「覇権だ!」と騒がれながら、バブル景気のごとく急速に膨らんで、呆気なくはじけた「Tree of savior」、通称TOS。
正式サービス開始から1年が過ぎましたが、ランク9(R9)が実装されたらしい!
ということで、久しぶりにやってみようかな~と復帰した僕なのであった。(筆者:け)
TOSってなーに?
ネクソンが運営するオンラインゲームで、ジャンルとしてはMMO。
雑に紹介してしまうと、「女神を助けて世界を救おう!」というお話で、可愛らしいキャラクターの見た目に反してゲームの雰囲気がなかなかに暗いのが特徴です。
クリスマス仕様の「クラペタ」:一番最初の街……というか、崩壊した世界観のため街が3つしかない
「ネクソンが運営している」というだけで察する人は察するのでしょうが、お察しの通りでございます!
多大な期待を背負っての正式サービス開始でしたが……待っていたのはログイン競争&バグ祭り。
特に、オンラインゲームとしてはあってはならないアイテム増殖バグ(DUPE)を連発。
ゲームバランスの崩壊などから急速に人口を減少。
そして、堂々の「糞ゲー」認定。
まあ、よくある話ではありますね。
ただ、僕としては町を歩いているだけで漂う暗い雰囲気とかが結構好きだし、誰かと競い合う必要もあまりないし、のんびりやる分には悪くないゲームだと思います。
ゲームとしてのバランスやシステムも、アップデートを重ねてだいぶ良くなりましたよ。
バレットマーカーをやってみた!
2017年12月中頃のアップデートで、アーチャークラスに上位クラスの「バレットマーカー」が追加されました。
銃を使うクラスで、二丁拳銃でのマシンガンのような通常攻撃が素敵。
「範囲」と「単体攻撃」を両立したクラスです。
下位クラスの「クォレルシューター」の「ランニングショット」と合わせることで、走りながら銃を乱射できる! かっこいい!
僕は元々「クォレルシューター」という通常攻撃と防御に特化したクラスが大好き過ぎてそのビルドばかり作っていた経緯があるため、バレットマーカーに飛びつきました。
TOSの特徴はユーザーの間で「ビルド」と呼ばれる独自のシステムです。
大きく「ソードマン」「ウィザード」「クレリック」「アーチャー」のクラスに分かれ、それぞれが多数あるクラスを「転職」することができます。
例えばアーチャーの場合、毒を使う「ポイズンシューター」に転職したあと、鷹を操る「ファルコナー」に転職する……など。
また、同じクラスを3回まで履修することで、そのクラスのスキルを強くすることもできます。
これらの組み合わせがユーザーの間で「ビルド」と呼ばれています。
現実の世界で転職ばかりしていると、「あいつはどうしようもないやつだ」と白い目で見られるわけですが、TOSではそれが許されるのです。
優しい世界ですね。
バレットマーカーのスキルの使用感
新規ランク8クラスのバレットマーカーのスキルを簡単に紹介します。
詳しい効果とか攻撃力の倍率とかは、「TOS wiki」とかで検索すると出てくるwikiを見た方がいいと思います。
「ダブルガンスタイル」は通常攻撃を「二丁拳銃モード」に変更します。
クォレルシューターのランニングショットとシナジーあり。
単体に対しての主力スキルになります。
「R.I.P」と「ブラッディオーバードライブ」が集団に対しての主力スキルになります。
特に、ブラッディオーバードライブは自分を中心とした周囲の敵を巻き込むので、非常に強力。2回目の履修で、「跳弾」という特性を覚えられ、さらに強力に。
ただし、SP消費が激しいのがネック。
R.I.Pは範囲が前方に広く、多くの敵を巻き込みやすい……ですが、「広域攻撃比率」という能力値を上げておかないと、2~3体しか攻撃が当たりません。
「モザンピークドリル」は連発できる単体スキルで、クールダウン(再使用)も15秒と使いやすいです。
また、「跳弾」の特性で2体同時攻撃もできます。
テイズ、スマッシュバレットはHPの多いボスなどの敵に使う持続ダメージとして優秀。
「ナパームバレット」はR.I.P.と似た範囲スキルなのですが、エフェクトの派手さの割に範囲が短く使いにくいです。
「シルバーバレット」は銃攻撃を一時的に聖属性に変えます。闇属性の敵に対して攻撃力が上がるので、1あってもいいのかなと思います。
「フルメタルジャケット」は弱いスキルではないのですが、モザンピークドリルと比べて1体にしか当たりませんし、単体攻撃はダブルガンスタイルで足りてしまうので、優先度低め。僕は取らないことにしました。
「トレーサーバレット」は命中率が一時的に上がるだけのスキルなので、必要性がないです。PVP向けでしょうか。
取りあえず「ダブルガンスタンス」と「ブラッディオーバードライブ」と「R.I.P」を取っておけばあとは好みかな~って思います。
ぼくのかんがえたカッコいいバレットマーカーのビルド
アーチャーを1回、クォレルシューターを3回、スカウトを1回、ローグを2回、バレットマーカーを2回履修しました。
攻撃スキルはバレットマーカーだけで足りていると感じたので、下位クラスでは補助スキルを中心に取りました。
クォレルシューターは、「ランニングショット」で通常攻撃をしながら走れるようになります。
また、「デプロイパヴィス」で盾を設置して遠距離攻撃を防いだり、「スキャッターカルトロップ」でマキビシをまいて足止めができます。
スカウトは「クローキング」で一定時間、敵から隠れられます。
クローキングで隠れている間はクォレルシューターの設置物スキルに優先してターゲットが行くので、ソロの狩りでとても便利。
「フルフル」は敵にターゲットをなすりつけるだけでなく、広範囲の敵を挑発するような使い方もできます。
ローグは「スニークヒット」という後ろから攻撃するとクリティカル確率が上がるというユニークなバフスキルがあります。
1回の転職だけだと常時使用ができないので、2回転職しました。
2回目の転職で覚えられる「ラクリメーター」は、ボスや一部の敵以外であれば、敵を棒立ち状態にする煙幕を作ります。
クールタイムは長いものの、非常に便利。
僕はだらだらとソロ狩りをする人なので、立ち回りに便利なスキルを持つクラスを転職しました。
攻撃力はやや下がりますが、大量の敵に囲まれても、安全を確保しながら殲滅できるので、生存力が高いです。
現在まだアップデートしたばかりで多くの人が手探り状態だと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
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