どうも、け。です。
今回は凝縮属性のサブアタッカー・サポーター「散華」の個人的な解説をしていきます。
初心者イベントのログイン5日目で無料配布される星4キャラクターなので、鳴潮を遊んでいる全ての人が1人以上の散華をお持ちですよね。
初心者から上級者まで使われているとても優秀なキャラクターで、「強い」という評価をよく耳にすると思いますが、いったい何が優秀なのか不思議に思っている方もいると思います。
この動画で散華さんのことを詳しく知っていきましょう。
最速の仕事人「散華」解説!星4・無料配布の最強キャラ 協奏エネルギー獲得が早すぎる! 通常攻撃を使わないパーティでも活躍できる初心者にもおすすめの優秀なサブアタッカー・サポーター
散華のサブアタッカー・サポーターとしての最も大きな特徴は「協奏エネルギーを溜めるスピードが早い」ことです。
協奏エネルギーはキャラクターのHPの左横にあるステータスで、「キャラクター交代スキル」である終奏スキル・変奏スキルの発動に必要なエネルギーです。
散華は協奏エネルギーを溜めるスピードがとても早く、Ver2.0現在実装されているキャラクターの中で最も優れています。
そのため、「短い間で火力を出して他のキャラクターに交代する」という行動を得意とするキャラクターと言えますね。
火力を出すことを得意とするメインアタッカーにできるだけ早く交代したいので、散華のようなサブアタッカーポジションのキャラクターの出場時間が短いというのはそれだけで大きな強みです。
また、鳴潮にはキャラクター交代スキルである変奏スキル・終奏スキルを発動することで、バフやサポート効果を発動できる装備、変奏スキルを発動することで自己バフを獲得できるアタッカーが多数存在します。
キャラクター交代スキルを素早く発動できる散華は、こういった装備・キャラクターの効果を簡単に起動できるので、鳴潮のゲームシステムそのものと噛み合ったキャラクターとして高く評価されています。
そんな優秀なサブアタッカー・サポーターである散華は、次に出場するキャラクターに対して終奏スキルで通常攻撃ダメージブースト38%、共鳴効率アップの音骸セット「月を窺う軽雲」で攻撃力22.5%アップ、メイン音骸「無情のサギ」「鳴鐘の亀」でダメージアップのサポートができます。
さらに、完凸効果で攻撃力20%アップのサポートができるようになります。(チーム全員)
散華は通常攻撃ダメージブーストができるので、通常攻撃をメイン火力とする「アンコ」「ツバキ」と特に相性の良いですね。
また、「短い出場時間で瞬間火力を出しつつ、攻撃力%サポートができる」という散華の優秀すぎる個性のおかげで、通常攻撃をメイン火力としないアタッカーのパーティでも「最適性のサブアタッカー」ではないものの2番手・3番手の選択肢として活躍できるポテンシャルを持っています。
散華の協奏エネルギーの早さを検証
散華の協奏エネルギー獲得スピードが早いという説明をしましたが、実際のところ他のキャラクターと比べてどれくらい早いのでしょうか。
一般的な散華のコンボである(散華5凸or「行進オーバーチュア」が必要)
変奏スキル→共鳴スキル→共鳴解放→特殊重撃
をしたとき、協奏エネルギーMAXまでにかかる時間は約3.5秒です。
ヴェリーナや秧秧、丹瑾といった他の「協奏エネルギーを溜めるのが早いキャラクター」が4.5~6.5秒前後なので、散華が頭1つ抜けて早いことが分かると思います。
瞬間火力が高いキャラクター
散華のもう1つの強みは瞬間火力の高さです。
散華は短い出場時間の間に、共鳴スキル・共鳴解放・共鳴回路のスキル倍率を全て叩き込むことができます。
そのため、火力を出すまでの時間が非常に短い「瞬間火力に優れたキャラクター」と言えますね。
動き回る敵がやや苦手
その一方で、「動き回る敵が苦手」という弱点も抱えています。
散華の攻撃は
各種スキルで氷を設置→特殊重撃で破壊して追撃を発生
という手順を踏むのですが、素早く動き回る敵の場合、氷の範囲から離れてしまって追撃を命中させられないことがあります。
また、特殊重撃を敵に命中させながら氷を割れないせいで協奏エネルギーが微妙に足らない……みたいなことが起こります。
これに関しては散華で攻撃するタイミングを上手く図るしかないですね。
ちなみに、氷を破壊さえすればキャラクター交代スキルの発動に必要な協奏エネルギーの大半を獲得できるので、敵に攻撃を当てるよりも氷を破壊することを優先したいです。
メインアタッカーにはあまり向いていない
散華はサブアタッカーとしてとても優れたキャラクターである一方で、場に出て戦い続けるメインアタッカーにはあまり向いていません。
というのも、氷を設置する各種スキルを使い切ったあとは通常攻撃を振るか、特殊重撃を繰り返す……くらいしかやることがなくなってしまうためです。
特殊重撃の倍率がそこそこ高いので、全く向いていないわけではなくある程度のポテンシャルはありますが、タイミング良く通常攻撃ボタンを離す「音ゲー」をする必要があって操作の難易度がやや高めです。
散華の基本コンボ
散華は変奏スキル・共鳴スキル・共鳴解放で生成した氷を、ゲージのメモリを合わせる特殊重撃で破壊することで追撃を発生させます。
ゲージは変奏スキル・共鳴スキル・共鳴解放などで増やすことができます。
基本のコンボは先ほども紹介しましたがこんな感じで、
それぞれのスキルで氷を設置し、それを特殊重撃でまとめて破壊して追撃を発生させる……という戦い方をします。
生成した氷を破壊すると、追加の協奏エネルギーを獲得できるので、このコンボで協奏エネルギーをMAXまで溜められます。
氷は5秒(変奏スキルの氷は8秒)で消えてしまうので5秒以内に特殊重撃で破壊するように心がけましょう。
「散華を5凸している」もしくは「行進オーバーチュア」を装備している場合は『普通の重撃』は不要になります。
注意点として、特殊重撃で氷を壊しないと協奏エネルギーが獲得できないので、終奏スキルを発動するためには氷が壊れて協奏エネルギーがMAXになったのを確認してからキャラクター交代をする必要があります。
その一方で、特殊重撃を発動したら氷が割れる前にキャラクター交代をしても、散華はその場に残って特殊重撃を中断せずに継続してくれます。(=「クイックスワップ」と呼ばれているテクニック)
キャラクター交代をした状態で氷を破壊しても、協奏エネルギーはしっかり獲得できています。
鳴潮は出場キャラクター以外はその場に残っていても無敵なので、隙が大きめの特殊重撃を無敵でやり過ごしたり、次のローテーションに協奏エネルギーを引き継ぐことができるテクニックです。
コンボをミスしてしまったり、散華が変奏スキルを使わないなどの理由で協奏エネルギーが不足している場合は、ゲージにメモリを合わせない普通の重撃→通常攻撃4・5が素早く協奏エネルギーを獲得できるのでおすすめです。
また、回避成功でも協奏エネルギーを10獲得できるので、無理に攻撃しようとせずジャスト回避を狙うのも戦術の1つです。
散華のスキル優先度
散華のスキル育成の優先度はこんな感じです。
共鳴解放は必要エネルギーが100と少なくコンスタントに発動でき、かつ倍率にも優れているので最優先で投資したいです。
特殊重撃と、特殊重撃で氷を破壊したときに発生する追撃の倍率は共鳴回路のスキルレベルに依存するので、こちらにも投資しておきたいですね。
次点で共鳴スキルへの投資……また、ステータスボーナスと固有スキルを開放しましょう。
固有スキルの2つ目「満天の雪」は通常攻撃5段目を発動することで氷を破壊したときの追撃のダメージアップを獲得する効果……ですが、一般的な散華の運用では通常攻撃自体使わないので、育成リソースの節約を考えるのであれば開放しなくても良いと思います。
散華のおすすめ武器
散華は火力が出せるキャラクターなので、攻撃的な武器がおすすめです。
恒常星5武器である「千古の湖水」は比較的入手しやすく優秀な武器ですね。
氷を破壊したときの追撃は共鳴スキルダメージ扱いなので長離モチーフ武器である「赫く燃ゆる流光」ともある程度のシナジーがあります。
星4武器は基本的に星5武器を入手できるまでの「繋ぎ」ですが、「決死の一人戦」「永遠を砕く重力崩壊」などがおすすめです。
ただ、当然ながら星4武器の場合、散華自身の火力は相応に下がります。
それでも散華の優秀なサポート能力には影響しないのでその点はご安心ください。
サポート向けの武器「行進オーバーチュア」についてですが、
- 散華を5凸していない
- 星5武器を持っていない
などのケースでおすすめです。
散華の5凸効果についてはのちほど詳しく解説しますが、5凸効果の説明にはない「追加で協奏エネルギー+15獲得」の効果があります。
そのため、5凸している場合は「行進オーバーチュア」なしでもコンボがよりスムーズに行えるようになります。
散華を5凸していなくて、火力の出せる星5武器を持っていない……という状況であれば、散華で火力を出すのを諦めて「行進オーバーチュア」を装備するのはありです。
先ほど紹介した基本コンボの
「普通の重撃」を使う必要がなくなるので、よりスムーズにコンボが行えるようになります。
散華のおすすめ音骸セット
サポートを重視する場合は共鳴効率セットの「月を窺う軽雲」、散華自身の火力を重視する場合は凝縮ダメージセットの「夜にこびり付く白霜」もしくは「フロステッド・ハート」がおすすめです。
共鳴効率セットの場合、メイン音骸の「サギ」などのバフ込みでアタッカーの火力が10~12%前後アップし、凝縮ダメージセットの場合は散華自身の火力が15~20%前後アップします。
どちらが良いかはパーティ編成やキャラクターの育成度合いにもよるので難しいですが、パーティにちゃんとしたアタッカーがいる場合は、散華よりもアタッカーの方が火力を出すことが多いので共鳴効率セット「月を窺う軽雲」が無難ですね。
共鳴効率セット(月を窺う軽雲)のメイン音骸は「無情のサギ」か「鳴鐘の亀」がおすすめです。
「無情のサギ」は終奏スキルを発動することで次に出場するキャラクターにダメージ12%アップのサポートができます。
また、共鳴エネルギー10獲得できるため、散華の共鳴解放が発動しやすくなります。
「鳴鐘の亀」はダメージ軽減サポートによる安定感がありますが、3回被弾すると効果が消えてしまいます。
散華のおすすめ音骸ステータス
散華の音骸はこんな感じです。
サブステータスではクリティカル・クリティカルダメージを最優先にし、攻撃力%もできれば確保したいです。
散華の共鳴解放は必要エネルギー100と少なめですが、控えにいる時間が長いキャラクターなので、共鳴エネルギーを直接獲得する機会が少ないです。(控えにいるキャラは共鳴エネルギーの獲得が半減)
そのため、共鳴効率120~130%前後確保しておくと安定してクールタイムごとに共鳴解放を撃ちやすくなります。
ダメージアップ系は共鳴解放ダメージや共鳴スキルダメージがつくと嬉しいですが、散華はダメージの割合が分散しているので厳選して無理に狙うほどではないと思います。
コスパ重視の場合コスト44111の組み合わせもおすすめです。
散華のダメージは下がりますが、他のサブアタッカー・サポーターでそのまま音骸5か所を使い回せるのが強みです。
散華のおすすめキャラ凸
散華は無凸時点で優秀なサブアタッカーですが、凸によって自身の火力アップと追加のパーティサポート能力を獲得します。
特に優秀なのは5凸・6凸でしょうか。
この2つについて詳しく解説していきます。
5凸
5凸は特殊重撃で氷を破壊したときの追撃にクリティカルダメージ100%アップのバフが付与されます。
ステータスにもよりますが、おおよそ45~50%前後の火力アップ……と考えて良いと思います。
また、特殊重撃で氷を破壊しなくても時間経過で勝手に氷が破壊されるようになります。
時間経過での破壊でも協奏エネルギーの獲得は発生するので、立ち回りの補強という観点でもとても優秀な凸効果です。
そして、これは5凸の効果説明に書いていないことなのですが、共鳴解放で作った氷が壊れたときの追撃が2ヒットになり、さらに追加で協奏エネルギー15?獲得できます。
協奏エネルギーの獲得量が正確に「15」なのかは不明ですが、無凸散華と5凸散華の協奏エネルギー獲得量を比較してみるとはっきりと違いが現れます。
協奏エネルギー獲得量が増えるため、「行進オーバーチュア」を装備しなくても散華のコンボをより短縮することができ、出場時間を減らせます。
「コンボ短縮」と「攻撃的な武器を選べる」という2つの理由から、とても強力な凸効果と言えます。
6凸
6凸は特殊重撃、もしくは時間経過で氷が破壊されたときにチーム全員に攻撃力20%アップ(最大)のバフが付与されます。
攻撃力20%アップはおおよそ7~8%前後の火力アップです。
散華をサポーターとして完成させる優秀な凸効果で、チーム全員を対象としているため、もちろん散華自身にも効果があります。
自己バフとしても優れていますね。
散華のおすすめパーティ
散華はどのパーティでも瞬間火力重視のサブアタッカー・攻撃力バッファーとして活躍できます。
「通常攻撃」のダメージ割合が低い「相里要」や「長離」、「カルロッタ」をアタッカーとして運用するパーティでも、散華は一番の相棒ではないものの十分すぎる活躍ができます。
最も相性が良いのは通常攻撃をメイン火力として戦うアタッカーですね。
「アンコ」「ツバキ」などをメインアタッカーとして採用するパーティでは、散華の通常攻撃ダメージブーストサポートがしっかり活かせます。
育成優先度の高いとても優秀なキャラクター
というわけで、「散華」の解説でした。
サブアタッカーとして非常に優秀なキャラクターで、星4レアリティ・無料配布のキャラクターでありながら初心者から上級者まで愛用されています。
特殊重撃をする際に多少の「目押し」の要素が求められるため少し操作に慣れが必要ですが、慣れてしまえば感覚でボタンを離すタイミングが分かるようになると思います。
「協奏エネルギーの獲得スピードが早い」という散華の強みを最初は理解しづらいかもしれませんが、鳴潮の理解が深まるほど散華の優秀さを感じていくはずです。
育てて損することのないキャラクターなので、ぜひつよつよな散華さんを愛用してあげてください。
コメント