺物

おすすめのメインオプションは以下の通りです。

「祭礼の剣」を装備し、時計を元素チャージ効率にする場合、最終攻撃力が非常に低くなります。

その状態で会心率を確保してもあまりダメージが伸びないため、冠は攻撃力％にするのもおすすめです。

ただ、「祭礼の剣」自体の基礎攻撃力が低いため攻撃力％の恩恵は少なく、過剰に確保する必要はありません。

 

「絶縁の旗印」4セット

最もおすすめのなのは元素チャージ効率を元素爆発ダメージに変換できる「絶縁の旗印」です。

元素チャージ効率200％のときの元素爆発ダメージアップは50％と凶悪な数値になります。

2セット効果の元素チャージ効率+20％も優秀であるため、とりあえず「絶縁の旗印」4セットを目指せば問題ありません。

よく、「絶縁の旗印だと元素スキルが弱くなる」と言う人がいますが、4凸効果で元素スキルは大幅にダメージバフを獲得できるため、あまり気にしなくてもいい気はします。

旧貴族のしつけ

行秋のサポーター性能を重視する場合、「旧貴族のしつけ」4セットもおすすめです。

元素爆発の発動時、パーティ全体の攻撃力＋20％のバフができます。

欠点としては継続時間が短いため、行秋の元素爆発の継続時間中に効果が切れてしまう……という点です。

 

おすすめの武器

「祭礼の剣」があるならそれが最もおすすめです。

行秋以上に「祭礼の剣」を必要とするキャラクターは現状多くないため、他キャラクターで使っていても行秋に譲ることを推奨します。

「祭礼の剣」を持っていなかったり、雷主人公など元素エネルギー面を解決するキャラクターを編成する場合は火力が出せる装備でも問題ありません。

祭礼の剣

元素スキルを連打できるようになる武器です。

基礎攻撃力がとても低いので、聖遺物での攻撃力確保を頑張りましょう。

精錬ランクもかなり重要となる武器なので、もし複数本持っているのであれば精錬ランクの素材とすることをおすすめします。

精錬ランク3あると元素スキルのクールタイムごとにリセットが狙えるようになり、使い勝手が大幅に向上します。

西風剣

祭礼がない場合の選択肢です。

会心発生時、無色粒子の生成ができます。

「祭礼の剣」と比較して一度に回収できる元素粒子がやや劣りますが、元素スキルを2回撃つ必要がなくなるので行秋の出場時間を少なくできるというメリットもあります。

祭礼同様に基礎攻撃力が低い点に注意です。

飛天御剣（星3）

祭礼も西風もない場合の妥協の選択肢です。

星3武器であるため基礎攻撃力は低いものの、15秒間継続するバフのおかげで元素爆発中はある程度の攻撃力を確保できます。

 

おすすめの編成・相性のいいキャラクター

通常攻撃を振るどのキャラクターと組ませても相性がいいです。

重撃を多用する神里綾華のようなキャラクターであっても、行秋の元素爆発を考慮した通常攻撃/重撃のバランスが考察されるくらいです。

水元素共鳴が弱いため、水元素キャラクターと同時編成する価値はやや低いかもしれません……が、2凸効果に水元素耐性デバフを持っているので、共鳴が弱いというだけで結局強いです。

一方で、荒瀧一斗・甘雨のような重撃（狙い撃ち）主体のキャラクターとの相性はあまり良くありません。

通常攻撃に頼らなくてもいいキャラクターであっても、行秋をパーティに採用する場合は普段よりも少し通常攻撃を振ることを意識しても良いと思います。

 

星4最強の一角であり、全キャラ屈指の高性能キャラクター

原神はキャラクターのレア度が強さにあまり影響しないゲームですが、行秋の場合は「星4でも強いよ」という評価ではなく、「全キャラクターの中でも屈指の強さ」を持つキャラクターです。

とにかく継続的な水元素付着が強力で、水元素の元素反応の強さを実感させてくれるキャラクターです。

それでいて火力が高く、防御サポート能力も優秀で、「絶縁の旗印」や雷電将軍実装による環境の追い風……と評価が下がる気配が全くありません。

「夜蘭」という強力なライバルが実装されましたが、防御サポートの優秀さから上手く差別化されており、むしろ「行秋と夜蘭一緒にパーティに入れるともっと強いよね」という評価に落ち着きつつあります。

 

多くのアタッカーと組ませられる点でも優秀で、ベネットのような「推しのキャラクターを最強にするためのパーツ」ではありませんが、「原神を快適にプレイするための重要過ぎるキャラクター」です。

仮に星5の水元素キャラクターを所持していても行秋の育成優先度は極めて高いです。

無凸時点でも十分過ぎる高性能であるため、できるだけ早めに育成に取り掛かることをおすすめします。