どうも、け。です。
プレイヤーがひたすら金属集めと略奪・虐殺の限りを尽くすハッピーな世界『パルワールド』にも実はストーリーがあります。
見逃している人も多い気がする『パルワールド』のストーリーについて解説していきます。
謎の包まれた世界『パルワールド』のストーリー解説 あの人物の意外な一面も?
『パルワールド』こと「パルパゴス諸島」に漂着した僕たちプレイヤーですが、実は先輩に当たる人物がいて各地に手記を残してくれています。
彼は「外」の世界の学者……もしくはジャーナリストと思われる人物で、地図を見ていたら「空いている」場所があることに気づいてそこに向かうことにしました。
地球の表面を大陸が覆っている割合は3割と言われているのでだいぶスカスカな気がしますが……。
たぶん、彼には僕たちには見えない「何か」が見えたのでしょう。
しかし、先輩の乗った船は何者かの攻撃であえなく撃沈。
「漂流者」として、どこかで見たことあるようなないような気がする不思議生物「パル」であふれる『パルワールド』をさまようこととなります。
先輩は「見たことがない」と言っていますが、たぶんこれは……「配慮」ですね。
さて、「漂流者」はひょんなことからパルがボールで捕まえられることに気づきます。
きっと画面右上のチュートリアルを見たんでしょうね。
『パルワールド』のチュートリアルはちゃんとチュートリアルしてるのでとても助かりました。
チュートリアルのボスのゾーイちゃんがめっちゃ強いことは教えて欲しかったですけどね。
「漂流者」は捕まえたパルを仲間にして『パルワールド』のことを調べてることにしたのですが、彼は島の探索を通して「巨大な木」や「謎の塔」、「古代文明」の存在に気づいていきます。
まだ行くことのできない「巨大な木」のことも気になりますが、個人的に一番気になるのはどの町もボロボロで「これが……お家?」って感じの建物しかないことですね。
僕たちプレイヤーの家もなかなかに酷いものなんですが、
彼らも「家なんて屋根とベッドがあればいい」というミニマリストの親玉みたいな考えなのでしょうか。
こんな感じに価値観が世紀末な世界なので当然と言えば当然ですが、『パルワールド』にはヒャッハーな方々がたくさんいます。
ある日、「漂流者」は地元のヤンキーの襲撃に遭い、抵抗の末に人殺しをしてしまいます。
11日目にしてようやく「こちら側」になったみたいですね。
ゲームの遊び方は人それぞれですが、1日目から地元の方々と殺し殺されの関係を築いていた僕と比べるとだいぶゆっくりめのゲームプレイかもしれません。
その後の「漂流者」は「塔のボス」に挑戦してトラウマを植え付けられたり、焼きベリー生活に限界を感じてパルを殺してその肉を食べる様子が記述されています。
たいていのプレイヤーはジャムパンで100日以上生活していると思いますが……
たった15日で音上げるなんて先輩はわがままですね。
ところでまったく関係のない話をしますが、僕が一番好きな鶏肉の料理は唐揚げです。
でも、自分で作るのは面倒なので、たいていコンビニで買っちゃいます。
ローソンの「からあげクン」のチーズ味が一番好きですね。
こんな感じに自由気ままに異世界スローライフを送っている「漂流者」ですが、彼がどれくらいの時期に『パルワールド』にいたのかは明らかにされていません。
僕たちのちょっと前かもしれませんし、ずっと昔かもしれません。
でも、銃器の存在を知っていましたし、タブレットの操作ができるみたいなので現代人な気はするんですよね。
もしかすると、僕たちと同じくらいの時期に島に来て……気づかないうちに僕たちのパルボックスに入ってるかもしれませんね。
「漂流者」について気になるのが「7つ目の手記」がまだ見つかっていないことです。
これは僕の探索不足というわけではなく、現在探索できるマップの中には存在しないみたいです。
「漂流者」が38日間、『パルワールド』を冒険して僕たちに教えてくれた役に立つ情報は「タマコッコが美味しい」ことくらいなのでちょっと物足りない感じがあります。
隠された「7つ目」の手記に驚きの真実があるかもしれません。
「意外とペンタマもいけるぞ!」みたいな感じの。
『パルワールド』に住む地元のヤンキーな人たちについて
『パルワールド』の世界にいる人間は大きく分けて、僕たちのような「外から来た人」と島に最初から住んでいる「地元の方々」です。
地元の方々は善良な一般人をのぞくと「密猟団」「パル愛護団体」「自警団」「遺伝子研究部隊」「永炎の同志」の5つの勢力に分かれていて、どの勢力も例外なくヤンキー集団です。
彼らは『パルワールド』の世界で協力したり対立したりしながら生活しています。
それぞれの勢力のトップは「塔のボス」として戦うことになりますし、ときどき拠点に遊びに来て素材をくれたりレアなパルを捕まえるチャンスをくれたりするので、プレイヤーである僕たちにとっては馴染みのある存在ですね。
でも、僕たちプレイヤーと地元の方々がどうしてパルモンバトルをするのかは……よく分かりません。
実際のところ「塔」が何のためにあるのかは地元の方々もよく分からないようです。
「ポニーテール禁止」とか「シャーペン禁止」とか、誰の何のためにあるのかよく分からない校則みたいなものなのかもしれませんね。
そんな地元の方々の日常も、各地に落ちている「日記」から知ることができます。
実は良い子な「ゾーイ・レイン」
「密猟団」の「ゾーイ・レイン」は泣いても殴るのをやめてくれなさそうな見た目に反して心優しい女の子です。
彼女は密猟団の幹部の娘として生まれましたが、密猟団の活動にはあまり前向きではないようですね。
ゾーイちゃんの相棒である「エレパンダ」は密猟団に捕まっていたところを彼女が助けたことで仲良くなりました。
ゾーイちゃんは塔を守る役目に疑問を感じたり、外の世界への憧れがある普通の女の子のようです。
まあ、その割にはチュートリアルではいけいけな感じで、初心者プレイヤーに容赦のない「洗礼」をしているような気がするんですが……。
もし『パルワールド』の世界にアニメや漫画の主人公のような人がいたら、ゾーイちゃんがヒロインのような気がします。
ただ残念なことに、道徳とか倫理とか喪失した悪役なプレイヤーしか『パルワールド』には来ないので、彼女がヒロインになることはなさそうです。
全然こっちの話聞いてくれなさそうな「リリィ・エバハート」
「パル愛護団体」の「リリィ・エバハート」はかなりの過激派です。
リリィさんにとってパルは信仰の対象らしいのですが、「パルのために死ね」という彼女が唱える教義の1つです。
なので、リリィさんがパルを保護している「禁猟区」では、彼女の依頼で派遣された「自警団」が侵入者を見つけ次第殺すことになっています。
ゾーイは菓子折りを持っていけば結構話を聞いてくれそうな感じですが、リリィさんはご挨拶すらさせてもらえないかもしれません。
『パルワールド』ではゾーイちゃん派とリリィさん派の二大派閥があるらしい、リリィさん派になるためには美術館でトマトスープをぶちまけるくらいの気合……?が必要かもしれませんね。
ちなみにリリィはパルのことを大切に思っているようですが、「パル愛護団体」のみなさんはどうかというと……
パルを捕まえて閉じ込めています。
リリィが「愛護団体」の大きすぎる収入を気にする様子がありますが、彼らも「密猟団」同様にパルでお金稼ぎをしていると思われます。
「愛護」ってついてるのに不思議だとは思っていたんですが、こういうことだったんですね。
もしかすると「束縛も愛情の表現の1つだよ」ということなのかもしれませんが、特殊な愛情表現はもう少し人目につかないところでやって欲しいものです。
ジムリーダーな「野郎」たちの話
ここからはジムリーダーな「野郎」の方々のお話です。
なんか雑な扱いで3人まとめて紹介しますが、僕のやる気がないというわけではなく公式もやる気があまりない気がします。
文章量が露骨に減り過ぎな上に「アクセル・トラバーズ」は日記が1つしか用意されていません。
多様性の時代なので、男性キャラクターにもう少し優しくしてあげて欲しいですね。
悪の組織だった自警団のボス「マーカス・ドライデン」
自警団のボスである「マーカス・ドライデン」の日記を読むと、自警団がろくでもない組織であることが判明します。
彼らはアブナイ薬を流通させて儲けて、その薬を使っている人を取り締まって罰金で儲ける……というマッチポンプを行っているのです。
僕が住んでいる世界にも「君、今お金使ったよね? じゃあお金払ってね♡」っていう社会システムがあるのですが、それと同じくらい悲しくて残酷な商売ですね……。
ちなみに薬の材料と思われる「きれいな花」は禁猟区でたくさん採ることができます。
自警団にとって、リリィさんからの禁猟地区の警備の依頼は願ったり叶ったりなのかもしれません。
見た目通りの「ビクター・アシュフォード」
「ビクター・アシェフォード」さんは見た目通りのマッドなサイエンティストで、パルとパルをびとっとさせて新しいパルを生み出そうとしているようです。
……僕たちとやってること完全に同じですね。
やっぱり男の子は合体にロマンを感じちゃうものらしいです。
失踪中の助手・アレックスがいるみたいで、もしかすると今後の物語に関わってくるかもしれません。
「アクセル」さん……?
えーっと……。
はい。
僕は全然いいと思いますよ。素敵だと思います。
個性って大事ですよね。
ちゃんと韻を踏めて上手だなって思います。
アクセルさんの日記はこれだけなのですが、もし日記の続きが書けたら……。
ぜひ読ませてくださいね。
とりあえず大きな木が気になるので新エリアの実装が楽しみ!
正直なところ『パルワールド』のストーリーはだいぶ薄味……ですが、結構色々と散りばめられてはいるので、『パルワールド』開発の「やれそうだったらストーリーも頑張る!」という意思が伝わるようなそんな気がしています。
日記を通して、ゾーイちゃんが思っていたよりもずっと良い子だなっていうのが知れて良かったなと思いました。
黒い歴史が作られる瞬間も感じましたけど。
みなさんは日記を書くときは人に見つからない場所に保管するようにしましょうね。
コメント
アホほど笑いました、ありがとう
リリィさんの日記の内容(不審な収入)って他の日記と繋がって分かるのかなって思ってたら特にそういうこともなくあれっと思ってたんですけど
確かに愛護団体もパル捕らえてるアジトありますし密猟団と変わらんやり方で…ってことですねー
コメントありがとうございます!
リリィさんちょっと不憫なようなそうでもないような気がしちゃいますね!
「愛護団体」という呼び方も元は他勢力からの皮肉だったはずで、リリィさんが愛護団体の”創設者”と表記されているので、だいぶ謎の勢力……。
ストーリーが追加されてその辺掘り下げられてもらえると嬉しいんですけどね~。