どうも、け。です。
今回はVer2.1で復刻される焦熱属性のアタッカー「長離」の解説をしていこうと思います。
この記事で長離のことをよく知って、中火と弱火の違いが分かるカレーを焦がさない大人を目指しましょう。
鳴潮で1番面白いキャラ「長離」解説!どのPTでも活躍できるサブ火力 ブラントの実装でメインアタッカーにもなれるかも?(武器/音骸/スキル回し/PT編成/ダメージ計算)
長離は焦熱属性のキャラクターで、短い出場時間で火力を出すことを得意とするサブアタッカー寄りの戦闘デザインとなっています。
公式の「戦闘スタイル」ではメインアタッカーということになっていますが、今汐やカルロッタのような「アタッカー」と、折枝や吟霖のような「サブアタッカー・サポーター」の中間的な性能のハイブリットなキャラクターです。
メインアタッカー運用もできますが、アタッカー・長離・ヒーラーというPT編成の方が長離の強みを活かしやすいと思います。
ただ、Ver2.1後半で実装される「ブラント」次第ではメインアタッカーとして戦えるかもしれません。
共鳴スキルを主軸に戦うアタッカー
長離は2スタックある共鳴スキルと、その派生攻撃を主軸に戦います。
また、長離の攻撃の多くが共鳴スキルダメージ扱いとなっています。
長離は共鳴スキルなどの発動で「心眼」状態になり、「心眼」状態のときに通常攻撃ボタン、もしくはジャンプボタンを押すと派生攻撃が発動します。
派生攻撃が敵に命中すると共鳴回路のゲージが溜まっていき、ゲージMAXのときに強力な攻撃手段である強化重撃を発動することができます。
共鳴スキルと強化重撃は攻撃範囲、派生攻撃は敵を補足する性能に優れていて、対集団戦や散らばった敵の対処に便利ですね。
なので、「死の歌が纏う海の廃墟」のような雑魚敵が次々と登場するWAVE戦でも活躍ができるキャラクターです。
長離の共鳴スキルはクールタイム12秒とやや長めに設定されていますが、2スタックあることと派生攻撃があるおかげでクールタイムの長さに悩まされることはあまりありません。
ただ、共鳴スキルを連続して発動すると、クールタイムを待つ「ニートタイム」が発生するため、その間は他のアタッカーに交代して戦った方が効率良く火力が出せます。
通常攻撃・重撃は強くない
というのも、長離は場に出て戦い続ける「アタッカー」としての性能は限定キャラクター基準ではやや控えめです。
通常攻撃を最終段まで振ることで共鳴スキルを発動したときと同じ派生攻撃を発動できますが、長離の通常攻撃はあまり強くありませんし、通常攻撃を最終段まで振るのには結構時間がかかります。
なので、長離で通常攻撃を振って共鳴回路のゲージを溜めるよりも、他のキャラクターに交代して長離の共鳴スキルのクールタイムを待つ方が効率良く敵にダメージを与えることができます。
そのため、長離は
- 共鳴スキルと派生攻撃を撃ったら他のキャラクターに交代
- 他のキャラクターで攻撃する
- 長離の共鳴スキルのクールタイムが空ける頃合いで長離に戻して共鳴スキルを撃つ
というふうに頻繁にキャラクター交代をしながら戦っていきます。
クイックスワップ適性が高いキャラクター
頻繁なキャラクター交代が求められる長離ですが、「攻撃の途中でキャラクター交代をしても、攻撃が継続するもの」が多く、
- 共鳴スキル
- 派生攻撃
- 共鳴回路のゲージMAXの強化重撃
「攻撃の途中でキャラクター交代をしても、攻撃が継続するもの」です。
攻撃の途中でキャラクター交代をしても、共鳴エネルギー・協奏エネルギー・「心眼」状態・共鳴回路のゲージの獲得もしっかり行われますし、フィールドに残っている状態の長離は「無敵」です。
長離の攻撃はモーションが長いので潰されやすいですが、このテクニックを活用することで「無敵」で敵の攻撃をやり過ごすことができますね。
また、長離の攻撃モーション中に他のキャラクターで同時に敵を攻撃することができるので、PT単位でのローテーションを圧縮することができ、DPS向上に貢献することができます。

このテクニックは鳴潮ユーザーの間で「クイックスワップ」「スワップキャンセル」と呼ばれているテクニックです。
難しいテクニックなので無理に取り入れる必要はありませんが、「派生攻撃」は敵に突っ込んでいく都合上ダメージを受けやすく、「共鳴回路のゲージMAXの強化重撃」は強力な攻撃なのでできる限り中断されたくありません。
なので、最低でも「共鳴回路のゲージMAXの強化重撃」のクイックスワップは取り入れることをおすすめします。
焦熱・共鳴解放ダメージブーストサポーター
長離は火力を出すことを得意とするだけでなく、終奏スキルにより焦熱属性・共鳴解放のダメージブーストサポートができます。
そのため、アンコや熾霞のような焦熱アタッカー、相里要や消滅漂泊者のような共鳴解放が強いキャラクターとのシナジーがありますね。
ただ、ダメージブーストサポーターとしては協奏エネルギーの獲得が遅いという欠点があります。
一般的なサブアタッカー・サポーター枠のキャラクターが協奏エネルギーをMAXまで溜めるのにかかる時間は3.5~6秒程度ですが、長離は10秒程度かかります。
また、ダメージブーストバフの継続時間も「10秒」と、一般的なサブアタッカー・サポーターの「14秒」よりも短く設定されています。
ただ、長離のダメージブーストの継続時間10秒が終わるころには長離の共鳴スキルのクールタイムがほぼ空けているので、この継続時間の短さは個人的にはそこまで大きな「デメリット」に感じていません。
ダメージブーストサポーターの要素は長離のサブアタッカーとしての「味付け」の1つで、長離の魅力はやはり「短い出場時間で火力が出せる」ことです。
長離でしっかり火力を出すことが何よりも重要で、その上で「焦熱・共鳴解放ダメージブーストサポーターもできるキャラ」という認識で運用することをおすすめします。
あらゆるアタッカーと組めるサブ火力
長離は終奏スキルでダメージブーストサポートができる焦熱属性、共鳴解放アタッカーと特に相性が良いですが、冒頭でお話したように「短い出場時間で火力を出すことを得意とするサブアタッカー寄りの戦闘デザイン」なので、あらゆるアタッカーと組めるポテンシャルを持ったキャラクターでもあります。
実際、カルロッタ、ツバキ、ロココといった「ダメージブースト」という視点で噛み合っていないキャラクターと長離の組み合わせは実戦投入ができるレベルで強く、プレイヤースキルが高く、高速でキャラクター交代ができる人にとっては「最高の組み合わせ」にも成り得ます。
さすがにダメージブーストが噛み合ったキャラクターを押し退けて「最高の組み合わせ」になるためには相当なプレイヤースキルが求められますが、「やれる範囲でクイックスワップをする」程度の僕くらいのプレイヤーでもサブアタッカーとしての長離の強みをはっきりと感じられます。
キャラクターによっては攻撃の途中でキャラクター交代をすると次に出場するキャラクターが空中にいる状態になってしまうこともありますが、長離のスキルは空中でも発動できるものが多いので「自由にキャラクター交代ができる」というのも長離の面白さであり強みですね。
ブラントの実装でメインアタッカー運用ができる…?
Ver2.1後半で実装される「ブラント」が長離が必要とする焦熱属性・共鳴スキルダメージブーストを持っています。
ただ、ブラントの終奏スキルのダメージブーストは、キャラクター交代をすると効果が消える仕様のようです。
この記載がある終奏スキルはキャラクター交代のボタンを押した瞬間に、ダメージブーストの効果が消えます。
つまり、ブラントのダメージブーストを活かそうとすると「クイックスワップ」が使いづらくなってしまいます。
クイックスワップなしで長離をメインアタッカーとして立ち回る場合は「良い相棒」となりそうですが、その場合はクイックスワップでの「無敵避け」ができなくなるので、モーションの長い長離の攻撃が潰されやすくなります。
この辺りの使用感は実際にブラントが実装されてみてから確かめたいですね。
長離の戦い方
長離の戦い方は
という感じです。
長離の共鳴回路のゲージは
- 共鳴スキルからの派生攻撃
- (キャラ交代スキルの)変奏スキルからの派生攻撃
- 通常攻撃最終段からの派生攻撃
- 共鳴解放
などを敵に命中させることで獲得できます。
共鳴スキルだけだとゲージ2本までしか獲得できないので、キャラ交代スキルである変奏スキルで獲得したり、共鳴スキルのクールタイムが空けるのを待つ必要がありますね。(メインアタッカー運用の場合は通常攻撃を振るのもアリ)
また、共鳴解放の発動で共鳴回路のゲージを一気にMAXまで溜められます。
ただ、共鳴回路のゲージは4本までしかストックできないので、ゲージが2~3本の状態で共鳴解放を撃つのはだいぶもったいないですね。
長離のスキル回し
長離はアタッカーの攻撃の合間に共鳴スキルや派生攻撃を挟み込む……という戦い方をしますが、どの程度頻繁にキャラクター交代をするかというのはその人の好みやプレイヤースキルに強く影響されます。
そのため、長離のスキル回しは「人やPTによって大きく変わる」ので一言で説明するのが難しいのですが、大きな流れとしては
- ゲージを4本溜める→強化重撃
- 共鳴解放を撃つ→強化重撃
という感じになります。
強化重撃の「先行入力」
鳴潮には「先行入力」というものがあって、長離の場合であれば共鳴スキルのモーションや共鳴解放の演出中に通常攻撃ボタンを長押しし続けていると、モーションや演出が終わったあとにそのまま強化撃が発動します。
これを利用することで、
- 共鳴スキル
- 共鳴解放
- 強化重撃
- 派生攻撃
というスキル回しができるようになります。
何が便利なの?というお話ですが、派生攻撃に使う「心眼」状態を維持したまま強化重撃が発動できるということですね。
長離の適性音骸である「山を轟かせる崩火」は共鳴スキル発動時に5セット効果が発動します。
なので、戦い始めで共鳴解放を撃ちたい場合は共鳴スキル→共鳴解放とスキルを回したいのですが、「先行入力」をしておかないと共鳴解放のあとに強化重撃をしようとしても派生攻撃が発動してしまって、共鳴回路のゲージを1本無駄にしてしまいます。
また、モチーフ武器「赫く燃ゆる流光」や恒常星5武器「千古の湖水」は共鳴スキル発動時に武器効果のスタックを獲得できるので、
武器効果が溜まっていないときは「先行入力」を利用して共鳴スキル→強化重撃→派生攻撃というふうに繋げたいです。
結構使いどころのある便利なテクニックなので知っておいても良いと思います。
共鳴スキルの地上クイックスワップ
長離の共鳴スキルをクイックスワップしようとすると次に出場するキャラクターが空中の状態になってしまいます。
ただ、長離が共鳴スキルを発動した瞬間にキャラクター交代をすることで次に出場するキャラクターが地上にいる状態にできます。
他のクイックスワップと比べるとややシビアな入力が必要なので、「長離の突き詰めた運用をしたい人」におすすめのテクニックです。
スキル優先度
共鳴スキルは使用頻度が高く、長離の立ち回りの基本となる攻撃なので優先的にレベルを上げましょう。
派生攻撃も共鳴スキルのレベルに依存します。
共鳴回路のスキルレベルはゲージMAXのときの強化重撃の火力に影響します。
倍率が高く、攻撃範囲に優れているので優先度が高いです。
共鳴解放は共鳴スキルダメージ扱いではないため、共鳴スキルダメージアップを優先的に伸ばす長離にとって火力をやや伸ばしづらい攻撃ですが、それでも倍率に優れているため次点で投資したいです。
長離は通常攻撃・重撃をできるだけ使わないで立ち回った方が強いので、「基本攻撃」の優先度は低いですね。
なので、育成リソースに余裕があったら伸ばす……くらいで良いと思います。
固有スキルはどちらも優秀なので開放しておきましょう。
ステータスボーナスは全て開放すると10%程度の火力上昇が見込めます。
長離の武器比較
基本的に通常攻撃・重撃は使わないで立ち回るので、共鳴スキルと共鳴解放の数値に注目してください。
モチーフ武器である「赫く燃ゆる流光」の共鳴スキルダメージアップがとても優秀です。
武器効果のスタックを獲得する動きを意識する必要があって、強化重撃を撃つ前にできるだけ最大スタックになっているようにしたいですね。
恒常星5武器である「千古の湖水」はクリティカルステータスと攻撃力12%の武器効果が優秀です。
長離は共鳴解放発動のために共鳴効率120%前後は確保しておきたいのですが、武器効果で共鳴効率を確保できるのは大きいですね。
ユニオンレベル45達成、もしくは恒常武器ガチャから獲得できるので限定武器ガチャを引く余裕のない人は「千古の湖水」を入手しましょう。
ツバキのモチーフ武器「春裁ち」は通常攻撃ダメージアップは長離にとっては微妙ですが、クリティカルステータスと攻撃力12%は優秀です。
「千古の湖水」とほぼ同程度の性能と考えて良いと思います。
星4武器は星5武器を入手するまでの「繋ぎ」の性能です。
星4武器の性能はほぼ横並びなので調律ランクが高いもの、もしくは共鳴エネルギー獲得ができる「永遠を砕く重力崩壊」を装備しましょう。
長離の音骸セット
長離の適性音骸は「山を轟かせる崩火」です。
共鳴スキルの発動で5セット効果の発動ができるので、長離を運用する上ではあまり意識せずとも5セット効果の発動が狙えます。
戦い始めに共鳴解放を撃つ場合は5セット効果が発動していないので、共鳴スキル→共鳴解放→先行入力を利用して強化重撃というふうに立ち回りたいですね。
メイン音骸には「燎原の炎騎」と「ナイトメア・燎原の炎騎」がありますが、長離にとっては共鳴スキルダメージアップを獲得できる「ナイトメア・燎原の炎騎」の方が良いです。
厳選する場合はナイトメアの方を厳選しましょう。
長離の音骸ステータス
長離は基礎攻撃力が高いおかげで攻撃力%の恩恵が他のキャラクターよりもやや高いです。
また、自己バフでダメージアップを獲得できるためコスト3音骸の1か所を攻撃力%にしても火力が落ちづらいです。
サブステータスはクリティカル・クリティカルダメージを最優先に確保しつつ、次点で攻撃力%・共鳴スキルダメージ・共鳴効率を確保しましょう。
戦い方やPT編成にもよりますが、共鳴効率は120%前後あると安定して共鳴解放の発動が狙えます。
そのため、音骸のサブステータスで2~3か所確保したいですね。
ただ、クイックスワップを多用する場合はPT単位で敵を攻撃する回数が増えるため、共鳴効率110%程度でも共鳴解放が回せます。
※出場キャラクターが敵を攻撃すると控えのキャラクターは半分の共鳴エネルギーを獲得できる
おすすめPT編成
長離はアタッカーが火力を出しているときの隙間時間に出場して瞬間火力を出すことを得意としています。
そのため、どのPTにも組み込むことのできるポテンシャルを持ったキャラクターです。
攻撃範囲が広く、敵を追尾する性能も高いので、攻撃範囲が狭いアタッカーの苦手分野を補完するキャラクターとしても優秀ですね。
ただ、ダメージブーストを活かしたPTを作りたい場合、頻繁なキャラクター交代を求められる長離との相性はあまり良くないので、注意してください。
PT編成はアタッカー/長離/ヒーラーという組み合わせがおすすめです。
アンコ
アンコは焦熱属性のアタッカーで、共鳴スキルがキャラクター交代しても攻撃を継続してくれるので、長離同様にクイックスワップを取り入れやすいキャラクターです。
長離のダメージブーストのうち焦熱ダメージブーストを活用することが出来ます。
アンコは攻撃範囲があまり広くないやや単体特化気味のキャラクターなので、アンコの苦手分野を長離で補完できるという点でも相性が良いです。
相里要
相里要は共鳴解放で強化状態になって戦う電導属性のアタッカーで、火力の大半が共鳴解放ダメージ扱いとなっています。
長離のダメージブーストのうち共鳴解放ダメージブーストを活用することができますが、どちらかというとアンコ同様にクイックスワップPTとしての採用が期待されることが多いです。
そのため、ダメージブーストを活かせる機会は限られていますが、相里要の攻撃のほとんどが共鳴解放ダメージ扱いなので、どのタイミングでダメージブーストサポートを受け取ったとしても活かしやすいですね。
ブラント
この記事を作っている時点では未実装ですが、焦熱ダメージブースト・共鳴スキルダメージブーストを持った耐久キャラクターのようなので、カタログスペックを見た限りでは長離との相性が良さそうです。
ただ、先ほどもお話したようにブラントのダメージブーストはクイックスワップをすると効果が消えてしまうので、長離の攻撃が潰されないように立ち回るなどの工夫が必要になりそうです。
散華、秧秧、カルロッタ、ロココなど
その他にも協奏エネルギーを溜めるのが得意な散華・秧秧といったキャラクターとの組み合わせもおすすめです。
長離は変奏スキルからの派生攻撃でもゲージを溜めることができるので、散華や秧秧で終奏スキルを発動することで長離のゲージ獲得をしやすくできます。
また、カルロッタ・ロココといったダメージブーストが噛み合っていないキャラクターも、クイックスワップの工夫次第では一緒にPTを組むことができます。
「最適性」のPTに肩を並べるのは要求されるプレイヤースキルのレベルが高くなかなか大変ですが、ローテーションの開拓次第で色々なキャラクターと組めると思います。
鳴潮の面白さが詰まったキャラクター
というわけで、長離の解説でした。
長離は色々な場面、PTに組み込むことのできる鳴潮の面白さが詰まったキャラクターだと思います。
面白い上でしっかり強いのも素晴らしいですね。
プレイヤースキルが要求される部分はどうしてもありますが、マリオカートでは壁に体を擦りつけている時間の方が長くて、スマブラではスマッシュをいっぱい振るくらいしかできない僕でもまあなんとかなっているので、長離のことが好きになってしまった人はぜひ気軽にお迎えしてみてください。
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