【原神】断罪の皇女「フィッシュル」がひたすら強化され続けた歴史をふんわり振り返る

どうも、け。です。

幼いころは頑張れば手からビームが出ると信じ、中学生のころはクラスが謎の組織に襲われて自分の中の秘めた力が覚醒する妄想をしていました。

僕の黒い歴史はさておき、断罪の皇女・フィッシュルがちゃっかり強化をもらい続けていた歴史をふんわりお話していこうと思います。

 

断罪の皇女「フィッシュル」がひたすら強化され続けた歴史をふんわり振り返る

フィッシュルは雷元素のサブアタッカーです。

「オズ」による控えからの雷元素攻撃が強力で、固有天賦の効果により出場キャラクターが雷元素反応を起こすとさらに追撃が発生します。

「オズを召喚するだけでお仕事完了！」という扱いやすさの面でも優れていて、ハイスタンダードなキャラクターと評価できるでしょう。

 

そもそも最初から強かった件

フィッシュルは原神が始まったばかりのころから高い評価を獲得していました。

1番最初のウェンティガチャのときの「抱き合わせ星4キャラクター」としてピックアップされていたので、所持している人も多かったです。

 

僕はフィッシュルのえちえちがおてぃぬてぃぬに刺さりすぎて暴走し、この優秀で叡智なフィッシュルを完凸しようとした結果……ウェンティが3凸しました。

結局フィッシュルの完凸はできなかったので、ウェンティの凸は致命傷の古傷として今も残っています。

まじで星4キャラ1点狙いやめとこう……ね？

 

ところで、その当時は元素反応に対しての理解も薄く、装備を整えるのも大変でした。

そのため、今となってはほぼネタビルドである「物理型」が大真面目に推奨されることもあったほどです。

フィッシュルは「オズ」が強力なキャラクターですが、1凸効果の追撃により通常攻撃による物理攻撃も結構強かったです。（当時としては）

そのため、雷元素主体のサブアタッカーとしてだけでなく物理攻撃主体のメインアタッカーもできるキャラクターとしてフィッシュルはちやほやされていました。

 

Ver1.6で追加ダメージ系の元素反応が強化

月日が流れ、海灯祭で頭がおかしくなったころ、テイワットの人たちは原神というゲームへの理解が進み始めていました。

甘雨・胡桃といったインフレを感じさせるアタッカーが実装されたのもあって、「蒸発」と「溶解」とかいうダメージ増幅系のいかれた元素反応の存在に僕たちは気づき始めます。

モナの元素爆発の被ダメージアップデバフを凍結によって延長させる「モルガナ」が開発されたのも、確かこのころです……たぶん。（うろ覚え）

そして、僕たちは気づいてしまうのです。

「雷の元素反応、弱くね？」……と。

 

そんな中、Ver1.6で感電・過負荷・拡散などの追加ダメージ系の元素反応が強化されるアップデートがありました。

これにより雷元素も炎・水・氷元素と肩を並べる……ことは全然なく、ダメージ増幅と会心の暴力と比べてかな～り地味な感じでした。

その一方で、「砂糖武装」と呼ばれるスクロース/フィッシュル/行秋/北斗のパーティが開発されました。

これはVer1.6の追加ダメージ系の元素反応の強化の恩恵をばちくそに享受できるコンセプトパーティだったので、一部界隈で強いとささやかれていた気がします。

ただ、星4キャラクター中心のパーティだったので、世間的には大きく話題になることはありませんでした。

 

雷元素があまりにも不遇なVer2時代……だけど強かったフィッシュル

Ver2.0で雷の国・稲妻が実装され、Ver1時代からは想像もつかないレベルで原神は盛り上がりました。

僕たちは稲妻で雷元素が強化される妄想をしていたわけです……が、残念なことにそれは実現しませんでした。

雷元素専門のサポーターっぽい九条裟羅が実装されましたが、しばらくすると裟羅は雷電将軍専門サポーターな感じの「将軍ガチ勢」であることが判明します。

 

元素爆発軸のキャラクターたちが「絶縁の旗印」で利便性と火力の両立に成功する中……

あと、「ナショナル」から派生した「雷電ナショナル」とかいう馬鹿強いパーティも爆誕します。

しかし、元素スキル軸のフィッシュルは適正聖遺物4セットが未だに存在しませんでしたし、雷電将軍の元素爆発ダメージバフの恩恵も得られませんでした。

そのため、Ver2時代はフィッシュルにはつらい時期……かというと全然これっぽっちもそんなことはなく、そもそものスペックがハイスタンダードで扱いやすかったので普通に強いキャラクターでした。

敵のシールド破壊に雷元素キャラクターが必要なこともあるので、「雷元素キャラを育てるなら、雷電将軍かフィッシュルだよね」というのが声も多かった印象です。

 

Ver2.5ではフィッシュルと同じ雷元素のサブアタッカーである八重神子が実装されました。

競合するキャラクターだったため、フィッシュル派と八重神子派による……

「控えめこそ至高！」

「横ちちが最高なんだ！」

という血みどろの争いがありました。

でも、最終的には「一緒に使っても強くていいよね」「おちちに貴賎なし」という感じで争いは収まりました。

そもそも争いなんてなかったんですけどね。

 

あまりにも長い飢えと渇きによる苦しみ

しかし、フィッシュルを取り巻く環境に何も問題がなかったわけではありません。

フィッシュルの本体……ではなく、相棒である「オズ」の海外声優の問題のせいか、フィッシュルは半年以上ピックアップがありませんでした。

なんならイベントでの登場は……。

なので、稲妻で爆増した新規の人たちの多くが「フィッシュルって誰？」という悲しい状態でしたね。

フィッシュル成分の不足により、僕たちフィッシュル界隈の人々も飢えと渇きに苦しみました。

……え、これ強化の歴史と関係ないじゃんって？

今1番大事な話をしているところなので、ちょっと静かにしててもらっていいですか。

 

そんな絶望の中、Ver2を締めくくるVer2.8ではついに「モナフィ」が復活し、フィッシュル界隈が歓喜の渦に包まれます。

うおおおおおおおおおおお！！！！

このイベントではフィッシュルは新しいコスチュームをもらえましたね♡

とってもKAWAII♡

 

雷元素、大躍進の草元素環境

Ver3.0で新たな元素である「草」が追加されました。

やはり雷元素の強化も期待されていたわけですが、雷元素が獲得した元素反応は「激化」と「超開花」でした。

「激化」と「超開花」のどちらもかなり強い元素反応な手応えがあったので、「雷元素の時代来たか！？」と喜ぶ人でテイワット大陸は賑わいました。

一方で、配布キャラのコレイや草主人公がいい感じに強くはあったものの楓原万葉や夜蘭レベルに強い草元素サポーターがいなかったので、「喜ぶのはまだ早いかもね」という慎重な意見もありました。

 

そんな中、訪れたのが草神・ナヒーダの爆誕です。

ナヒーダは期待されていた以上に便利でつよつよな草元素キャラクターで、特に優秀だったのが元素スキルでお手軽に草元素攻撃ができることです。

これまでコレイや主人公の元素爆発を頑張って回していた草元素パーティが、ナヒーダが「全部丸見え」しちゃうだけで良くなったのではちゃめちゃに使いやすくなりました。

 

そして、元々強かったフィッシュルは「激化」との相性がとても良く、雷元素サブアタッカーとしての地位をばっちり確立していきます。

さらに新しく追加された聖遺物「金メッキの夢」4セットが激化パーティと相性が良くていい感じに強く、ようやくフィッシュルにもぴったりの聖遺物4セットが見つかって「良かったね」って感じになります。

 

超強い適性聖遺物「黄金の劇団」の実装

「スメールの春」を迎え、激化と超開花でお手軽に火力が出せるようになった雷元素キャラクターはもはや不遇とは言われなくなりました。

草元素環境の締めくくりとして白朮が実装されて草元素パーティの耐久サポートも万全となり、

Ver3の終わり際には「わしが原神を始めたころの雷元素は……」と昔話に花を咲かせるお年寄りたちでテイワット大陸は賑わっていました。

 

そして、訪れる第5の国・フォンテーヌ。

「フォンテーヌは水元素の国だからHP環境かな～」とか妄想しつつ環境の変化を楽しみにしていた僕たちの前に、ひょっこり現れたのはどう見てもフィッシュルと相性バツグンな聖遺物「黄金の劇団」でした。

元素スキルダメージ＋70％という驚異的なダメージバフにフィッシュル愛好家たちはざわつきます。

フィッシュルは元々ダメージバフが不足気味だったので、今までよりも2割前後の火力アップ……限定星5キャラクターがモチーフ武器持つレベルの火力上昇を獲得してしまいました。

こうして最初から強かったフィッシュルはバージョンを重ねるごとにすくすくとパワーアップしてしまったわけです。

 

今後、フィッシュルがもっと強くなってしまうのか、それとも「物理と岩元素のこともそろそろ思い出してあげようかな」となるのかはホヨバーーーース！のみぞ知るところだったりします。

というわけで、なぜか強化され続ける断罪の皇女・フィッシュルの歴史をふんわり振り返ってみました。

物覚えの悪い僕の記憶頼りの振り返りなので捏造された歴史もあるかもしれませんが、フィッシュルのKAWAIIと叡智は不変なのでご安心くださいね♡