【原神】ディルックの個人的な評価

どうも、け。です。

フクロウカフェに行ってみたいです。

†闇夜の英雄†ことディルックの個人的な評価をしていきます。

ゲームの進行や手持ちの変化で評価が変わってくるので、その都度加筆修正を行います。

（現在世界ランク8、2凸）

各キャラクターの個人的な評価

ディルックの個人的な評価

武器：両手剣　元素：炎　突破ステータス：会心率

炎元素のアタッカーです。

曲者揃いの炎元素アタッカーの中ではとても素直な性能をしています。

両手剣・炎元素・高身長という特徴もあり、盾持ちヒルチャールの処理がしやすい、鉱物・建造物破壊などのギミック対応ができる、足が早く敵を追いかけやすい……と普段使いでの使い勝手が良好です。

一方でアタッカーとしては瞬発力に欠けるという一面もあります。

序盤でお迎えできた場合頼もしいキャラクターですが、炎元素キャラクターが全体的に高性能であることもあって競合が多いです。

 

天賦の評価

全ての天賦を平均的に上げることをおすすめします。

あえて優先度をつけるなら元素スキル＞通常攻撃・重撃＞元素爆発です。

 

通常攻撃・重撃

倍率が高めの通常攻撃です。

元素爆発発動後に炎元素化するため、炎元素ダメージバフを乗せやすく多用します。

ただ、3ヒット/2.5秒の元素付着クールタイム（＝2.5秒後もしくは3ヒットしてからでないと次の元素付与・元素反応が起こせない）があるため、通常攻撃の蒸発・溶解を狙える機会はあまり多くありません。

重撃はスタミナを消費することや元素スキルの連携ができないこと、行秋の元素爆発とのシナジーがないことが理由であまり使いません。

 

落下攻撃

ディルックは「落下攻撃」の倍率が他のキャラクターよりも高いという特徴があります。

落下攻撃が可能な状況・パーティでしか運用できませんが、落下攻撃には元素付着クールタイムがなく毎回「蒸発」が狙えます。

落下攻撃を主軸にする「閑雲」のパーティでディルックをアタッカーに採用するときは通常攻撃・重撃の天賦レベル上げも重要です。

 

元素スキル

任意のタイミングで3回攻撃できる元素スキルです。

元素スキル→元素スキルの連携には4秒程度の猶予があるため、通常攻撃を挟んでコンボのようなことができます。

もちろん立ち回りによっては3回連続で使用しても良いです。

また、キャラクター交代をしても元素スキルの連携猶予は継続するため、元素スキルの1発目を当てて「翠緑の影」を装備した風元素キャラクターで拡散を行い炎元素耐性を下げる……ということもできます。

天賦レベル8時点で合計513％とまずまずの倍率で、元素反応クールタイムがないため継続的な水/氷元素付与を行えば蒸発/溶解によるダメージアップが狙えます。

クールタイムは10秒で元素粒子の発生は合計3〜4個とそれなりです。

 

元素爆発

前方広範囲に炎元素攻撃を行います。

強いノックバックを起こすので敵を大きく吹き飛ばしてしまいます……が、引きずれるくらいノックバックできないと最大火力が出せないというジレンマがあります。

倍率は測りづらいですが、天賦レベル8時点でフルヒットした場合は800〜900％で、敵を引きずれない場合は400％〜500％にとどまります。

元素反応クールタイム（というかヒット数）に恵まれていないのか、最初のヒット以外で蒸発・溶解を狙いづらいです。

必要とする元素エネルギーは40でクールタイム12秒と発動自体は容易です。

弱い元素爆発ではないですが、敵との立ち位置や吹き飛ばしてしまうことを考慮した立ち回りを考える必要があるため、やや使いづらさはあります。

固有天賦「溶融の翼」により炎元素ダメージ＋20％のバフを獲得できるので、自己強化用としても出し惜しみすることなく連発したいです。

 

命ノ星座

無凸時点でアタッカーとしては完成しているディルックですが、命ノ星座はシンプルに優秀なものが多いです。

……というより、期間限定キャラクターと張り合うためには凸が欲しくなります。

ただ、恒常星5キャラクターは狙って凸することができないのが歯痒いです。

 

対応力のあるアタッカーだが、瞬発力に欠ける

ディルックは両手剣・炎元素・長身男性のキャラクターであるため、

• 鉱物や構造物の破壊がしやすい
• 岩元素シールドの破壊も可能
• 炎元素を必要とする序盤〜中盤のフィールドギミックに対応できる
• 序盤〜中盤で厄介な盾持ちヒルチャールに対応しやすい
• 足が早く敵を追いかけやすい
• 両手剣によるノックバックで被弾を抑えられる

といった特徴があり、シールド・バリア・構造物破壊などいくつかのギミック対応を1人で行うことができるためキャラクター不足の序盤〜中盤で育成リソースの節約に繋がります。

また、特定のキャラクターのサポートを必要とせず、多くの場面で安定したダメージが出せます。（行秋は重要だけど必須ではない）

 

競合するキャラクターと比較した場合、瞬発力が低い

キャラクターの手持ちが豊富な人からすると他アタッカーと比較して瞬発力に欠ける……という欠点が目立ちます。

アタッカー自体に競合が多く、炎元素でダメージが出せるキャラクターには胡桃、香菱、宵宮、煙緋、クレー、ベネット……と高水準のキャラクターが多いです。

無凸・星4武器で比較した場合、ディルックは他のアタッカーに大きく劣っているとは感じせん……が、この条件だと「漁獲」「絶縁の旗印」の香菱が破壊的に強いので、どうしても育成優先度は低くなってしまいます。

瞬発力不足を感じる点

炎元素キャラクターの特権は蒸発・溶解によるダメージ増幅なのですが、ディルックが確実に蒸発・溶解を狙えるのはクールタイム10秒の元素スキルだけです。

通常攻撃と元素爆発は元素反応クールタイムの事情で蒸発・溶解が狙いづらく、この部分がディルックの瞬発力不足の一因だと個人的に感じています。

また、元素爆発で火力が出せるかどうかも敵によって左右されてしまうのもネックとなっています。

他の炎元素キャラクターと比較した場合、胡桃は重撃が元素反応クールタイムがなく、宵宮は手数の多さから3ヒット/2.5秒の制限を突破できます。

クレーと煙緋のような法器キャラクターは通常攻撃と重撃で元素反応クールタイムが別々でかつ重撃に元素反応クールタイムがありません。

また、香菱は元素爆発に元素反応クールタイムがなく、アタッカービルドのベネットは元素爆発の攻撃力バフによるパーティ全体の強化と元素スキルのクールタイム短縮で瞬発力を獲得しています。

ただ、原神は4人パーティで戦うゲームなので、他キャラクターで瞬発力を補えば解決することではあります。そこまで悲観する欠点ではありません。

 

蒸発を狙わないパーティ編成もおすすめ

ディルックは元素スキル以外で蒸発が狙いづらいため、蒸発を狙わないパーティ編成もおすすめです。

1例としては香菱などのサブアタッカーを添えた炎元素単一パーティ（モノパイロ）があります。

パーティ内で炎元素粒子をたくさん発生できるようになるため、パーティ単位で元素爆発が回しやすくなります。

香菱やベネットは凸効果で炎元素ダメージバフのサポートを持っているので、その点でも優秀です。

また、パーティにナヒーダを組み込んだ烈開花パーティもおすすめです。

攻撃範囲が広いディルックは開花（草＋水元素）で生成した「草原核」に炎元素攻撃を当てやすく、烈開花の起爆役として優れています。

 

「閑雲」の落下攻撃パーティのアタッカー役として開花

Ver4.4で実装された「閑雲」により、どのキャラクターも任意のタイミングで落下攻撃ができるようになりました。

【原神】閑雲のバフをもらった「ディルック」の落下攻撃がマジで強い！　想像よりもずっと快適で超実用的

どうも、け。です。 閑雲のパーティを色々と試していたらディルックの落下攻撃が想像の3倍強くてびっくりしました……。 まだ色々とスキル回しを詰めている状態ですが、ディルック閑雲のしっくり来たパーティ構成と「うーん……」ってなったパーティ構成を...

www.grashoney.com

2024.02.09

ディルックは落下攻撃の倍率が高く、自己バフで近接攻撃に炎元素付与ができます。

落下攻撃には元素付着クールタイムがないので毎回蒸発を狙うことができるため、ディルックにとって非常に強力な攻撃手段です。

前述した「瞬発力の低さ」も解消され、胡桃・宵宮といったキャラクターに負けない火力を発揮できるようになりました。

パーティに閑雲を必要とするというハードルの高さはありますが、「ディルックを強くしたい」という人は閑雲の力を借りるのもおすすめです。

 

「燃え盛る炎の魔女」4セットを揃えたい

ディルックの性能は「燃え盛る炎の魔女」4セットの効果に支えられています。

現状、数少ない4セット効果をフルにいかせる1人で、炎元素ダメージ＋37.5％と炎元素関連の元素反応の強化を獲得できます。

ディルックを本格的に使うのであれば「燃え盛る炎の魔女」4セットは揃えたいです。

 

おすすめの聖遺物・武器

ディルックはスタンダードなアタッカーです。

攻撃力％・会心率・会心ダメージ・炎元素ダメージバフといったステータスが重要となります。

元素爆発の連続した発動を狙うのであれば元素チャージ効率、蒸発・溶解時のダメージアップを狙うのであれば元素熟知も重要となりますが、これらの要素はパーティサポートで補う方が無難です。

おすすめの聖遺物

おすすめのメインオプションは以下の通りです。

一般的なアタッカーのメインオプションと同じです。

ディルックは突破ステータスが会心率であるため、やや会心ダメージの優先度が高いです。

元素チャージ効率や元素熟知は「サブオプションでついても無駄にはならない」くらいで、優先するステータスではありません。

「燃え盛る炎の魔女」4セット

炎元素ダメージを最大で＋37.5％確保でき、かつ炎元素関連の元素反応の強化を狙えます。

ディルックは元素スキルが3回撃てるので4セット効果の発動を狙いやすく効果の維持も可能……と適性度がとても高いです。

ただし、副産物として産出するもう片方の聖遺物「烈火を渡る賢者」が使われない聖遺物であるため厳選が苦痛です……が、ディルックを使うのであればこの聖遺物を4セット揃えたいです。

「燃え盛る炎の魔女」2セット＋α

妥協の選択肢として、「燃え盛る炎の魔女」2セットに他の聖遺物を組み合わせるのがおすすめです。

αの部分は「剣闘士のフィナーレ」2セットなど攻撃力＋18％の効果のものを組み合わせるのが良いと思います。

 

おすすめの武器

ダメージが伸びる武器であればなんでも良いです。強い武器を装備しましょう。（星5武器があるならそれがおすすめです）

螭龍の剣

会心率とダメージバフを確保できる優秀な武器ですが、ダメージを受けないことを前提としている部分があるためシールドサポーターが必要となります。

ただ、フルに武器効果を活かせなくともある程度のダメージバフを獲得できるため悪くはない性能です……が被ダメージアップは気になるので、行秋などの防御軽減サポーターやヒーラーはどの道必要となります。

有償の紀行で入手できる武器です。

ショップでスターダスト交換できる「黒岩」の両手剣も会心ダメージが確保できるのでおすすめです。

無工の剣

見た目がパインアイスなこと以外は優秀な武器です。

シールドサポートなしでも攻撃力を大量に確保できます。

古華・試作

無料で手に入る武器の中でおすすめの武器です。

両手剣はガチャ産出の星4武器にアタッカー向けのものがないため、紀行に課金しない場合はこちらが選択肢になります。

赤角石塵滅砕

高い会心ダメージを確保できる武器ですが、代わりに基礎攻撃力がやや低めです。

武器効果の通常攻撃・重撃を防御力40％分アップする効果はディルックだと活用しづらいです……が、会心ダメージが高すぎるので無難に強いです。

武器ガチャから排出される期間限定武器ですが、ディルックのために武器ガチャを回すほどの武器ではありません。（期待値的には恒常武器である「狼の末路」に劣りますが、ベネットバフがあるときは上回ることもあります）

 

おすすめのパーティ編成

ディルックのおすすめのパーティとしては蒸発を狙うパーティ編成、炎元素単一パーティ（モノパイロ）、烈開花編成があります。

ディルックがコンスタントに蒸発を狙えるのは元素スキルなので、蒸発を狙うパーティはやや単体特化なパーティ編成です。

ディルックは特定のサポーターを選ばないアタッカーなので、戦う敵に応じてパーティを組むことをおすすめします。

ただ、ディルックで元素爆発を多用する場合は敵を散らばせてしまうため、ウェンティ・楓原万葉といった風元素キャラクターの吸い込みがとても重要です。

ベネット

攻撃力バフおよび高頻度の回復が魅力のヒーラー・サポーター・サブアタッカーです。

ただ、ディルックが動き回るためベネットの元素爆発フィールド上に留まるには立ち回りを気にする必要があります。

また、完凸ベネットの炎元素付与がディルックにとってとても便利です。

閑雲

落下攻撃専門サポーターであり、味方全体を回復できる優秀なヒーラーです。

ディルックが落下攻撃アタッカーとして戦うためのほぼ必須となる重要なキャラクターです。

行秋・夜蘭

行秋は継続的な水元素付与を得意とするサブアタッカー・サポーターです。

元素スキル・元素爆発に中断耐性アップ（＝のけぞりづらくなる）とダメージ軽減効果があるため、近距離で戦うディルックにとってとても戦いやすい環境を作ってくれます。

行秋の元素爆発は通常攻撃と連動するため、ディルックで戦うときも通常攻撃をやや多めに振ることを意識して立ち回りたいです。

夜蘭は行秋とほぼ同様の挙動をする元素爆発を持つキャラクターです。

行秋のような防御サポートを持たない代わりに、出場キャラクターにダメージバフサポートができる点で優れています。

香菱

総倍率がとても高い元素爆発を持つサブアタッカーです。攻撃範囲が広く、敵に接近するだけで周囲を攻撃できるのが魅力です。

ただし、元素エネルギー面に難を抱えており、元素爆発の発動が困難です。

ディルックは香菱の元素エネルギー面を解決できるほど元素粒子生成が得意というわけではないため、残り2枠で元素エネルギー面を解決したいです。

ウェンティ・楓原万葉

ウェンティは非常に強い吸い込み性能を持った元素爆発が魅力の風元素サブアタッカー・サポーターです。

ウェンティで吸い込める敵＝ディルックの元素爆発で引きずれる敵であることが多く、ディルックの元素爆発で引きずった敵を強い吸い込みで元の場所に戻すことができるためお互いの元素爆発がとても噛み合っています。

ただ、ウェンティの元素爆発で浮いた敵はディルックの元素爆発以外では攻撃しづらいので注意です。（大きめの敵であればディルックの元素スキルが当たることもあります）

楓原万葉はウェンティほどの強力な吸い込み性能は持っていませんが、元素スキルで自分を中心に敵を集めることができ、ダメージバフサポートができる点が優れています。

どちらの風元素キャラクターも「翠緑の影」4セットによるデバフが強力なので、所持しているのであれば優先的に採用したいキャラクターです。

ナヒーダ

控えから継続的な草元素付着ができるサブアタッカー・サポーターです。

燃焼・烈開花といった元素反応を狙う場合、ナヒーダの草元素付着がとても重要となります。

 

対応力はあるものの、競合となるキャラクターたちがあまりにも強力

ディルックはアタッカーとしてはとても扱いやすく、序盤～中盤でお迎えできた場合は頼もしい存在と言えます。

星4武器・命ノ星座無しの環境で比較した場合、「燃え盛る炎の魔女」という優秀な聖遺物に恵まれていることや炎元素というダメージを出しやすい元素のアタッカーであることを考えると限定星5アタッカーと比較して大きく性能が劣っている……とは感じません。（僕は無凸で胡桃や宵宮、クレーも所持しています）

火力面では瞬発力に欠けるという感触はありますが、操作の癖や特定のサポーターに対する依存がなく、激しいスタミナ消費がありません。

長身男性の足の速さで敵の攻撃を避けやすいので「安定して戦い続けられる扱いやすさ」を考えると瞬発力のなさはパーティで補えばいいかな……とアタッカーという前線を任せるキャラクターとしては信頼できると僕個人は考えています。

ただし、限定星5キャラクターの凸を進めていたり、モチーフ武器を入手していたりするとさすがに見劣りします。

もちろんディルックが好きであれば育てても良いと思います。

サポーターの充実具合は重要ですが、しっかり育成すれば戦えるキャラクターなのでディルックと相性の良いキャラクターをじっくりと獲得していきましょう。