【原神】九条裟羅の個人的な評価

どうも、け。です。

カラスを飼うのが夢でしたが、高嶺の花です。

「くっころ」してくれそうなお姉さんこと九条裟羅の個人的な評価をしていきます。

手持ちの変化やゲームの進み具合で評価は変わると思うので、その都度加筆修正をしていきます。

（現在世界ランク8、完凸）

各キャラクターの個人的な評価

 

九条裟羅の個人的な評価

武器：弓　元素：雷　突破ステータス：攻撃力％

雷元素の攻撃力バフサポーター兼サブアタッカーです。

バフはベネット同様に自身の基礎攻撃力を基準とした攻撃力アップですが、バフの持続時間の短く、使用感としてはモナの元素爆発や星3武器「龍殺しの英傑譚」が近いです。

命ノ星座なし（無凸）の段階では元素スキル使用後に狙い撃ちをしないとバフを発動できないなど運用に癖があり、キャラクターとしては汎用性・唯一性に欠けます。

命ノ星座を進めることで運用しやすくなり、第6重（完凸）では「雷元素ダメージの会心ダメージ＋60%」と強烈なバフを獲得し、雷元素キャラクター専門のバフキャラクターとして開花します。

 

天賦の評価

おすすめの天賦優先度は元素スキル＞元素爆発＞＞＞通常攻撃・重撃です。

バフは元素スキル、ダメージ源は元素爆発にそれぞれ依存します。

通常攻撃・重撃への投資は不要です。

通常攻撃・重撃

使用しません。

元素スキル発動後に狙い撃ちをしますが、狙い撃ちのダメージには期待しません。

元素スキル

バックステップし自身を「烏羽護持」状態にします。「烏羽護持」は狙い撃ちが命中した場所を中心に「天狗呪雷」を設置し、少し時間を置いてダメージと＜出場キャラクターへの攻撃力バフ＞を発生させます。

ダメージはおまけで＜攻撃力バフ＞が本体です。狙い撃ちは必ずしも敵に当てる必要はなく、任意の場所で問題ありません。また、固有天賦により狙い撃ちのチャージ時間が－60％されているので、普通に狙い撃ちするよりは使い安いです。

＜攻撃力バフ＞は天賦レベル9で裟羅の基礎攻撃力（キャラクター攻撃力と武器攻撃力の合計）の73％です。

裟羅の基礎攻撃力834のとき、約608のダメージアップです。

同じく自身の基礎攻撃力を基準とするバフであるベネットの元素爆発と比較すると、ベネットの元素爆発は天賦レベル9のときに90%（1凸で110％）なので、それと比べるとやや控えめと言えます。

また、＜攻撃力バフ＞の継続時間が6秒と短いです。

基本的な使い方は、元素スキル発動→適当な場所に狙い撃ち→キャラクター交代→「天狗呪雷」が爆発→出場キャラクターが6秒間のバフを受け取る…という感じです。

天賦や武器にもよりますが、攻撃力500～800程度のバフは魅力的です。

元素スキルのクールタイムが10秒なので、こまめにバフができるという点は便利です。

しかし、狙い撃ちという手間と継続時間6秒という短さ、バフが出場キャラクター1人に限定される……など使いづらさも目立ちます。

狙い撃ちをしてからすぐにキャラクターを交代させる必要があり、さらにバフが発生するタイミングも少し待たなくてはならないので、操作面でかなり慣れが必要になります。

2凸することで、元素スキル発動時のバックステップする前の場所に「天狗呪雷」を設置します。つまり、2凸すれば狙い撃ちをしなくても良くなります。使い勝手を考えると2凸したいです。

また、完凸で＜攻撃力バフ＞に「雷元素ダメージの会心ダメージ＋60％」という非常に優れた追加効果を付与します。

元素スキルでの狙い撃ち命中時に元素粒子2～3個発生し、元素スキルの爆発が敵に命中すると固有天賦により裟羅の元素チャージ効率を基準にパーティ全体の元素エネルギーを1.2回復します。

正直元素エネルギー回復に関してはさほど恩恵を感じたことがないのでなんとも言えません…。

元素爆発

敵1体にダメージ倍率の高い落雷「金剛破」を落とし、それを中心とした4方向（4凸で6方向）に小さな雷「雷礫」を連続して発生させます。小さな雷「雷礫」には元素スキルと同様の＜攻撃力バフ＞効果があります。

元素スキル同様の＜攻撃力バフ＞効果があるので、バフスキルとしても使えます。

ただし、裟羅の元素爆発自体には裟羅のバフ効果が乗っていないので、裟羅の元素爆発を強化したい場合は先に裟羅自身のための元素スキルを出しておく必要があります。

クールタイム20秒、元素エネルギー80と重たく、裟羅がサポーターで控えにいることが多く、自身の元素スキルの元素粒子を直接受け取る機会がほぼないことから、発動は困難です。

倍率は天賦レベル9で696％＋58％×4方向（4凸で6方向）×5回＝1,856％（2,436％）ととても高いです……が、大型の敵でもフルヒットすることはほぼないです。

4凸している場合、小型・中型の敵であれば3～4ヒット、大型の敵であれば10～20ヒット程度なので、実際のダメージは良くて1000～1500％くらいだと思われます。集団に向かって撃てば総倍率はかなりのものとなりますが、ダメージのむらが生まれやすいです。

元素爆発の＜攻撃力バフ＞も発生しているときに出場しているキャラクターに限定されるため、裟羅以外でバフを受け取りたいときは手際良くキャラクター交代をする必要があります。

命ノ星座

命ノ星座がとても重要なキャラクターです。

快適に運用するのであれば2凸が重要で、キャラクターとしての個性を確立するのが完凸です。

第1重

元素スキル・元素爆発の命中でクールタイムが－1秒されます。バフの回転率を良くするのにさりげなく貢献してくれています。

第2重

元素スキル発動時に小さな「天狗呪雷」を設置するようになります。そのため、狙い撃ちの手間がなくなります。

狙い撃ちでの「天狗呪雷」は、アタッカーキャラクターへの連続バフを狙う場合や、裟羅が自分のための「天狗呪雷」を置くのに使えます。

第4重

元素爆発の分裂が4方向→6方向になります。大型の敵に対してかなりのダメージアップが期待できます。

第6重

元素スキル・元素爆発の＜攻撃力バフ＞に「雷元素ダメージの会心ダメージ＋60%」を追加。雷元素限定とは言え、めちゃくちゃ強いです。

この会心ダメージ＋60％はもちろん裟羅自身も受け取ることができるため、裟羅のサブアタッカーとしての能力も大幅に向上します。

注意点として、フィッシュルの元素スキルや北斗の元素爆発のような「ダメージが天賦発動時のステータスを参照する」攻撃は元素スキルの攻撃力バフは継続時間中持続するものの、裟羅の第6重の「雷元素ダメージの会心ダメージ＋60％」の効果に関しては6秒で効果が途切れます。

 

バフはベネット、使用感はモナ

バフの種類はベネットと同じ自身の基礎攻撃力を基準としたものですが、ベネットと比較するとバフの継続時間が6秒と短く、バフをかけられる相手もほぼ味方1人…と使用感が大きく異なります。

そのため、ベネットの元素爆発の運用方法である「パーティ全体で大ダメージを出す」ことを期待するとがっかりします。

個人的に使用感が近いのはモナの元素爆発で、「次に登場するキャラクターで大ダメージを狙う」という運用方法です。

もしくは、星3法器の「龍殺しの英傑譚」を装備した法器キャラクターをイメージすると良いかもしれません。

ベネットのように長い継続時間と回復能力はありませんが、10秒ごとに6秒間、細かく味方にバフをかけられるのが裟羅の魅力です。

 

完凸まで没個性的

裟羅とベネット、モナ、「龍殺しの英傑譚」を比較した場合、無凸～5凸時点では裟羅にしかできない動きというのが少ないです。

ベネット、モナと比較すると、運用の軽い「元素スキル」でのパーティのダメージアップという点では使いやすさを感じるかもしれませんが、育成が進んだプレイヤーにとってベネットやモナの元素爆発をループさせることはそこまで難しいことではありません。（特にベネットは元素爆発を連続使用するハードルが低い）

また、攻撃力固定値バフと攻撃力％バフの違いはありますが、「アタッカーの攻撃力を上げる」という目的は法器キャラクターに「龍殺しの英傑譚」を装備させることで達成できます。

複数の役割をこなせるベネット、モナ、「龍殺しの英傑譚」を装備した法器キャラクターと比較して、裟羅ができることはクールタイム20秒の元素爆発でダメージを出せる…くらいです。（もちろんこれも重要な要素です）

そのため、無凸～5凸の裟羅はやや没個性的だと評価できます…………が、完凸でイカれたバフを付与できるようになります。

元素スキル・元素爆発の＜攻撃力バフ＞に雷元素ダメージの会心ダメージ＋60％が追加されます。

裟羅は無凸〜5凸では個性に欠けるサポーターですが、完凸することで「雷元素専門の会心ダメージバッファー」に変貌します。

完凸のバフ効果

僕の雷電将軍（絶縁の旗印4セット＋和璞鳶）の子のステータスの場合、

完凸裟羅のバフである攻撃力608＋会心ダメージ60％をもらった場合の火力は約1.66倍です。

各々のステータスによって左右されることですが、会心ダメージ＋60％だけでも約1.24倍なのでとても強力だと感じています。

裟羅のバフを受けることを考えた場合、アタッカーの会心率/会心ダメージの比率は会心率をやや高めにしておくといいかもしれません。

 

おすすめの聖遺物・武器

裟羅の最も重要な「バッファー」としての能力は元素スキルの天賦レベル上げと武器ので育成に依存します。

そのため、元素スキルの天賦レベル上げは今できる最大まで行い、基礎攻撃力の高い武器を装備してください。

裟羅自身が火力を出すことや聖遺物のセットオプションは、優先度の低い要素となります。

裟羅は控えにいて自分が発生させる元素粒子すら直接受け取る機会が少ないため、元素爆発で火力を出すのを狙うのであれば元素チャージ効率が重要です。

元素スキルのバフを自分にかけることで攻撃力を確保できるので、「攻撃力％」のステータスの優先度はやや低めにしても良いと思います。もちろん無駄にはなりません。（攻撃力％は裟羅のバフと無関係のステータスです）

おすすめの聖遺物

おすすめのメインオプションについては以下の通りです。

時計はどちらかというと元素チャージ効率がおすすめです。

裟羅は元素スキルで攻撃力バフを獲得できるのと、元素爆発の発動が困難なためです。元素爆発にも攻撃力バフがあるため、パーティ単位での連携を考えてもやはり元素チャージ効率がおすすめです。

冠はステータスに合わせて調整してください。

セット効果は正直ぴったり合うものはないので、適当にサブオプションが優秀な単品を組み合わせるだけでも十分だと思います。

「絶縁の旗印」4セット

裟羅で火力出す場合、「絶縁の旗印」4セットが最もおすすめです。

ただし、行秋や香菱ほどは重要度が高くないため、他に優先したいキャラクターがいる場合は譲りましょう。

「旧貴族のしつけ」4セット

とりあえずサポーターにつけておけばOKな元祖聖遺物、「旧貴族のしつけ」4セットです。

ただし、裟羅は元素爆発の発動が困難であるため、20秒ごとの発動すら怪しいです。頑張って元素チャージ効率を盛る必要があります。

「千岩固牢」4セット

元素スキルの＜攻撃力バフ＞の継続時間6秒間のうち3秒間、攻撃力＋20％とシールド強化＋30％のバフをかけられます。

若干ネタより思われますが、特定のキャラクターの特定の攻撃を強化することはできるため、それなりに実用性は高いです。（香菱の元素爆発やフィッシュルのオズのダメージは発動時のステータスを参照するため、持続時間3秒でも千岩4セットのバフが”一応”乗せられる）

それ以外の選択肢

正直あまりないです。

「教官」は裟羅で元素反応を起こす必要があるため、敵に他元素を付与した上で裟羅の狙い撃ちでダメージを与える必要があり、あまりおすすめしません。（元素スキルの爆発が起きているときに裟羅は控えにいなくてはならない）

前述した通り、火力を出す意識がないのであれば、裟羅の聖遺物は適当で良いと思います。

とりあえず元素チャージ効率を確保しておくと、元素爆発で手軽にバフができるのでおすすめです。

 

おすすめの武器

最も重視すべきなのは元素スキルの＜攻撃力バフ＞が影響する「基礎攻撃力の高さ」です。

会心率・会心ダメージ・攻撃力％などのステータスは裟羅で火力を出すことを考え始める段階で必要になります。

育った武器を適当に装備させておくのがおすすめです。

星5武器が余っているのであれば適当に装備させておくのもありだと思います。

祭礼の弓

星4武器の中では基礎攻撃力が高く、元素チャージ効率が確保できる武器です。

控えにいると武器効果であるリセットが発動しないため、武器効果を発動する機会はあまり多くありません。（裟羅が自分のためにバフを使うときくらい）

そのため、他に祭礼の弓を持たせたいキャラクターがいる場合はそちらを優先することをおすすめします。

黒岩の戦弓

「祭礼の弓」同様に基礎攻撃力が高く、会心ダメージが確保できます。

最もおすすめしたい武器ではありますが、ショップでのスターライト交換となるため、あまり課金しない人にはハードルが高めの武器です。

スターライト交換はキャラクターの方が優先なので、裟羅のために黒岩を交換するのはおすすめしません。

天空の翼

高い基礎攻撃力が確保でき、ダメージを出す上で必要な会心率と会心ダメージを上げることのできる武器です。

裟羅にとって最適性の武器と言えます。

西風猟弓

武器の基礎攻撃力が低いものの、元素チャージ効率の高さから元素爆発が撃ちやすくなり裟羅の運用がしやすくなります。

 

おすすめのパーティ編成・相性のいいキャラクター

無凸～5凸の場合は攻撃力バフ要員と考えるのが無難です。ベネット、モナ、「龍殺しの英傑譚」との比較をしましたが、もちろんそれらのキャラクターと組ませても問題ありません。

雷元素付与能力が低いので特に編成に気を使う必要はありませんが、感電要員としての運用は厳しいです。

完凸している場合は雷電将軍・刻晴といった雷元素アタッカーと優先して組ませたいキャラクターです。

雷元素共鳴により、元素粒子が多く発生するので、裟羅の元素爆発の発動ハードルも下がります。

刻晴

継続して火力を出し続けられる雷元素のアタッカーです。完凸裟羅を運用するのであれば、最も恩恵が大きいキャラクターです。

遠くの敵に裟羅の狙い撃ちを当てても、刻晴であれば元素スキルでワープできるため追撃が楽です。

雷電将軍

雷電将軍は元素爆発により約7秒間アタッカーとして動けます。

裟羅の元素スキルの効果が6秒間なので、最後の方はバフが切れてしまいますが、初撃の高倍率単発ダメージにはしっかりと裟羅のバフが乗ります。

ただ、本来サポーターである雷電将軍を裟羅でサポートするのはコストがやや重たいので、雷電将軍でしっかり火力が出せる場合におすすめです。

裟羅の元素爆発はエネルギー80なので、雷電将軍の「願力」も多く溜まります。

北斗・フィッシュル・香菱

行秋以外の多くのキャラクターの継続する元素スキル・元素爆発のダメージは、元素スキル・元素爆発発動時のステータスを参照します。

そのため、北斗の元素爆発やフィッシュルのオズを出しているときに裟羅の元素スキルのバフが適用されていれば、継続時間中、裟羅のバフを受け続けることができます。

ただし、完凸裟羅の会心ダメージバフは継続時間が終わると切れます。

香菱にも同じことが言えます。本来であれば雷元素と炎元素の過負荷は少し扱いづらい元素反応ですが、裟羅の元素付与能力が低いおかげで気になりません。

ただ、香菱にはベネットの方が相性がいいので、ベネットをパーティに入れる余裕がないときに覚えておくといい要素だと思います。

 

命ノ星座が重要な雷元素専門のサポーター

正直なところ、「手持ちが揃っている人」にとっては完凸していない九条裟羅は重要度の低いキャラクターと言わざるを得ません。

攻撃力サポートとしては回復ができる上に継続時間が長く、キャラクターを交代すればそのキャラクターに攻撃力バフを引き継げるベネットがあまりにも手軽です。

また特定のキャラクターにだけバフを付与する…という運用では「龍殺しの英傑譚」が継続時間も長く、「龍殺しの英傑譚」を装備させるキャラクター次第で複数の役割を担うこともできます。

もちろん、裟羅とベネットなどを一緒に組ませることは可能ですが、攻撃力バフは詰みすぎると相対的に効果が下がるため、他の種類のバフ……もしくはデバフを優先した方がいいという結論になりやすいです。

裟羅はどうしても手間のわりには攻撃力バフの数値が低く、バフの継続時間が短いため、キャラクター交代の忙しさの手間に対して得られる恩恵がやや少ないです。

しかし、完凸裟羅はとても優秀な雷元素専門のサポーターと呼べる存在で、会心ダメージ＋60％で雷元素アタッカーを大幅に強化することのできます。

 

ベネットを所持していない……もしくは宗教上の理由で育てていない人にとては、キャラクターレベル・天賦・武器を育てるだけでバッファーとしてはおおよそ完成するのでおすすめのキャラクターです。

しかし、ベネットをすでに所持し、しっかり育てている人は完凸するまでは様子を見てもいいキャラクターだと思います。

かなり局所的にぶっ刺さるキャラクターなので、手持ちのキャラクターとよく相談して育成するかどうかを決めることをおすすめします。