【原神】刻晴（コクセイ）の個人的な評価

どうも、け。です。

いつも「やるべきこと」を後回しにしがちです。

元祖璃月のワーカーホリックこと刻晴の個人的な評価をしていきます。

ゲームの進行や手持ちの変化で評価は変わっていくと思うので、そのときは加筆修正していきます。

（現在世界ランク8、2凸）

各キャラクターの個人的な評価

刻晴（コクセイ）の個人的な評価

武器：片手剣　元素：雷　突破ステータス：会心ダメージ

スタンダードな雷元素のアタッカーです。

元素付着能力に優れているキャラクターで、雷＋草の「激化」反応を通してダメージが出しやすいです。

一方で、素の天賦倍率はそこまで高くないため、激化以外でダメージを出そうとすると伸び悩む傾向にあります。

突破ステータスにより会心ダメージ、元素爆発により会心率と会心関係のステータスに恵まれています。しかし、「ダメージバフ」のステータスが不足しているので、装備やパーティバフで補っていきたいです。

元素スキルで3次元の動きができるのでマップ探索能力が高いです。

 

天賦の評価

レベル上げの優先度は元素爆発≧元素スキル≧通常攻撃・重撃です。

全ての天賦を使うので平均的に上げるのがおすすめです。

通常攻撃

普通の倍率の通常攻撃です。

元素スキルで雷元素を付与でき、重撃のように敵を吹き飛ばさないため使用頻度はそこそこ高いです。

 

重撃

高倍率かつ高速の重撃で、刻晴の特徴の1つです。

天賦レベル8のときに278％と倍率だけ見たらジン（277％）や綾華（282.6％）と同じくらいですが、連打できる速度が比べ物にならないほど速いので、DPSで圧倒できます。

その反面、「敵を大きく吹き飛ばす」「スタミナ消費が25と多め」という欠点もあるため、使いどころを選びます。

元素スキルで雷元素を付与できます。

 

元素スキル

敵に向かって＜雷楔＞を放ち、追撃するスキルです。

クールタイムは7.5秒と短めで、スタミナを消費せず高速で敵に近づき、攻撃範囲も広いため扱いやすいです。

固有天賦「抵天の雷罰」により、元素スキルを2回押したとき（刻晴がワープしたとき）に通常攻撃・重撃に5秒間雷元素を付与します。（この雷元素付与の優先度は低く、重雲や完凸ベネットの元素付与に上書きされます）

＜雷楔＞は5秒程度その場に残るので元素スキルを撃ったあとに他のキャラクターを交代して元素反応を起こし、また刻晴に戻してから追撃……というのも可能です。

長押しをすることで空中にも放つことができるため、マップ移動や空中の敵への追撃にも便利です。

 

元素爆発

ダメージが細かいため軽視されがちですが、天賦レベル8で750.2％の高倍率の元素爆発で主力の1つです。

クールタイム12秒、必要な元素エネルギー40と回転率も良いだけでなく、固有天賦「玉衡の貴」により8秒間、会心率15％アップのバフを自身に付与します。

攻撃範囲が非常に広く、多数の敵を巻き込めるスキルで、重撃のように敵を吹き飛ばさない……という使い勝手にも優れています。

元素爆発の攻撃時間は3秒程度ですが、ヒット数の多さから元素付着に優れていることから3回の元素付着が行えます。

そのため、雷＋草の激化反応との相性も良いです。

命ノ星座

4凸・6凸で無難に火力が上がりますが、無凸時点でアタッカーとして完成されています。

凸で上がるのは火力だけで、限定星5キャラクターのように大きく性能が伸びるような凸効果は保持していません。

第1重

元素スキルによるワープ時、元の場所と移動先に雷元素範囲攻撃が起きます。

元素付着クールタイムは元素スキルと共有しているようなので、元素付着能力は変わらないようです。

密着した敵に元素スキルを使えばそれなりのダメージ増加が期待できますが、1凸効果の攻撃範囲はそこまで広くないため期待はし過ぎない方が良いです。

 

重撃だけに特化するのは正直微妙

刻晴は重撃が強力なキャラクターです。

しかし、敵を大きく吹き飛ばしてしまうため、使いどころを選びます。

そのため、重撃だけに特化するのは個人的に微妙だと思っています。

重撃だけでなく、元素スキルや元素爆発でも火力出せる装備構成にするのがおすすめです。

 

「激化」パーティがおすすめ

刻晴で火力を出すパーティはいくつかありますが、個人的には雷＋草の「激化」がおすすめです。

雷＋草の元素反応である「原激化」が起きた敵は一定時間、雷元素付着が起きると「超激化」、草元素付着が起きると「草激化」が起きる状態になります。

激化は会心ステータスやダメージバフの影響を受ける強力な元素反応で、感電や過負荷のように元素反応の順番を気にしないで良いという使い勝手の良さも優秀です。

ただし、激化状態の敵に水・炎が付着すると激化状態が解除されてしまうので、パーティ編成が雷/草/氷/風/岩/に限定される……という欠点もあります。

パーティ編成が限定されてしまうとしても特定の限定星5キャラクターやサポーターの凸に依存せず火力が出しやすいです。

刻晴でアタッカーを目指す人は激化編成を視野に入れてサポーターを育成するのが良いと思います。

草元素キャラクターは配布（深境螺旋4層クリア）で入手できるコレイが扱いやすく、スメール入国で獲得できる草元素の主人公も優秀です。

キャラクターレベルも重要

「激化」のダメージは感電・過負荷などと同様にキャラクターレベルの影響を強く受けます。

そのため、刻晴のキャラクターレベルは90にしましょう。

その方が聖遺物厳選にこだわるよりも効率的にダメージが伸ばせます。

超開花パーティも強い

開花（水＋草）で生成した「草原核」を雷元素攻撃で破壊する超開花パーティも強力です。

必ず雷元素側で反応が起こせるので、元素熟知特化にすることで大ダメージが狙えます。

聖遺物のメインオプションを元素熟知で固めるだけで成立するという意味ではお手軽です。

ただし、激化同様にキャラクターレベルが重要で、刻晴自身の火力は大幅に下がります。

刻晴は元素熟知を他のステータスに変換する能力を持っていないため、両立が難しいです。

物理型はおすすめしない

原神サービス開始初期のころは「ダメージバフ」のステータスを確保することが難しく、比較的ダメージバフを稼ぎやすい「物理ダメージ」で戦うことが推奨されていました。

超電導で敵の物理耐性を下げて雷元素付与をしない物理ダメージの重撃ループで戦うというスタイルですが、現在の環境では物理型おすすめしません。

物理ダメージにステータスが偏るため、高火力の雷元素攻撃である元素スキル・元素爆発を捨てることになり、なにより強力な「激化」という元素反応を無視することになるためです。

シンプルに雷元素アタッカーとして刻晴を育成することをおすすめします。

 

マップ探索など普段使いで優秀なキャラクター

刻晴は恒常キャラクターの中では唯一マップ探索に関する能力を持っています。

モンドではそこまで気になりませんが、璃月、稲妻、スメールなど高いところに登ることの多いマップでは刻晴、ウェンティ（万葉）の有無がマップ探索の効率に大きく影響します。

 

おすすめの聖遺物・武器

刻晴が必要とするステータスは攻撃力％・元素熟知・会心率・会心ダメージ・ダメージバフ（雷元素ダメージ、与えるダメージなど）です。

全てのステータスを刻晴1人で確保するのは難しいため、パーティバフで補いづらい会心率・会心ダメージ・ダメージバフを聖遺物・武器で確保するのがおすすめです。

刻晴は元素爆発に必要なエネルギーが40であり、元素粒子生成も「雷元素共鳴」などで確保しやすいため、元素チャージ効率の優先度は低めです。

おすすめの聖遺物

おすすめのメインオプションは以下の通りです。

時計を攻撃力％と元素熟知のどちらにするか……は使っている武器や天賦レベルによります。

星4武器を使っていて、天賦レベルが低い場合は元素熟知の方がダメージが伸ばしやすいです。

一方で、基礎攻撃力の高い星5武器を使っていて、天賦レベルをしっかり上げている場合は攻撃力％の方がダメージが出せます。（攻撃力％は基礎攻撃力に左右されるため）

「激化」「超開花」以外のパーティでも使える攻撃力％が個人的にはおすすめですが、激化や超開花でしか刻晴を使わない場合は元素熟知でも良い気はします。

激化はダメージバフと会心関係が重要なので、杯と冠はそれぞれ雷元素ダメージ、会心率/会心ダメージがおすすめです。

サブオプションはパーティバフで確保しづらい会心率・会心ダメージが最優先です。

超開花パーティを作るときは元素熟知特化にしても良いです。

「雷のような怒り」4セット

2セット効果で雷元素ダメージ、4セット効果で雷元素反応関連のダメージを伸ばし、元素スキルクールタイムの減少効果を得られる聖遺物です。

雷元素関連のダメージ増加は「金メッキの夢」や「大地を流浪する楽団」2セットの元素熟知＋80の方が大きいですが、元素スキルクールタイム減少により元素スキルによる元素付着回数の増加、元素粒子生成の向上が見込める点が強力です。

特に元素爆発は3回の元素反応が起こせるため、元素スキル→元素爆発→元素スキルという短時間で元素付着を連続して行える連携ができるようになります。

扱いやすい元素スキル・元素爆発を主軸とした立ち回りができるようになるため、快適性も含めておすすめの聖遺物です。

「金メッキの夢」4セット

4セット効果によりパーティの同じ元素/異なる元素のキャラクターに応じて攻撃力％/元素熟知のバフを獲得できます。

元素熟知と攻撃力％を両立できる優秀な聖遺物で、その数値も高い一方で、ダメージバフを聖遺物のセット効果で稼ぐことができません。

そのため、武器やパーティバフでダメージバフを確保する必要があります。

その他の選択肢

• 「雷のような怒り」2セット
• 「剣闘士のフィナーレ」2セットなどの攻撃力＋18％
  「大地を流浪する楽団」2セットなどの元素熟知＋80

これらを組み合わせるだけでも十分戦えます。

おすすめの武器

刻晴はダメージバフのステータスが特に不足しているため、ダメージバフが確保できる武器が特におすすめです。

また、通常時のダメージと激化時のダメージの両方に恩恵のある会心関係のステータスが確保できる武器も無難におすすめです。

星3・星4武器にいくつかの選択肢があるのですが、それぞれに条件があります。

星3・星4武器の中では「黒岩」が無難に使いやすく個人的におすすめですが、満たしやすいと感じる条件のものを選ぶようにしましょう。

霧切の廻光

武器オプションで会心ダメージ、武器効果でダメージバフを獲得できる非常に優秀な武器です。

刻晴は元素爆発クールタイムが12秒と短く、元素スキルで通常攻撃に雷元素付与ができるため、武器効果の3重複が簡単に狙えます。

匣中龍吟

雷元素が付着している敵に対して与えるダメージを獲得できます。

激化の敵は雷＋草が同時に付着している状態になるので武器効果を活かしやすく、「激化」パーティで高いパフォーマンスを発揮できます。

ただし、雷元素が付着していない敵に対してのダメージが大きく下がる点には注意が必要です。

激化状態の敵に草元素の付着が起きると雷元素が剥がれてしまうため、フィッシュルのような継続的に雷元素を付着できるサブアタッカーと同時に編成することが求められます。

感電も敵に雷＋水が同時に付着している状態になるので感電パーティでも使えますが、やはり雷元素付着が重要となるので雷元素キャラクターを多めに編成したいです。

黒剣

武器オプションで会心率が獲得できる武器です。ダメージバフは通常攻撃・重撃に限定されています。

通常攻撃・重撃以外のダメージは「匣中龍吟」に劣りますが、敵の元素付着に関係なく安定したダメージが出せる点でおすすめです。

回復効果はおまけです。

黒岩の長剣

基礎攻撃力が高く、武器効果で会心ダメージが獲得できます。

刻晴で敵を倒したとき、攻撃力％バフを獲得できるので対集団戦で高いパフォーマンスを発揮します。

一方で、ボス戦のような単体戦の場面では武器効果の発揮ができません。

武器効果が発動しなくてもそこそこ強く、「匣中龍吟」のように敵の元素付着を気にする必要がないという利便性の高さはありますが、ショップでのスターライト交換であるためそれなりのコストがかかります。

個人的に、アタッカー向けの星4片手剣は結構癖があるものが多い……と感じているので精錬ランク1の「黒岩の長剣」はおすすめです。凸はコスパ悪いのであまりおすすめしません。

黒剣と大きな差はないので黒剣があるならそちらでも良いです。

黎明の神剣

HPを90％以上維持することが求められますが、会心ダメージと会心率を高い水準で両立できる武器です。

基礎攻撃力が低いものの、高すぎる会心ステータスでそれを補えます……HPを90％以上維持できるなら。

下手な星4武器よりも強力なのですが、条件を満たすためにシールドサポーターやヒーラーを充実させる必要がある点に注意です。

ただ、武器効果を発動していなくても他の星4武器が武器効果を発動していないのと同程度のダメージが出せるので、他の星4武器の条件よりもHP90％を維持することが簡単に感じる場合はおすすめです。

鉄蜂の刺し

無料で入手できる武器の中ではおすすめ……ですが、激化時のダメージでも先に紹介した武器に劣るダメージです。やはり会心率・会心ダメージが正義。

紀行課金で「黒剣」、ある程度ガチャを回せばそのうち「匣中龍吟」が入手できるので、刻晴でこの武器を使う必要はありません。

ただ、楓原万葉や久岐忍など刻晴が必要とするサポーターの適性武器でもあるので、刻晴で使う武器がない場合はとりあえず繋ぎとして育てておくのはありだと思います。

超開花で戦う場合は、他の星3・星4武器よりもおすすめできます。

 

おすすめの編成・相性の良いキャラクター

刻晴のパーティは大きく3つに分けられます。

• 雷＋草の「激化パーティ」
• 雷＋水＋草などの「感電/超開花パーティ」
• バフをたくさん盛って「サポートの力でブン殴るパーティ」

個人的には激化パーティが最もコストが低く火力が出しやすいのでおすすめです。

激化状態の敵に水や炎が付着してしまうと激化が解除されてしまうので、雷/草/氷/風/岩に元素を絞って編成することが重要です。

激化でダメージを出す上では雷元素耐性デバフや元素熟知バフが重要となるので、その役割をこなせるサポーターを採用するのがおすすめです。

「感電/超開花パーティ」は固定値系の元素反応で無難にダメージが出せるので、扱いやすく視覚的にも楽しいです。

「サポートの力でブン殴るパーティ」はサポーターのコストが高い上級者向けの編成で、限定星5キャラクターなどを必要とします。

ナヒーダ

継続的かつ複数の敵に草元素付着ができる草元素のサブアタッカー・サポーターです。

出場キャラクターへの元素熟知＋250（最大）がとても優秀で、ナヒーダ自身の火力も高いです。

草元素パーティを作る際に一番最初に挙がる選択肢です。

草主人公/コレイ

草元素の主人公、コレイのどちらも控えから草元素付着が行えるサブアタッカー・サポーターです。

草主人公は範囲・継続性に優れていますが、元素爆発のエネルギーが重いのが欠点です。

コレイは元素エネルギーが軽めではあるものの、範囲と継続性にやや劣ります。

元素付着能力は同程度なのでぶっちゃけどちらを採用してもそこまで大きな差はないです……が、個人的には草主人公の方が好みです

白朮

草元素のヒーラーです。

無凸の白朮は元素付着能力こそ高くないものの、元素爆発による回復効果を受けたキャラクターへの草元素反応強化のサポートがとても優れています。

フィッシュル/北斗

フィッシュルは継続火力、雷元素付着能力に優れたサブアタッカーです。

凸効果も優秀ですが、固有天賦の「オズがフィールド上にいるとき、出場キャラクターが雷元素反応を起こすと雷元素追撃」がとても優れていて、刻晴が元素反応を起こすだけでフィッシュルの固有天賦の追撃が発生し雷元素付着まで行うので、激化パーティにおけるダメージ底上げとして大きく貢献してくれます。

北斗は出場キャラクターの通常攻撃・重撃に連動する元素爆発が優秀で、元素爆発には行秋同様の中断耐性・ダメージ軽減の防御バフもあります。

「敵と敵の間を連鎖する」という対集団戦で特に優れた元素爆発で、元素エネルギー面が課題ではあるものの、刻晴と一緒に組むことでそれも解決します。

完凸効果で雷元素耐性デバフを獲得するため、編成が限定されている激化パーティでの枠圧縮としてもおすすめです。

鍾離/ディオナ

鍾離は強固なシールドが魅力のサポーターです。

シールドには全元素・物理耐性－20％のデバフまであるので、耐久力と火力貢献を両立できます。

ディオナは鍾離ほどではないものの優れたシールドサポーターであり、元素爆発による回復能力も持っています。

シールド時のスタミナ軽減がさりげなく優秀で、完凸時には出場キャラクターへの元素熟知バフも行えます。

草元素に影響しない氷元素であるため、激化の邪魔をしないという点も優れています。

 

「激化」で生まれ変わった雷元素アタッカー

刻晴はVer3.0で追加された草元素により、雷＋草の「激化」で大きく生まれ変わりました。

元々、攻撃速度の速い片手剣キャラクターであり、元素スキルで手軽に雷元素付与ができて敵に向かってワープができ、広範囲の元素爆発で対集団とも戦える……という使い心地の良さは定評でしたが、いまいち火力がついてこないという悩みを抱えていました。

しかし、「激化」により低コストな編成でも火力が出せるようになりました。

また今まで評価の低かった聖遺物である「雷のような怒り」が激化回数を増やすための聖遺物として優れており、刻晴にとって長らく存在しなかった適性聖遺物まで獲得しました。

また、激化パーティは「ハイパーキャリー」な編成と比較して少ないキャラクター交代でダメージが出るのも魅力で、「どういう手順でパーティを動かせば火力が出せるのか」というのが分かりやすい点も良いと感じています。

 

刻晴は恒常星5キャラクターの中でも火力が出しやすい優れたアタッカーだと個人的に感じています。

さすがに凸が進んだ限定星5キャラクターには火力的に劣りますが、自由なタイミングでキャラクター交代ができるスタンダードで扱いやすいアタッカーです。

また、探索時における高所への移動なども便利なキャラクターなので、探索でも秘境でも活躍の場がある点も嬉しいです。

一方で、激化編成で組める構成が制限されているのはやや弱点です。

ただ、今後は草元素キャラクターが追加されると思うので、そこを「伸びしろ」と捉えて現状を楽しむのが良いと思います。