【鳴潮】コスパ最強!軽雲セット44111は本当に優秀? キャラクターによっては要注意! しっかり厳選する前提なら良い選択肢だと思う

鳴潮

どうも、け。です。

最近、共鳴効率セットである「月を窺う軽雲」のコスト44111が流行ってるみたいな噂を耳にしました。

共鳴効率セットのコスト44111の長所は、1セット分揃えるだけで色々なサブアタッカーで使い回せることです。

ただ、スタンダードなコスト43311と比べるとコスト3で獲得できる属性ダメージアップが確保できなくなるため、サブアタッカーの火力は低下します。

今回は共鳴効率セット(軽雲)のコスト44111は実際におすすめなのか……ダメージ計算で検証してみようと思います。

 

コスパ最強!軽雲セット44111は本当に優秀? キャラクターによっては要注意! しっかり厳選する前提なら良い選択肢だと思う

まず、共鳴効率セット(月を窺う軽雲)についての簡単な紹介です。

共鳴効率セットは終奏スキルを発動したときに次に出場したキャラクターに攻撃力22.5%のバフを付与します。

また、メイン音骸の「無情のサギ」「鳴鐘の亀」もサポート向けのものになっています。

 

終奏スキルというのは、「協奏エネルギー」というキャラクターの左横にある丸いアイコンのエネルギーをMAX(=100)になったときに発動できるキャラクター交代スキルのことですね。

終奏スキルがサポート向けで、協奏エネルギーを溜めるのが得意な散華や秧秧などのサブアタッカー・サポーターが共鳴効率セット(軽雲)を装備するのに向いています。

以前、共鳴効率セットでアタッカーの火力がどれくらい伸びるか計算しましたが、11~12.5%前後という結果が出ました。

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もっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

 

43311と44111の火力差

さて、サポート向けの共鳴効率セットですが、コスト4音骸とコスト1音骸は様々なサブアタッカーで使い回せるものの、コスト3音骸は属性ごとに揃える必要があります

鳴潮ってゲーム、音骸育成に使うチュナとレコードが圧倒的に不足しているので、少しでもコスパ良く装備を揃えたい……という考えの元、生まれたのが「共鳴効率セットのコスト44111」というビルドのようです。

実際、コスト44111なら全てのサブアタッカーでそのまま使い回せますし、音骸プリセットのない現状では「付け替え」も楽ですね。

コスト3音骸をつけようとすると、いちいち「この音骸はどの属性かな?」ってクリックして確認しないといけませんからね……。

 

コスト43311とコスト44111の気になる火力差ですが、キャラクターにもよりますがおおよそ10~15%前後の差です。

ダメージアップ系のステータスを大量に確保している丹瑾・秧秧は火力の低下が抑えられていますが、そうでない吟霖のようなキャラクターは火力の低下が大きいです。

吟霖は対集団戦ではしっかり火力が出せるキャラクターですし、吟霖で共鳴効率セットを考えている人はコスト43311で揃えた方が良いかもしれません。(吟霖は電導ダメージセットという選択肢もある)

 

未完成の43311とクリクリがついた44111の火力差

コスト44111の長所は「コスパの良さ」ですが、コスパが良いのでコスト44111で使う音骸をしっかり厳選できる……という考え方もあると思います。

実際、僕も共鳴効率セットの厳選は全然追いついていなくて、コスト3音骸は「クリティカルかクリティカルダメージどっちかつけばいいや」って感じになってます。

 

コスト3音骸が未完成のコスト43311と、クリティカル・クリティカルダメージが両方つくまで厳選したコスト44111の火力差はどれくらい縮まるのかダメージ計算してみました。

コスト43311はコスト4と1の音骸はクリティカル・クリティカルダメージ両方でコスト3音骸がクリティカル片方、コスト44111は全てにクリティカル・クリティカルダメージがついたという条件で計算してみます。

 

この条件ではご覧の通り「ほぼ互角」となりました。

凸効果などでダメージアップが獲得できる攻撃タイプはむしろ数%~10%程度上回っていますね。

先ほどの「同じ厳選度合い」という条件では10~15%前後ほど火力が劣っていましたが、クリティカルを両方しっかりつけるだけでもだいぶ変わるんですね。

このダメージ計算の結果を見た感じ「コスパが良い分、厳選を頑張る」という考えならコスト44111は「良い選択」だと思います。

ただ、ダメージアップのステータスが不足している吟霖はこの条件でもコスト43311から10%ほど火力が低下しています。

吟霖のようにダメージアップ系のステータスが不足しているキャラクターの場合はやっぱりコスト43311で属性ダメージアップをしっかり確保した方が良いと思います。

また、今のところコスト3音骸で共鳴効率のメインステータスを必要とするキャラクターはいませんが、そういったキャラクターが登場した場合はコスト43311で揃える必要がありそうです。

 

サブアタッカーの火力がPT全体に与える影響

そもそものお話ですが、サブアタッカーの火力がPT全体に与える影響はどれくらいなのでしょうか。

これは以前の「サブアタッカーの音骸セットはサポートか火力か」の検証でも考察しましたが、そのパーティでサブアタッカーがどれくらい火力を出しているかに大きく左右されます。

 

例えばアタッカーが出す火力が90、サブアタッカーが出す火力が10の場合、サブアタッカーの音骸を妥協して火力が15%下がってもパーティ全体(98.5)では1.5%の火力低下と影響は小さいです。

ただ、アタッカーが出す火力が70、サブアタッカーが出す火力が30の場合は、サブアタッカーの火力が15%下がると、パーティ全体(95.5)では4.5%の火力低下……と、逆境深塔のクリアタイムに5~10秒前後の差が生まれるくらいの影響があります。

なので、「状況」によりますね。

手持ちのアタッカーが相性ぴったりの星5武器を持っていて、キャラレベルやスキルレベルはもちろん音骸もしっかり厳選しているのであればサブアタッカーの音骸を妥協しても良さそうです。

ただ、アタッカーがモチーフ武器相当の武器を持っていなくて、音骸も育てきれていないよ……という状況であれば、サブアタッカーの音骸も妥協せずにしっかり育成した方がパーティの完成度は高まると思います。

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